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歩行戦車でダンジョン攻略  作者: 葛原
攻略
114/115

5-32 そして始まる物語


映ってる?映ってる?聞こえる?OK?


よしよし。


どうもみなさんこんにちは!みんなのアイドル関ちゃんです!


僕たちが徴兵を解かれてから一週間が経ちました。

その間、一切の音信が不通になっていたことをお詫びいたします。

いやね、もうほんと、いろいろあったんですよ。


特に僕たちが徴兵解除されて?基地から追い出されて?ただの一般人に戻って?

その時に起こりましたよね。皆さんの記憶にも新しい奴ですね。


はい。ダンジョン、新しくできました。


僕たちがいた西富士駐屯地から一転、富士山を挟んで反対側の富士駐屯地付近。

あのあたりにぽっかりと空いた大穴から、再び出てきた魔物たち。


いきなり出てきて大騒ぎになりましたよね。

幸い、自衛隊駐屯地の目の前に出現して、西富士駐屯地のダンジョン用に周辺基地に戦力が集中させられたおかげもあって、奇跡的に犠牲者居ませんでしたけどね。

ええ、ホント。奇跡的でしたね。アレ。


ダンジョンが新たにできたおかげで世界の学者様たちはまあいろんなことをすったもんだと議論の種に尽きないようですが、とりあえずそんなことは置いておきますね。


そんな大騒ぎがあった間、私たちが一体何をしていたのか!


その答えは今、皆さんが見ている画面の中にあります!


そうです、MULSです!MULSがたくさん!ここに居ます!


何でそんなことになっているのか、答えは皆さんご想像の通りになります。

私達、この度、社名を佐倉製図としダンジョン内の調査を請け負う民間企業として発足いたしました。


ぶっちゃけて言いますと、徴兵して無理やり働かせるのに問題があるので、形だけでも民間企業として出来上がった会社ですね。


ええ、内部はMULSを100機以上抱えた、ちょっとした軍団規模の勢力を持つ製図会社の完成です。事実上の民間軍事会社ですね。

もう政府の苦悩の果てが見えたような気がします。

まあ、そんな会社を野放しにはできないってことで、社長はもちろん、今までの上司だったミオリさんでっす。

ミオリさん喜んでましたよ。大笑いしてました。これで思い切りしばけるって。

誰かタスケテ。


コホン。まあ冗談は置いておいて。そんなわけでボクはこの会社の広報担当として活動することになります。

つまり、これから定期的に動画を大々的に取っていくことになりました!

諸手を上げて僕の動画を世界の皆様にお届けするのです!ボクの天職はここだった!ヒャッホオオオウ!最高だぜええええ!


……コホン。すみません取り乱しちゃいました。


さて、そんな僕たちの状況ですが。さて、それでは早速動画の配信を始めていきたいと思います。


といっても、以前とあまり変わらないんですけどね。


はい。変わりません。映す人たちも変わりません。


そうです。イツキ君もミコトちゃんも、晴れてここでダンジョンの探索に参加することになったわけです。


んで、この二人に対して、実は水面下でちょっとした話が進んでしたんですよ。

今回情報が解禁されたのでそれも一緒に発表いたします。


イツキ君たちの一連の馴れ初めを含めた一連の出来事がですね?何と、映画化されることになりました!


最初は馴れ初めの方も僕は記録に撮っていなかったから頓挫しかけたんですけどね?なんとまあ当時の様子を聞いた協力者が約3名、是非にと話を聞かせてくれまして、晴れて映画化ということになりました。


いやー凄いですよ。中身、シナリオ。ドラマもびっくりの超展開。できたら皆、見に来てね?


あ、そろそろ準備も終えて、探索が始まりそうなので最後に一つだけ。


ええ。この番組を流すにあたって、さてどんなタイトルで始めようかと悩んでいたんですよね。


で、まあ、チョーっといろいろ悩んでたんですけど。最終的にこれでいいかなっていうのがあったんですよ。


うん。これ以上のタイトルはなかなかないかなって。


というわけで、これをタイトルで行こうと思います。





いよいよ時間もないですね。それではいきます。





『歩行戦車でダンジョン攻略』はっじまっるよー!





はい。というわけで歩行戦車でダンジョン攻略。ひとまずの区切りとさせていただきます。

一応続けて書こうと思えばかけるので、気が向いたら書いてみようかな?

まあ、次書くときは別の作品書きますから、その先になりますけど。


以前からチョコチョコと小説を書いていましたが、人の目に晒す初めての作品になりました。

書いてみた感想ですが、商業で小説書く人たちってすごいですよね。

私自身、この話書きながらああでもないこうでもない、あああああそんな書き方しちゃらめぇ!

なんてことがもう何度も何度もおこって碌に考えず書き始めた当時を恨んだりしたり。

正直、キャラクターを作ったはいいもののうまく動かせなかったりしてますしね。

反省反省。反省ばかりです。


それでも書き続けられたのは、ひとえに読んでくださる皆さんのおかげです。

評価に関してもうれしかったです。日間1位になったりもしましたしね。

尤も、一番効いたのはやっぱりPVですね。

評価はする人しない人まちまちですけど、PVだけはごまかしようがないですから。

「ホレホレ、評価は嘘ついても、PVは嘘つけんよなぁ!」

的な感じでニヤニヤしてました。

本当に、読んでくれるだけでうれしかったです。ありがとうございました。


あ、話としてはこれで完結ですが、明日ちょっとした小話を入れますので、それを含めての簡潔とさせていただきます。ご了承ください。


ちなみにですが、この作品を書くに当たって強い影響を受けたフロントミッションのスピンオフ。

LEFT ALIVEが明日2019/2/28より発売です。

フロントミッションの新作が出ると聞いて思わず書いたのがこの作品になりますね。

MULSの元になったヴァンツァー(というかそのまま)がどんな動きをするのか、実際に体験してみてもいいのよ?


俺は買うけどな!予約したけどな!


というわけで俺はこれからノオヴォスラヴァの難民やってきます!WAPだゼニスだローラーダッシュだぁ!


ひゃっはぁー!最高だぜええええ!


というわけで、また逢う日まで。ご愛読ありがとうございました。



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