表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない  作者: 汐留ライス
Chapter 5『人造Midnight伝説』
42/143

#42「共闘崩壊」

「それじゃあ今度はアタイから行かせてもらうぜ。必ず殺すと書いて必殺、メンチハリケーン!」


 チェリーが叫びながら竹刀をぶん回すと、その先っちょからピンクのレーザーめいたヤツがらせんを描きながらセリエルに迫る。光は直進するもので、そんな動き方をするはずないなんてことは、今言わない方がいいんだろうな。


「ロロロさん、ここは防御を!」


「無論ぞ!」


 言われるまでもなく、ロロロは両手をかざして防壁を展開する。


 セリエルの後ろで。


「え?」


 呆然とするセリエルの正面から、メンチハリケーンが直撃。


「ぐはっ」


 そのまま弾き飛ばされて、後ろの防壁に背中から叩きつけられる。


「ぐははっ」


 ロロロとチェリーの魔力に挟まれる形になったセリエル、力尽きてその場でバタンのキュー。


「もー、早くさがらざれば防壁入れなきぞ。もっとスピーディーに動かれよ」


「おまえ、心底楽しそうだな」


 大成功と言わんばかりの満面スマイルを浮かべたロロロだけど、キッと真顔に戻ってチェリーに告げる。


「これで邪魔者片付きし。こっからがガチの勝負なりしぞ」


「さては最初からそれが狙いか」


 俺のツッコミはスルーして、チェリーを見据えるロロロ。チェリーも竹刀を片手に、不敵な笑みを浮かべる。中学生のする顔じゃねえよ。


「面白ぇ。それじゃあアタイも、全力で行くぜ」


「よかろうぞ。おいメギド、その役立たずを運び出せ」


「はいよ」


 ロロロに言われて、俺は失神してるセリエルwithチェーンソーを危なくない場所に移動させる。抱えた際に二の腕のプニプニした感触が両手に伝わって、まさにお好きな人にはたまらない状態。ずっと幼女の二の腕をプニプニできる天国とか行けるなら、今すぐにでも善行を積むんだけどなあ。

 さーて、次回の「悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない」、略して「ジョラメデ」は?

 メギドです! 娘でもいない限り、幼女を合法的に触れるチャンスってなかなか貴重だよね。もしあったら色々なものに感謝してありがたく堪能しよう。もちろん非合法に触るのはダメ、絶対!

 次回、「駅前無残」。ぜってえ読んでくれよな!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ