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介入

連続更新38日目!!

また少し早くなったわよ!



「アブソリュート!」


心剣と協会の剣に絶対能力を付与する。


「ふっ!」


空間を蹴りデカいだけの個体の背になると前足の付け根、後ろ足の付け根、首の付け根に斬撃を放ち技名を呟く。


「ディセラレイト・フォースっ!」


ズッッ!!!


斬撃の受けた場所に徐々に斬り傷が現れ深くなってゆくがドラゴン自身の魔力を回す事により回復する。

しかしディセラレイト系の斬撃はゆっくりと断乃がその技を解除しない限り斬撃が進み続け体内の魔力を消費させる。

遠隔で放てば咆哮によって打ち消されるが直接斬りつければ咆哮の影響はない。

だが超近接で戦わないと行けない為、『死』のリスクが真横に迫る。


「「「「ゴルルルァアアアアアア!!!」」」」


技を放ち効果が現れると複数のドラゴンが一斉に衝撃波を放つ咆哮をした。

衝撃波が目の前に迫る直前に防御が間に合う。


「ディセラレイト・ガーディアン!!!!」


円状に斬撃の壁を作りそれを瞬時に5個作成する。


バリッッッバリィッ!……パキッ!


何とか最後の一枚は突破されずに済んだ。


(たった数匹でこの威力ならまだ周りの俺を囲んでいるドラゴンも参加したら身が保たないな?!

 魔力変換効率、倍率が良くなって長期戦に対応出来るけどこれだけ多いと決定打に欠ける!)


「デカい一撃が!」


ジッ!!


「必要なんだろうがっ!」


ブゥン!!!


「手数の殺傷力の俺じゃ分が悪い!」


「グルルァアァア!!」


やや小さめの機動力に優れているであろう個体が避けにくく、受け身のとり辛い空中で突進をしかけてくるがそれをすんでの所でかわす。


「お前らデカい図体のドラゴンの癖に乱戦が得意とかふざけんなぁあ!!!!!!」


全力で悪態をついてる隙をついてあるサマーソルトをを仕掛けて来る。


「ちっ!」


横に回転しながら避ける。

しかし避けた先には既に直径だけで1mを越すほどの太い尻尾を振り下ろしたドラゴンがいた。


「ぐっ!!」


ドカァン!!


咄嗟に魔力を暴発させる。

その際に吹き飛ぶ方向を真下にして距離も一緒に取った。

そして偏差撃ちの如く尻尾を振り下ろしたドラゴンを見るとよろめいていた。

爆発が尻尾を振り抜き頭が下に向いた時に偶然ヒットしたと断乃は考える。


そこでふと疑問に思う。


(何で咆哮で相殺する技としない技がある?ボス個体が俺の技を相殺する共通点はーーーーーー)


刹那

視界がぶれると今まで許されていた思考が途切れる。





「くそっ少し到達するのが遅れてしまったかっ!」


眼下に広がる光景に顔を顰めながら唾を吐く。


「かつての盟友と我が主が持っていた能力を発現させた人間がここにいるはずだがこれは……生きているのか?」


ドラゴンが東京のビルを破壊、ドラゴンを何とかしようと立ち向かう魔狩人達を蹂躙し我が物顔で空を飛んでいた。


「トカゲ風情がっ!!」


手の平にストラップ大の剣が数十個現れると全てに対して『命じた』。


「私に従い、害するモノ共を粉砕せよ!『神軍』!」


ストラップ大の大きさから元の大きさにまで戻る。

そして意思があるのか不規則な挙動で眼下のドラゴンを屠る為に飛んでいった。


「我が主は同じ能力を持つ者に付き従えと言った。だが、その能力を持つに相応しくないと判断すれば……殺す」


槍を亜空間から取り出すと目の前の空間に槍を突き出し鍵を開ける様に捻った。


ガチン


黒いモヤが現れるとそれが自身を包み込む空から姿を消した。





下水道 : 謎空間


「よし何とか倒した。この空間が崩れない様に戦うのはかなり神経を尖らせたよ。

 まさかワザと崩落する状況まで追い込んだ空間に身を潜めて、襲われた時に道連れにしようとするなんて、、しかもこのモンスターは魔獣か境界線の曖昧な存在……流石に人為的な何かを確信せざるを得ないな」


魔力で鉄柱を崩落の可能性がある空間を支えると時計を見る。


「戦闘を開始してからもう10分も経ってる。気を遣って戦闘したから時間を食い過ぎたな。

 今から魔狩人協会に一旦戻ってこの場所の報告をしないと。それに戦闘中に感じた魔力の乱れも気になる。この魔力の濃い空間で戦っていたから地上の動きが良く分からん」


完全に鉄柱の配置を終えると下水道から出るためにこの空間から外に出る。

その瞬間


ッッッッッ


まるで重力を数百倍にしたと錯覚するほどの魔力のプレッシャーを感じた。


「なっ?!何でいきなりこんな魔力が?!……まさかっ!」


閃きが走ると空間の中を見る


(出鱈目で荒々しい魔力を漏らしていたのは不完全な存在だからではなく僕の魔力探知を使えなくさせる為の罠?!)


地上に出る為すぐ様走り出した。


「この規模の魔力は流石に僕だってキツいよ!!……くそっ!一際大きい魔力が邪魔して断乃君達の魔力が追えない!!」


地上に出る為のマンホールが真上に来ると損壊など気にせず魔力を見に纏い下水道から空へと飛んだ。


ガダンッ


マンホールが吹き飛ばされ呼乃田の視界に東京の街並みが広がる。

しかし明らかに異質な存在が近くの空に飛んでいた。


「単体でひえ特一レベルの強さを持つが軍隊を成し敵を襲うガーディアンドラゴン、そして……ガーディアンドラゴン達の背後に滞空しているのは」


異常なほど濃密な魔力に耐えるため自身の体に普段の5倍の魔力を纏い、そのドラゴンを睨む。


「インペリアル・カイザードラゴン!」




「ゴルルルルァアアアアアア!!!!!」


インペリアル・カイザードラゴンが叫んだ










ここまで読んで下さりありがとうございます!

(゜∀゜)

面白いと感じた方はブクマ、☆評価、感想を送って頂けると私自身のモチベがアップします!!


また明日!!!(予定


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