#117「学園展開」
俺の名前は賽河原メギド。
小中一貫の私立高である聖☆揚々学園っていう、風俗店みたいなネーミングの学校で教師をしてる。
「先生、さようならでゴザル」
「さようならなのじゃ」
「また明日、お会いいたしましょう」
「かばね、かえるー」
俺が担任をしてる4年蛹組は、口調のクセがすごい児童が多いけど、みんないい子ばかりだ。
職員室に戻ると、日報を書いたり明日の授業の準備をしたりとすることはたくさんある。正直、楽な仕事じゃないけど、児童たちが毎日成長する様子を見られるのを思えばこれくらい苦にならない。
「先輩、少し休んだ方がいいですよう」
後輩の長谷皮が、コーヒーの入ったマグカップを机に置く。
「あっ、ありがとう」
「先輩、無理しすぎですよう。見ているこっちが心配になるんですう」
「そりゃごめん」
マウスを動かす手を止めて、コーヒーを飲む。熱すぎない、適度な熱が心地いい。
マグカップを片手に、しみじみと思う。忙しいけど楽しい仕事。よくできた後輩。そして何より、かわいい児童たち。
毎日が充実してて、とても幸せだ。
そのはずなのに、最近になって毎日のように思う。
何かが足りない。
さーて、次回の「君たちは幼女とどう生きるか」、略して「幼女と生」は?
吊天井詰恋です。撮影が終わって日本に戻ってきたのですが、メギドさんから連絡がありません。エンデレデ星からの電波も来ませんし、いったいどうなっているんでしょう。
次回、「転入幼女」。ぜってえ読むといいらしいですよ。




