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悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない  作者: 汐留ライス
Chapter 1『センチメンタル邪悪』
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#1「社畜登山」

「山イエー! 登山ヤベえ超楽しい! 週末部屋から一歩も出ないでエロサイト巡回で土日が終わるなんてもう飽き飽きだ! プリズンみたいに窮屈な都会を飛び出して自然とたわむれる、これがオトナな男の休日だぜーい!」


 いきなり山道で奇声を発してるヤバい男は賽河原さいのかわらメギド、すなわち俺。都内の会社で絶賛社畜中の27歳独身。


 春の陽気に誘われたっていうかムラムラしたっていうか、突発的な初期衝動だけで電車に飛び乗って郊外のハイキングコースへ来てみたところ、絶好の行楽日和ってお天気キャスターが言うだけあってあったかい日差しにさわやかな風。そして空気がうまいのよ、比喩じゃなくて。空気だけで白飯3杯食えちゃうぐらい。


 これを快適に感じられないなんて言うなら、週に5日満員電車にギュギュッと詰めこまれながら出勤して、ひたすらディスプレイの表計算ソフトをガン見する作業に従事してみろってんだい。外気に触れられるだけで天国だから。


「けど、思ったより女の子いないなー」


 山は楽しいんだけど、ひとつだけ残念なのは、ここに女の子がいないこと。子供服のチラシを見るだけで心がほっこりするナチュラルボーンロリコンの俺としては、家族連れで登山に来た薄着の幼女とすれ違ったりして、生腕生脚でもチラ見できたら言うことナッシングなんだけど、残念なことに四方360度をぐるんぐるん見回しても幼女の気配は皆無。


 そのせいでせっかくの楽しい登山なのに、極上のネタとシャリを融合させた超高級寿司に醤油をつけないくらい物足りない。崖の上から「幼女が好きさー」って叫んでも「すきさー」ってやまびこが返ってくるばかり。侘しいのう。

 さーて、次回の「悪魔幼女が俺の嫁なら世界が敵でも怖くない」、略して「悪嫁」は?

 メギドです! 夏っていいよね! 薄着の幼女や水着の幼女を、通報されない程度に離れた距離から見てるだけでも癒されちゃう。1年中ずっと夏ならいいのに!

 次回、「社畜遭難」。ぜってえ読んでくれよな!

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