表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

世間知らずの陰陽師紫耀くん

記憶喪失の陰陽師は魔王の養子

作者: TMM

記憶喪失設定わりと好き。



ここは何処だろう…頭が痛い……。星がキレイだなぁ………私……死ぬのかな。


ぷかぷかと水に浮かぶ。体が動かない。何も…思い出せない。



「どうしたんだお前…大丈夫か?」



?……誰だろう……男の人?……角が生えてる…。



「…酷い傷だな。人間にやられたのか?」



人間…?……わからない……何も……わからない……。



「………とりあえずウチに来い。傷も治してやる。」



あ……痛みが引いた……けど…眠い……なぁ……。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーー

ーーーーーーー

ーーー


パチリと目が覚めた。

〝父上〝と初めて会った日の夢を見た。久しぶりだなぁ。


モソモソと起き上がるとサイドテーブルにあるベルを鳴らす。

執事さんが入ってきて着替えを手伝ってくれる。…もう一人で着られるけど、これが執事さんのお仕事らしいので私は何も言わない。あ、お礼はちゃんと言う。


着替えたら朝ごはん。メニューの名前は相変わらず覚えられない。だって長いんだもん。

向かいの席に座る父上は秘書さんから色々な報告を受けている。私にはまだ難しくてよく分からない。


朝ごはんの後は文字の勉強。私は〝記憶喪失〝で色々な事を忘れてしまったから文字含め色々勉強中。


勉強していくうちに、父上が〝魔王〝っていう魔族の王様だって知った。

私は正確には魔族じゃないけど、人間から見たら魔族らしい。この辺はまだよく分からない。


魔族じゃない私が魔王の父上を父上と呼んでいるのは、私が父上の息子…養子になったからだ。

私はボロボロで湖に浮かんでいたところを父上に拾われた…らしい。詳しくは覚えてないけど、たまに夢でぼんやりと見る。今日…昨日?も見た。


最初のうちは大変だったなぁ。私が名前も覚えてないから、父上が〝見て〝くれたんだ。私の名前、紫耀ショウっていうんだって。父上としてんのーの四人は変わった名前だって言ってた。

私はこの辺りの産まれじゃないのかもしれないって。父上達がちょっと怖い顔で何か話してたけど、何の話してたの?って聞いても教えてくれない。してんのーの四人も「若君は知らなくていいんですよ」って言う。執事さんは「まぁまぁ、お茶でも飲みましょう」って言って美味しいお茶を出してくれる。お茶飲むと聞こうとしてた事、いつも忘れちゃうんだよね。


後、私の職業?は陰陽師と幻術士なんだって。職業が二つもあるのは初めての事例だって父上が言ってた。ステータスとかは最近自分で見れるようになったから、見てみたら本当に職業が二つあった。


レベルも私には二つあって、どっちも凄く高いらしい。

レベルも一つなのが普通だから、職業とレベルが二つあるのは内緒にしないといけないんだって。


そういえば朝ごはんの時、秘書さんがゆーしゃが召喚されたって言ってた。ゆーしゃってなんだろう?辞書引かないと。



口調が幼いのは記憶喪失で人生経験がぶっ飛んだからです(多分)


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] お茶飲むと聞こうとしてた事、いつも忘れちゃうんだよね。 (´・ω`・)えっ? もしかして怪しい薬とかはいっt… おや?誰か来たみt…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ