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悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない  作者: 汐留ライス
Chapter 14『SAN SAN SAN さわやか惨劇』
123/143

#123「刺客乱入」

「教えてくれよ、そのロロロっていうのは、どんな悪魔なんだよ」


 俺が尋ねると、博子は「うーん」と困惑する。


「そりゃロロロについて、ワシの覚えとることを話すのは簡単だ。しかし、おまえが自分で思い出さんと意味がないだろ。あいつと誰よりも長い時間一緒にいたのは、おまえ自身なんだから」


「うーん」


 博子の言うことは正論なんだけど、正直ノーヒントで思い出すのはツラい。


「思い出さなくていいです」


 突然聞こえてきた別の声。見ると店の入口から、セーラー服の女子高生が店員の制止を振り切ってずんずかこっちに向かってくる。


「まずい、ムシャ子だ」


 急に慌て出した博子が逃げ出そうとするけど、それより先にJKがボックス席の前に立って逃げ道をふさいでしまう。


「運営ちゃんが余計な仕事を増やしたせいで、監視が甘くなった隙を突かれました。世界に悪い影響を与えないように、今度こそ始末します」


 何か不穏な空気になってきたので、俺も席を立ってムシャ子とかいうJKと対峙する。


「俺のクラスの子に手出しはさせない」


「いいんですかそんな強気で。今のあなたは死んでも蘇生してもらえないんですよ」


「前の世界では蘇生されてたのかよ」


 つくづく異常な世界にいたんだな、俺は。


「いや、アタイだけ黙って見てるワケにはいかねえ。やるならアタイも助太刀するぜ」


 ちなつも加わってきた。これで3対1だけど、ムシャ子は余裕の姿勢を崩さない。


「いいです、こうなったら1人殺すのも3人殺すのも同じです」


 不穏なことを口走るムシャ子。武器とか出す素振りはないんだけど、こいつなら素手でも平気で人とか殺しそうだ。


 博子とちなつをかばいきれる自信はないけど、この中じゃ最年長だし、やるだけのことはやらなきゃいけない。そう思って拳を握った矢先。


「お客様、いかがなさいましたか」


 ファミレスの店内には明らかに不似合いな、巨乳のメイドさんがすっ飛んできた。メイド喫茶でもない普通のファミレスで、どうしてそんな格好してるのか。


「当店の店長です」


 そして、メイドの店長を見た途端に博子の表情に安堵の色が浮かぶ。


「無事だったか、プリンちゃん」


「おっしゃる通りですドクター」


 店長は即答した。

 さーて、次回の「幼女が出没! アド街ック天国」、略して「幼女天国」は?

 川本ッス! 先輩とはまだ連絡が取れてないみたいッス。早く帰ってきて、ボクの仕事を減らしてほしいッスよ。

 次回、「刺客退散」。ぜってえ読んでくれッス!

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