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悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない  作者: 汐留ライス
Chapter 2『天使が来たりてヘヴィメタる』
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#16「一撃必殺」

 攻撃をよけられても気にした様子を見せず、さらにチェーンソーをぶん回して追撃してくるセリエル。とんだサイコ天使のお出ましだぜ!


「メギド、とりあえず当たるな。斬られたら痛きぞ」


「痛いどころの騒ぎじゃねえだろ」


 当たるなの響きだけで強くなれる気もしないし、そんな簡単によけられるなら苦労しない。実際セリエルは後先考えずに特攻天使Aチームなワケで、毎回よけるのもフルパワーを投入してやっとギリかわせるってな塩梅。


 とはいえロロロが斬られるのは論外だし、俺が斬られたらロロロは東京侵略の拠点を失って困る。何しろ自分で洗濯機も回せないんだから、この現代日本に彼女だけでまともに生活できるとは思えない。


 なので、まずは当たらない方法を模索する。アンサーはすぐに出た。


「ヒャッハー、ゴォトゥヘッヴゥゥゥン!!」


 とても天国へ連れてくとは思えない奇声を発しながら突進してくるセリエル。俺は大きく振り下ろされたチェーンソーを全力でかわして彼女の背後に回ると、ガラ空きのうなじを指先でつっついた。


「あひゃあ!!」


 愉快な悲鳴をあげてビクンビクンとのけぞり、思わずチェーンソーを取り落とすセリエル。そこへロロロがすかさず猛ダッシュしてきて、彼女の顔面に渾身の左ストレートを叩きこんだ。


「ギャヒー」


 セリエルは元気よく吹っ飛んで、通りの自販機に頭から激突。大量に吐き出された缶ジュースにまみれて気絶したセリエルを放置して、ロロロは図書館へとずんずか向かって行った。

 さーて、次回の「悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない」、略して「アクヨセ」は?

 メギドです! 幼女のうなじっていいよね。細くって柔らかそうで、合法なら何時間でもつっついてられるのに。合法ならな!

 次回、「逆襲天使」。ぜってえ読んでくれよな!

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