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13 悪い夢であって欲しかった

 気がついたら目の前に見知らぬ男が立っていた。


 自分がすでに死んでいると言われ、妖精に首を刎ねられた。


 普通だったら即死のはずなのに、それでも私は生きていて、だからこそ自分が死んだのだと理解させられた。


 生まれ変わるには未練を解消しろと言われても、私が死んだ理由も、未練がなんなのかも分からない。


 その状態でどうやって未練を解消しろと言うのだろうか。


 これはただの悪い夢で、この狭い部屋の小さなベットで寝て、そして眼を覚ませば元の世界で、また大好きなあの人に会えるのではないかと少し期待していた。


 だけれども、眼を覚ましてみればやはりそこは狭い部屋の小さなベットの中で。


 私は少しだけ涙を流した。

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