#48「猫神対応」
「吾の名はかるか。ねこ神である」
猫耳の女の子はそう名乗ると、チェリーが自販機で買ったお茶をグビグビ飲み干した。当然のようにちなつことチェリーにお金を請求されたけど、これはカツアゲとは違うんだよね、ね?
それにしてもこのかるか、見たところ5、6歳ってところだろうか。いくらロリコンの俺でも、さすがに手を出すには幼すぎる。
「あと2年くらいしないとストライクゾーンには入ってこないなあ」
「それでも7、8歳じゃねーか」
チェリーの無粋なツッコミは聞き流して、改めてかるかを見やる。
「で、こんなとこで何してたの。迷子か?」
「子供扱いするでない。吾はねこ神じゃぞ」
こっちはそもそもねこ神が何なのかから知らないんだけど、察するに神様の類なんだろうな。そりゃ悪魔や天使がいるんだから、神様だっていても不思議じゃない。
「で、その神様が何してたの。迷子か?」
「扱いが変わってないであろ!」
プンスカ怒るかるか。そんな仕草もかわいいなあ。今から2年後が楽しみだ。もっとも、2年後のロロロはもっとかわいいけどな!
「吾は天気がよいから木の上でお昼寝しておったのじゃが、いつの間にか下に落ちておったようじゃの」
「フツーそこで起きるだろ……」
チェリーもツッコまざるをえない。猫だけに言動もフリーダムなんだろうか。
なんてチェリーとふたりで呆然としてると、背後から声。
「おう、メギドにチェリー。こんなとこで何せしぞ」
振り向けばロロロが、コンビニの袋を持って立ってる。
「だからその名前で呼ぶなって……」
チェリーが訴えるけど、まあ聞き入れられないだろうね。
さーて、次回の「悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない」、略して「レジョモワ」は?
メギドです! ロロロと結婚したのをきっかけに、俺の周りに急に幼女が増えてきた気がするよ。モテ期でも来たのかな? まあ中には長谷皮みたいに成人女性もいるけど。
次回、「仇敵再会」。ぜってえ読んでくれよな!




