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能力世界で時支配  作者: トニーひろし
学園入学編
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第16話 合格発表






「やっと合格発表の日だね。」


メイテスが緊張した顔で言う。そう、今日は合格発表の日だ。


あの壮絶な入学試験からすでに2週間が経過して、俺とレーティシアの傷はすっかり治っていた。


「そんなに緊張しなくてもいいんじゃないかな?試験はもう終わったんだし、何しろ僕達はほぼ確実に合格してるしね。」


そうだ。何を緊張する必要があるのだろうか?


「そうは言われても緊張するの!緊張しないのー?」


俺たちに聞いてくる。


「俺は特にしないな。」

「僕も。結果が分かりきってるしね。」

「やるだけのことはやりましたし・・・。」

「私を落とすなんてどうかしてるわ!」


メイテス以外は大丈夫そうだ。って言うか、レーティシアはちょっと傲慢すぎない?


「レーティシア様ー!」


なんて考えていると赤目赤髪の女の子が走ってきた。レーティシアの知り合いだろうか?


「レーム、どうしたの?」

「いえ、もう少しで合格発表があるのでお探ししておりました。すぐどこかに行かれるのですから・・・。」


レームと呼ばれた少女はお疲れ気味だ。気が強く、お転婆なレーティシアの事だ。いつも振り回されているのだろう。


大丈夫だろうか?


「それで、こちらの方々は?」


その少女はレーティシアに尋ねる。俺も貴方がどちら様か知りたいものだ。


「こちらはアブビノの村出身のCランクパーティだよ。ちっさい女の子がクテア。」

「よ、よろしくお願いします。」


無難な挨拶だ。


「巨乳のメイテス。」

「おっおい、その紹介はやめて!」


ちょっとメイテス必死そうだ。


「金髪でイケメンのユウヤ。」

「て、照れるなぁー。」


嬉しそうだな。


「それでこれがミグルだ。」

「おい、人をこれというな!」


即座に突っ込みを入れさせていただきました。


レームさんは俺の名前を聞いて目を細めた。


「へぇー、この方がレーティシア様を倒した方ですか。あまり強そうに見えませんね。」


まあ、能力のあるこの世界では強そうに見えるかどうかなんて大して関係ないけどな。


「で、こっちはレーム。正確な名前はレーム フォン アテスシア。私の幼馴染兼護衛役なの。」

「レーム フォン アテスシアです。一応トーナメントではベスト8に残ったのでみなさんと同じ特進クラスだと思います。よろしくお願いします。」


レームも無難に挨拶する。


って言うか護衛役ほっといて今まで一人で行動して来たの?レーティシア大丈夫?


そんな事を考えていると合格発表のボードが設置され、遂に門が開いた。


俺たちは自分の名前があるか無我夢中で確認する。よっしゃ、あった。


「やったー、合格だ。」

「えっ、名前ない・・・。」

「やだ・・・。」

「キャー、あったー!」


周囲からは様々な声が聞こえてくる。


落ちた人はかわいそうだな。


みんなも自分の名前があってホッとしているようだった。


そしてちょうど横に貼ってあった特進クラスの生徒表を見る。


因みに特進クラスは学年の代表的立場であるため、このようにはり出されるそうだ。


・・・面倒くさいことこの上ないが。


まあ、それと引き換えにかなりお得だから是非とも入りたい。


ここにはこう書かれてあった。


以下の者は特進クラスである。


序列1位:ミグル

序列2位:レーティシア フォン ロート

序列3位:マクギリス フォン スペンロー

序列4位:ユウヤ

序列5位:クテア

序列6位:ノーラ フォン パーリ

序列7位:メイテス

序列8位:レーム フォン アテスシア

序列9位:サキ

序列10位:デレース フォン フライテス


デレースの奴、特進クラスに入れたのか。悪運の強い奴め。


これを見て思った事はそれだけではない。


・・・序列って何?




















トニーひろしです。

特進クラスの全員の名前が遂に出ました。

実に適当、ナンチャッテ。

これからもよろしくお願いします。

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