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特一

連続更新25日目!!!

いや〜毎日更新はしますって



「数も大分減って来たな〜。『守れ』」


ガギッン!


想離が命令すると目の前にまで熊型の魔獣が迫り、振り下ろされそうとしていた鋭爪を剣が弾く。

そのままくるりと周り体を両断する。


「ムゥゥゥアァアア!!!!」


命令に従った騎士型の従僕は勝ち鬨を上げる様に叫ぶと身の丈を超える感を振り回しながらモンスター群の中へと向かう。


「サイレントホーク『行け』」


偵察に特化した従僕を召喚すると同時に命じると林の奥へと飛んでいったが撃ち落とされてしまう。


「何?!」


……ァァァアァアァアアアアアア!!!!!


「「「「?!?!?!?!」」」」


耳をつんざくかと思うほど叫びが木霊する。

間鵞廼や半葉でさえ顔を顰めるほどの咆哮は周りのモンスター群の動きを止めるほど萎縮させた。

そのタイミングから全ての個体が怯えた様に震え出す。


「今度は何?!」


想離は戸惑いながらも近くの怯えたモンスター達を従僕で殲滅して行く。


「ザンシア、アサルトフリーデン、デュッヘントスカー、パステラーマリス!!」


悍ましい気配を察知し咄嗟に個体戦力も知能も高い従僕を4体召喚する。

よく世話になるザンシア、魔力の込められた銃火器で従僕の中でもトップクラスの殲滅力を誇るアサルトフリーデン、近接最高戦略のデュッヘントスカー、最強の嫌がらせパステラーマリス少なくともこの4体で勝つ事を考えないなら特一までの相手で生き残れる布陣だ。


「気持ち悪い魔力……うぶっ」


想離は岩陰に隠れると堪らず嘔吐する。

体調をに影響を及ぼす悍ましい魔力に自然と怒りが溢れ出した。


「……乙女を吐かせるなんて最っ低なヤツ」


「大丈夫かい?」


自分の周りのモンスター達はあっという間に片付けた呼乃田が慌てて想離に駆け寄ると背中をさする。


「ぅん、すぅーーはぁーーー。よしっ!復活したこれでもう吐かない」


「堅霧君達やも真梨君達も粗方雑魚処理は終わったみたいだ。間鵞廼さんや半葉さんも終わった……終わってるね、一旦集合しよう」


「分かった」


召喚したばかりの4体以外はカードに戻し間鵞廼達の元へ急ぐ





「今、学校から連絡が入った。付近でランクは高くないが多めにモンスターが発生したらしい、確認出来る範囲では魔獣化はいない。

 ここで決断だ、今から半葉と俺とで分ける。異論は認めない認めさせない、まず半葉と行く奴はそこのお前と、お前と、お前と、お前ら」


風波、真梨、想離、堅霧の取り巻き達が指名される。

戦闘力もありながらサポートに秀でた風波と真梨、単純に数でカバー出来る想離、戦力外


「お前らは学校周辺の警戒及び警護、駆除!そして残ったやつらはこの禍々しい気配を放つクソ野郎の首を殺りに行く!半葉!」


「分かってる。お前ら私の両手に触れろ今度はあちらに跳ぶ」


指示されると真梨達は半葉の両手に触れる。


「間鵞廼……5分待たせろ。そうすれば私もここに来る」


「出番はこねぇよ。さっさと行け」


そう言われると来た時と同じように消える。


「お前らこれで後戻りは出来ねぇぞ?」


「「特別手当どれだけ下りるか……」」


同時に断乃と堅霧が呟く。

こんな時にお金の話が出来るのは図太い神経があってこそだった。


「堅霧君は怖くないのかい?」


「政府からたんまりお金貰えると思うと涎が……ジュルリ」


「「「うわっ」」」


間鵞廼、呼乃田、そして自分の金銭欲を棚に上げて断乃が反応すると堅霧は開き直った様に胸を張る。


「金が!必要!なの!!」


あまりにも堂々としているからか背後にドーーーンの文字が見えなくもない。

そして


「最後のおふざけもここまでだ来たぞ」


間鵞廼の言葉に瞬時に頭の中のスイッチを切り替えて臨戦態勢に移行する。

そのまま断乃は右、堅霧は左、呼乃田と間鵞廼は真正面に構え禍々しい気配の正体を迎え入れる。


「ギィィイ……ァァァアアアアアアアアアアア!!!!」


ッッッドン!!!!


「「「「?!?!」」」」


地震と錯覚する程の衝撃が走る。

地響きと共に禍々しい気配が高速で近付くのが全員が把握した。


「想像以上に瑞々しくて気持ち悪いのが来たな」


禍々しい気配の正体は5.6mの人型の何かだった。

世の中には今まで出現したモンスターや魔獣の生態が事細かに載っている本がある。

今目の前にいる存在は呼乃田達の記憶には一切覚えがない見た目だった。


「……今からコイツの仮呼称をディザスターヒュールとする。

 連携を怠るなよ!!進め!!!」


「「「っ!!」」」


全員が包囲攻撃を仕掛ける。

断乃は心剣に切断の絶対能力を付与し左腕を、堅霧は二級程度の存在なら軽く肩を吹き飛ばせるだけの魔力を込め、呼乃田と間鵞廼は機動力を奪うために両足を狙う。


「「「「はぁぁあ!!!」」」」


リィイィイイイン!!!


魔力防壁によって攻撃が防がれる。

唯一傷を付けられたのは絶対能力を持つ断乃の一太刀だけだった。


(コイツ特級レベルで硬いだと?!だけどそれをすり抜けられるアイツの剣はなんだ?まさか神剣か?いや、それは無いな気配がない)


この場面でディザスターヒュールの分析と断乃の能力をクセで推察してしまう。

しかし左腕を失いながらも余裕なのかディザスターヒュールは断乃達へ目指しながら歩く。


「左腕を斬った坊主を支援しろ!!そいつの攻撃はヤツに効く!!」


「「了解!!」」


「坊主!お前は自由に動けぇ!!」


間鵞廼の言葉に断乃は心躍らさせる。

初めて本気の本気を出せる機会が来たからだ。


「ディセラレイト・アビリティ!!」








アプリの掛け持ちとモンハンと小説は

いや〜キツいっす

(´・ω・`)

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