表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない  作者: 汐留ライス
Chapter 15『イロトリドリ ノ セカイはこわれたおもちゃだから』
132/143

#132「迷走道中」

「混沌には混沌を!」


 ムシャ子が叫びながら理科準備室のドアを開けると、ドアの向こうは森。


 俺にはこの世界で教師として過ごしてた記憶も残ってるけど、当然ながら学校がそんな愉快な構造になってるワケがナッシング。


 そしてその森から、何やら物騒な大剣を持った赤髪ショートの少女が出てきた。


「さあアニー、ここにいる有象無象を残らず叩き斬ってしまいなさい」


「あはは、いきなり呼び出してすぐ命令なんて、落ち武者さんは人使いが荒いなあ」


 アニーと呼ばれた少女は17、8歳くらいだろうか。筋肉質のアスリートタイプで、その筋肉を見せつけるように防御はかなりシンプル。これであと5歳くらい若かったら、これはこれでアリなんじゃなかろうか。


「誰が落ち武者ですか。私はムシャ子です」


「はいはい、債務者さん」


「だーかーらー」


「その漫才はいつまで続きしか」


 俺が気になってたクエスチョンを、ロロロが先に尋ねてくれた。ムシャ子は苦虫を噛まずに丸呑みしたみたいな顔で答える。


「私は一刻も早く打ち切りたいんですけど、こいつはナチュラルにボケてくるから勝手に漫才みたいになってしまうんです」


「あはは、ムシャムシャさんは毒舌だなあ」


 アニーはそう笑ってからこちらに向き直り、唐突に名乗りをあげる。


「ボクの名前はえーと、アニー・クラブイーター。フリーの暗殺者だよ」


 手の中にカンペでもあるみたいに読み上げる。他人だけじゃなくて、自分の名前も覚えられないのかもしれない。


「さて、武者小路さんがうるさいから、そろそろマジメに仕事しようかな」


 アニーはつぶやいて、大剣を構える。持ったままで国会議事堂の近くをウロウロしてたら、問答無用で逮捕されそうな物騒な剣だ。


「秘技・血みどろ天使(ブラッディエンジェル)ぞ!」


 ロロロは叫びながらセリエルの頭をむんずとワシ掴みにして、元気よくアニーに投げつける。


「ひいいいい!!」


 悲鳴をあげながら飛んでくるセリエルを、構わず両断しようとアニーは大剣を振るう。そのまま2分割されるかと思ったけど、ギリギリのところでセリエルが刃をチェーンソーで受けて回避。


「死せ!」


 そこへロロロは火球を打ちこむ。セリエルが巻きこまれても気にしないっていうか、最初から巻きこむつもりで打ったんだろう。


「喰らいやがれ、メンチハリケーン!」


 さらにムシャ子へはチェリーが竹刀で襲いかかり、プリンちゃんとナンもミサイルや黄魔術で追撃。


「あはは、こりゃ分が悪いね」


 アニーは弱気なことを言いつつも、相変わらずヘラヘラ笑ってる。


「もうとことんやってやります。こっちの援軍はアニーだけじゃないですよ!」


 ムシャ子はさらに誰かを呼び出す様子。加速度的に収拾がつかなくなってきた。

 さーて、次回の「悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない」、略して「ニセの奇祭で町おこし」は?

 かばねだよー。かばねー、がっこうー、たのしかったー。またー、いきたいー。いいよねー?

 じかいー、「設定崩壊」。ぜってえ、よめー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ