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悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない  作者: 汐留ライス
Chapter 4『揚々町印度化計画』
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#28「好球範囲」

 日曜日のショッピングモールに、いきなり現れた殺戮天使のセリエル。手にはもちろんチェーンソー。物騒なこと山のごとしだ。


「また出でしか、出オチ天使」


「誰が出オチでして!?」


「まあまあロロロも落ち着けよ。あの天使は自分とロロロとの間に超えられない力量差があって、無謀な負けバトルをくり返すだけなのを自覚してないだけなんだから」


「何気に人間の方が失礼ですの!」


 ぶちキレるセリエル。この子はいじればいじるほどリアクションが面白くなるなあ。なんて思ってたら彼女が不敵なスマイル。


「ですが、今日は貴方どもを始末するために、スペシャルゲストを用意いたしましたわ。さあ、おいでなさい!」


 セリエルに呼ばれて結界に入ってきたのは、セーラー服を着た女の子。どこの学校かわかんないけど、大人びた感じから推測するに高校生だろう。


 ロリコンって1ワードでくくっても、そのストライクゾーンは人によってバラバラで、小柄で童顔なら大学生や20代くらいまで行ける高め狙いの人もいれば、小学校入学前なんていうほとんどゴロみたいなところしか手を出せない強者もいる。


 俺の場合は小学校中学年から中学生くらいがメインターゲットっていう、ロリコンの中でもわりとオーソドックスなところなんじゃないかって思う。まあ社会的に見たら全員残らずまるっと変態なんだけど。


 要するに俺が言いたいのは、セリエルの呼んだ彼女は俺のストライクゾーンよりは高めだなあってこと。そんな感想を知ってか知らずか、彼女は俺とロロロに向かって名乗り始めた。


「私の名は頑河がんがナン。趣味で悪魔祓い(エクソシスト)をやっている者だ」

 さーて、次回の「悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない」、略して「クジカラ」は?

 セリエルでしてよ! アタクシがとあるルートからお呼びした助っ人が、次回は暴走したお掃除ロボット並みに猛威を振るいましてよ。覚悟なさるがいいですわ!

 次回、「悪魔祓師」。ぜってえお読みあそばせ!

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