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07 必殺! 斬鉄剣!

「さてと、君の名は?」


 僕は彼女に問いかける。


「私の名前はアリスですわ。それで、そこの愚民、ここはどこなのかしら?」


 アリスと名乗った少女は高圧的な態度で僕に問いかける。


「うん、その前にアリス、君は今、自分が死んでいるという事は理解してるのかな?」


 僕は彼女がどの程度まで自分の状況を把握できているのか確かめるために質問をする。


「何を言ってますの? どこをどう見たら私が死んでいるように見えますの、あなたの目は節穴ですの?」


 ここに来た人間は大抵は自分が死んだという自覚があるが、どうやら彼女はその自覚が無いらしい。


「うんうん、なるほどね、桜花、頼んだ」


 僕は片手を上げ、桜花に合図をする。


「はーいマスター! 必殺! 斬鉄剣!!」


 桜花は虚空から大きな刀を取り出し、アリスに向かって斬りかかった。


 耳をつんざくような悲鳴が聞こえた後、アリスの首が空高く舞い上がる。

桜花「またつまらぬものをムギュ」

エルエル「それ以上言うな、このおバカ」

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