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悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない  作者: 汐留ライス
Chapter 15『イロトリドリ ノ セカイはこわれたおもちゃだから』
131/143

#131「混沌顕現」

「えいやっ」


 今この場にいる中で唯一、元の設定を思い出してなかったちなつにロロロが手をかざすと、あっさり覚醒。


「魔法上等恥無恥無チェリーだゴラァ!」


 すぐさま魔法少女に変身して、ムシャ子にガンを飛ばす。


「あれ、そんな簡単に記憶を戻せるなら、俺とキスする必要なかったんじゃ――」


「褒美と言いしぞ」


 にらむロロロ。ハイそうですね、俺も嬉しかったのでノープロブレムです。


「アレ絶対、自分がしたかっただけだぜ」


「欲望垂れ流しだのう」


「おっしゃる通りですドクター」


 小声でヒソヒソ話すチェリーたち。けど俺に聞こえてるってことは、絶対ロロロにも聞かれてる。


「おまえら後で1発ずつビンタぞ」


 空気が険悪になってきたから、とりあえず話を逸らす。


「それより俺の記憶も戻ったんだし、博士はもう元の姿になってもいいんじゃないの?」


「何を言うか。あんなジジイの姿よりも、幼女でいる方がよっぽど嬉しい楽しい大好きだ。今はこんな貧相な乳だが、毎日揉んでおれば巨乳になるだろう」


「おっしゃる通りですドクター」


 せっかくのいい貧乳なのに、わざわざ大きくしちゃうなんてもったいない。そんな思考が自然に出てきて、やっぱり俺はロリコンなんだなあとしみじみ実感。俺みたいなのは、絶対教師にしちゃいけないよ。


「えーい、こうなったらまとめて皆殺しにしてやります」


「できると思いしか。おまえの相手はここに居りしだけではなきぞ」


 ロロロの言葉を裏付けるように、外から声が聞こえる。


「ロロロ、吾らも助太刀いたすのじゃ!」


「母上、父上、拙者らの記憶も戻ったでゴザルよ!」


「かばねー、むしゃこー、きらいー」


 さっきまではクラスの児童だったかるかたちも、元の設定に戻って参戦してきた。さらに。


「私からカレーを奪うとはいい度胸だ。黄魔術の威力を、存分に味わわせてやろう」


 ここまで姿を見せなかったナンも、給食の配膳室から大鍋を持って出てきた。


「適当な場所がないからという理由で、女子高生Aなどと雑にモブ扱いした恨み、決して忘れはしない」


 どうやら私怨もかなり混ざってる模様。


「ソドミと詰恋もこちらへ向かいし。もはやおまえに逃げ場などあらじ。四面どころか360度楚歌まみれぞ!」


 ロロロにビッシビシと指を突きつけられて、絶体絶命のムシャ子。さすがに観念するかと思ったら。


「こうなったら、こちらも奥の手です。目には目を、混沌には混沌を!」


 叫び声と同時に、廊下の景色が歪んだ。

 さーて、次回の「悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない」、略して「かわいいパンダを爆破する」は?

 ロロロぞ。メギドが指輪なくせしはムカつけど、すぐに新しき指輪を着けしは殊勝ぞ。尻穴に20連発花火をぶっ挿して着火する程度で許してやらむ。

 次回、「迷走道中」。ぜってえ読んでくれよぞ!

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