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朽ちる

連続更新26日目!!!

正直まじで更新したくなかった!

モンハンちたい!



「ディセラレイト・アビリティ!!!」


技名を叫びながら居合、そして納刀までの動作をするとディザスターヒュールの全ての関節部分に紅い色の剣筋が現れる。


(よし、ロック出来た。次は発動!!)


「ディセラレイト・オール!!!」


ブゥゥウウン


少しずつ、少しずつしかし確実に剣筋に沿って傷が付き、更に深くなって行く。

このディセラレイト・アビリティの最大の特徴は技の発動中は再生が殆ど効かない事にある。


徐々に抉れてゆく部位と再生する部位、普通ならば再生が勝ちそうだが断乃の持つ能力は切断。

そしけ絶対へと昇華したもの

つまり剣筋上にある足や腕を切断するまで絶対に止まらない。


「流石に人の形保ってるだけあって、関節破壊すると身動き取れないみたいだな?

 でもそれに応じてか魔力防壁が分厚く大きくなるのは決定打を与えにくい。……まて、魔法を扱える知能があるなら使えなくさせてしまえばいいか?」


1つ名案が浮かぶとそれを伝える為に声を張り上げた。


「人間と同じ様に頭を揺らして脳震盪を起こせば魔力防壁を扱えなくなるかもしれません!!!

 使えなくなるまで魔力防壁は俺が斬って無力化するのでその隙に頭を狙って下さい!!」


「「「分かった!」」」


断乃の言葉に了承すると3人は一切に駆け出す。


(ディセラレイト・アビリティ解除……アブソリュート・トリニティ!!)


それぞれ三方向に現れた魔力防壁を心剣の一振りで斬り霧散させる。


(抉った関節の再生が早い?!不味い!)


「アブソリュート・ーーーーー」


技を発動させその場から消える

そして


「ーーーーーゼロ!!!」


ほぼ短距離転移と同等の速さで関節の再生部分に現れると絶対能力を付与した心剣で斬り飛ばした。


「ギィィイ……ァァァアアアアア?!?!」


「今だ!!!」


間鵞廼が叫ぶと呼乃田が初めにいつの間にか手の中に収められていた戦鎚を顎と思われる部位に叩き込む。


ドゴォッッッ!!!


最早近くで爆発事故でも起きたと勘繰る程の音が響く。


「いったーーーーー」


「まだだ!!」


フラグを建てそうになった呼乃田の口を閉じさせると今度は間鵞廼がディザスターヒュールの真正面に立つ。


「爆ぜ墜とす!!!!」


ドッガァアアアアンンンン!!


回し蹴りを顎の部位に当てた瞬間にその部分が今度は比喩でも何でもなく爆ぜた。

そしてディザスターヒュールの首が捻じ切れそうなほどにぐるりと回されていた。


「コイツ……!自分から頭を回して衝撃を逃しやがった?!それほどの知能が?!」


間鵞廼が特級でも滅多に見ない知性に驚愕を隠しきれずにいた。


「っ!!そこのヤンチャ坊主手を貸せ!!」


「「「全員ヤンチャ坊主だよ!!!」」」


「ボクシングの方だ!お前は右側から顎を狙え!俺は左側から頭部を狙う!!これなら頭揺れるはずだ!!」


「ィィアアア!!」


ディザスターヒュールが軽く叫び声を上げると全身の抉られていたはずの関節が急速に再生して行く。


(ウッソだろ?!間に合え!!)


「アブソリュート・フォース!!!」


肩関節、膝関節の計四箇所を全魔力の内二割を使い斬り飛ばす。


「間に合っーーーーーー」


安心したその瞬間ディザスターヒュールの胸から腕が堅霧と間鵞廼を払い様にして生えた。


(そんなっ)


「させない!!ブリューナク!!!」


呼乃田が名前を呼ぶとブリューナクが意思を持ってるように一人でにディザスターヒュールの胸から生えた左腕を地面に縫いつけた。

後は右腕だが既に呼乃田自身が槍を持って地面に縫いつけている。


「ゲイ・ボルグっ」


「良くやった坊主っ!!!」


「だからーーーーー」


堅霧と間鵞廼の一撃が遂にディザスターヒュールに届く。


「全員ヤンチャ坊主なんだよ!!!!」


ジッッッッ!!!


間鵞廼と堅霧はただ顔面を殴るのではなくそれぞれ頭部と顎のギリギリ当たるか当たらないの部分を狙う。


……………ガクッ


微かに顔がブレたと思うとディザスターヒュールは力が抜けた様に倒れ込む。


「畳み掛けろ!!!!爆刃峯牙っ!」


動けなくなった所を見計い間鵞廼がそのまま空中で回転をして踵落としと同時に真下に向かって爆発を起こすと即座にその場から離脱する。


「撃ち……上げるぉおおおおおお!!!!!」


ゴッッッ!!!


堅霧がまだ再生しようとするディザスターヒュールを肩が怪我する事も考えず空中に全力で殴り飛ばした。


「「良くやった堅霧(君)!!!」」


呼乃田と断乃が同時に叫ぶ


「動くな!!アブソリュート・エアル!!!」


空に飛ばされた的に向かって心剣を振り抜く。

振り抜かれた先にいるディザスターヒュールの手足が根本から斬り落とされる。


(少し離れてるから四割も持って行かれたっ!!でも!)


「呼乃田さん!!」


名前を呼ぶと剣に莫大な魔力を込めて準備していた呼乃田が反応する。


「待たせたね。朽ちろ!!」


込められた魔力を解放し空にいるディザスターヒュールぶつける。


「ギィ?!」


その瞬間短い悲鳴を残してディザスターヒュールの全身が一瞬にして朽ちる。

苦戦していた敵を駆除すると静寂が辺りを一体を支配した。




「「「うわぁ………………(えっぐ)」」」


「そんなに引く事ないじゃんね?!」








頑張ってるからブクマとか評価ほちぃ〜!

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