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酒場のエリサ  作者: smile
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土砂降りの雨からの…

「ちょっと風が強いね!」左手でなびく髪を必死に抑えるエリサ、右手はルイスの手を握ったまま離したくないからだ。


「そうだな…」急に吹いてくる突風のような風に顔をしかめるルイス。


しかし急に吹き始めた強い風は少し不自然だったルイスがもしかしたらヤバいなと思ったときはもう遅い。

「ッザァァアア!!」っと激しく音を立てて降り始める雨


「うわぁ!」

「きゃぁ!」


お互いに悲鳴をあげる。


すると握っていた右手が引っ張られる、ルイスが走り出したのだ「え?…」何も言わず、小声だったら雨音にかき消されているほどの激しい雨の中を走り出すと、すぐ目の前にあった宿屋に飛び込むルイスとエリサ。

「……ふぅ…」無事に雨をしのげる場所に入ったものの、すでにずぶ濡れになっていてどうにもならない状態だ。外の雨は激しさを増しあっという間に道路は川のようになってしまっている。


「店主、すまないが部屋を貸して欲しい、雨宿りをして服を乾かしたい」

いつの間にか手は離されていてルイスは宿屋の店主と話をしている。まぁ仕方がない、この雨と風の中を出歩くのは危険だ。



……程なくして私達は空いている部屋に案内され一休みすることにした。


しかし…



え?



これって?



まさか?




宿屋の一室に二人っきり?



え?


ぇぇええええ???




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