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悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない  作者: 汐留ライス
Chapter 7『スーパー幼女大戦』
56/143

#56「神学論争」

「ワシはこの町の研究所で所長をしておる、お茶ポエム博士という者だ」


 老人は演説の間は足場にしてたビールケースから下りると、そこにちょこんと座って切り出した。けどそんな、全ての自治体に研究所が完備されてるみたいに言われたってこっちも困る。


「は、はあ」


 困った挙句にマヌケ極まりない返事をしてしまうと、即座に後ろでロロロが「マヌケ極まりなき返事ぞ」と率直な感想を告げてきた。わかってるんだよ自分でも。


「ワシはかねてより、ちっちゃい女の子にえっちなイタズラをしたいと願い続けてきた」


「どうしてこいつは、これまで逮捕されずに生きてこれしか」


「俺に聞くなよ」


 俺とロロロの困惑を華麗にスルーして、お茶ポエム博士は続ける。その横では相変わらず、ロリ巨乳のメイドが無言で突っ立ってる。


 年齢差を見る限り、お孫さんだろうか。俺だったらこんな、近所の公園でハトにエサをやって異常繁殖させてそうな迷惑老人が祖父だったら耐えられないなあ。


「しかし! 現実の幼女には胸がないではないか! どいつもこいつもぺたーんとしておって、揉みがいのないヤツらばかりだ」


 そりゃ主に第二次性徴前の子なんだから、胸がないのは当然だろう。けど、問題なのはそこじゃない。


「揉んだの!?」


「あんなの誰が揉むか。両手でお山の感触を味わうのに意味があるのだ。板なんか揉んで何が楽しい」


 そこまで言われたら、俺だって黙っちゃいられない。


「それがいいんじゃないか!」


 貧乳派ロリとして、そこだけは譲れない。たとえ相手がイカレた老人だろうが、絶対に負けられない戦いがあるんだ。

 さーて、次回の「悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない」、略して「ウミガメ」は?

 かるかじゃ。吾も今でこそつるぺたじゃが、神力が回復して元の体型に戻ればもっとスゴいのじゃ。70年後を楽しみに待たれよ。

 次回、「巨乳兵器」。ぜってえ読むがよいであろ!

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