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第6話 自殺でログアウトできるの?

 全裸は無理で、下着までしかなれないようにして性犯罪やVR風俗とはかかわりのない健全なゲームを目指したはずの『フューチャー・アース・オンライン』ですが、エロいことを考えることに関しては天才みたいなプレイヤーもいるもので、下着姿で男女が局所をスコスコとこすり合わせると変な気分になれることを発見したのでした。


 敵味方、馴れ合いの襲撃をやりつつ秋田の危険な道をやりすごしてきたホワイトキャッツエキスプレスの一行ですが、最後の最後で女性プレイヤーが2人とも捕虜にされてしまって早く助けないとと思ったら……こっちがトラックに燃料を積み込んでいる間、スコスコやって変な気持ちになる予定のカップルらしい。


 心配して損しただけの話ですけど、急にジョンが私のほうが好みとか、なんとか言い出したので話がややこしくなりました。


 こいつ、いままで私でエロ妄想してたんじゃない? 殺しちゃおうか? うん、殺そう! と手首に隠し持っている刃物で首でも切り裂いておこうかと実行しかけたら、ジョンが実は小学5年生で、エロに興味がないわけではないけど本当のところはよくわかってない、と告白しました。


 アバターは厳つい髭面のおっさんなのに。


 気まずい雰囲気で八橋油田の施設に入ります。頑丈そうな鉄板と、鋭いトゲと、有刺鉄線でできた高さ10メートルの塀に囲まれた、ちょっとした要塞でした。


 その要塞内部には日本でも貴重な油田と、それを精製する設備があります。


 煙突からはゴーゴーと炎が噴き出し、巨大なポンプがゴットンゴットンと重々しく動いていました。


「よう、白猫のお兄さん、話は聞いてるぜ。ガスタービン用のケロシンをドラム缶で5。いちおうJET-A1相当の燃料になってるはずだ。急ぎなら、すぐに積み込むが?」


 門をくぐったところでトラックを止めたジョンに声をかけてきたプレイヤーがいました。ロングコートのようなものを着ていましたが、どうやらドラゴン系の革でできた、お高そうな逸品。ブーツもハットも高級素材をふんだんに使った雰囲気が出ていて、それなのにデザイン的には控え目です。


 他のプレイヤーも遠目で見ただけですが、品質のいい装備を身につけていました。


 日本で唯一の独占商売ですから儲かりそうだなと思っていましたが、予想以上に稼げるみたいです。


「急ぎは急ぎなんだが、ノンストップで走ってきたから眠いよ。すまんが出発は5時間後にしたい。あと部屋を2つ貸してくれ」


 部屋を2つといったところでジョンが私のほうに視線を一瞬だけ向けました。部屋が2つで正解ですが? まさか同じ部屋でエロいことをしたいとか言い出すんじゃないよね? どうしてもスコスコしたいなら、自分の右手でスコスコやってればいいのです。


 観光客がくるような場所ではないのでホテルとか旅館とはいえないのかもしれませんが、買い付けでくる人や、採掘や精製の技術者を招いたり、それなりに需要があるそうで、私もそういう宿泊施設の1部屋で休憩させてもらいました。


 まあ、休憩といってもちっとも休めませんでしたが。


 中学生の私に彼氏がいたことないのに、小学生でスコスコとは……とヘイトを貯めるのに忙しかったです。


 すごいですよ、ヘイト貯金。すぐにたまって、利息もバンバンつきます。


 5時間後、ちゃんと寝られたのかどうか知りませんが、ジョンは運転席に乗り込みました。私は助手席です。荷台にはケロシンが入った200リッターのドラム缶が5個。


 製油施設を出てしばらくいった廃墟で敵味方が合流し、アニーとジャネットは再び銃座に戻り、馴れ合いの襲撃をしながら安全圏までいくというのが、いつもの作戦でした。


 ところが、集合場所になっている廃墟には誰もいませんでした。


「………………おかしいな、ちょっと連絡してみる」


 私に言うのと、独り言の、中間みたいな調子でジョンが呟き、ボイスチャットをかけました。相手の声が聞こえてくると焦った表情になり、声がちょっと高くなります。最後に新川モータースにいって事情を聞こうと答えてボイスチャットを切りました。


「ここらへんに國龍連合というチームがあるんだが、そこがアニーとジャネットをサラったらしい。チーム同士がもめたとき、みんなの前で堂々と喧嘩するのはいいが、殺し合いは禁止だし、サラってなにかするのはもっとダメなんだが……」


 ジョンが言うには横殴り禁止の他にもルールがいくつかあり、チームの抗争は素手の喧嘩に限定され、メンバーの誘拐なども禁止されているそうです。どこまでも永遠に殺し合いが続きかねないですからね。それでは誰もゲームを楽しめません。それに違反したときのペナルティーもあります。


 そのペナルティーである整備も修理もガソリンの販売もしないという、新川モータースで事情を聞こうというのがジョンたちの方針でした。


「ロープレの方向や、メンバーの目指すものによって、いろいろなチームがあるわけだが、おおざっぱにわけると2つ」


 ジョンは新川モータースに向かいながら私に八橋油田周辺のチームについて、詳しく説明してくれました。


「1つは映画なんかに出てくる海外の暴走族バイカーみたいな連中。デカいカスタムバイクにまたがったデカい男がいろいろヤバいことをやるみたいな感じだな。そういうのが出てくる映画を見たことねぇか? モータサイクルギャングなどとの呼ばれるらしいが、要するにバイクに乗ってるヤクザみたいなもんで、ただ走るだけでなく、麻薬とか違法品の売買など犯罪を商売にしているような連中。その一方で昔の日本で流行った暴走族を気取った連中もいる。國龍連合はそっち系で古い国産のオートバイを乗り回して、デカい排気音をブンブンいわせて走り回るのが楽しいって連中だ」


「どっちがヤバいの?」


「どっちもどっちだな。ゲームの中だからと歯止めがきかなくなるイカれたプレイヤーが多いチームが危ねぇ。國龍連合はイカれた奴が集まってできたチームだが、いきなりルールを破るほど馬鹿揃いってわけじゃねぇはずなんだけどな」


「その新川モータースで聞けばわかるの?」


「なんとも言えねぇが、新川のオヤジはここらへんのまとめ役だし、どんな車やバイクを持ち込んでもだいじょうぶな腕があるが、本人の好みだと古い国産バイクだから、國龍連合とも仲がいい。ルールの抑え役だから、どこかのチームをえこひいきしたりはしねぇが、話が合うとか、そういう意味では日本の暴走族のほうだろうな。だいたい本人も若いころは夜中に集団で走らないと、バイクで走った気にならないタイプだったという噂だ」


「リアルでやってたおっさんが、いまはゲームの中で暴走族のまとめ役なの?」


「これも噂だが、事故って、コケて、背骨やっちゃって、リアルでは車イスとか……本当か嘘か知らねぇが、ある話だとは思う。お――」


 急にジョンが口をつぐみました。なにかあるのかとフロントガラスの向こうやバックミラーを見てみましたが、薄汚れたアスファルトと、崩れかけた建物があるだけ。


「よくあるとまでは言わねぇが、リアルで体が不自由な奴がヴァーチャルだと飛んだり撥ねたりできるから『フューチャー・アース・オンライン』にハマったという話は聞くよな?」


「まあ、私も聞いたことあるし、このゲームはじめたころリアルでは生まれつきの全盲というプレイヤーと会ったことがあるよ」


「へー。リアルじゃあ目がまったく見えねぇということだよな? それだとゲームの中ではどんな感じになるんだ?」


「結局、これは脳に電気信号を送っているわけで、この風景を目で見てるわけじゃない。それは全盲でも同じだから、はじめて見えたと驚いてた……うん、あれは驚いてたね。喜ぶとかではなくて、すごい驚いてた。見えるって、こんなふうなんだ、とか言ってたな」


「まあ、手や足のない奴だって、この中じゃあ全部ちゃんと生えてるしな。生まれつきの全盲でもちゃんと見えるんだ」


「眼球の動かし方がわからないって困ってたよ。ほら、たとえば丸を見るとき、目は丸の縁を目で追っていって丸だとわかるじゃない?」


「えっ、そんなもんなの? ……ああ、ソフィンの言ってることがわかった」


 ジョンは目の前のハンドルを見て、なにか納得したようでした。そういえば、コイツは小学5年生ですから、あんまり難しいことを言ってはいけません。


「そろそろ新川モータースだが……他の連中も集まっているな。あれは瀝青鬼れきせいきかな?」


 向こうに見えてきたのは工場のような建物ですが……なんか変ですね。


 まるで壁に突き刺さっているような。


 いえ、本当に突き刺さっています。街の一番外側には塀があってフィールドからモンスターが侵入するのを阻んでいます。高さ2メートルほどでブロック塀だったり、コンクリートやアスファルトの残骸が積み上げてあったり、先の尖った木の杭だったり、いかにも「ありあわせの材料でなんとか最低限の防御設備を作りました」という雰囲気で、これはどこの街でも共通です。ところが、その塀で建物が二分されているのは、いろいろな街にいったことのあるわたしでも初見でした。


「街の連中との協定で、珍走団はうるさいし、頭が悪そうな奴がいると街の評判にかかわるから出入禁止と言われて、しかし、いつモンスターに襲われるかわからねぇフィールドに整備工場を作るわけにはいかねぇし、なんとか交渉して住居部分は街の中、工場の部分はフィールドということにしてもらったんだ」


 正確にはフィールドでもこれだけ塀が近いとモンスターも寄ってこないし、他のチームとかち合っても喧嘩禁止になってるから、かなり安全だぞ、とジョンは言いました。


 しかし、それだと街の冒険者たちのほうが強いように聞こえてしまいます。ガチPKのイカれたプレイヤーの巣窟という噂は?


「街にいるプレイヤーなんて蹴散らして、暴走族タウンを作ればよかったんじゃない?」


「ここは街の名称としては秋田市ということになるんだが、中心にあるのは秋田駅で、この県最大の街だからプレイヤーの数も多い。しかも、だ。バイクでブンブン走りまわってるのが楽しいというプレイヤーと、ダンジョンの一番奥まで攻略するのが楽しいというプレイヤーがガチで喧嘩したら、どっちが勝つと思う? すべてのチームが結束して1つのギルド・暴走族連合みたいなものが作れたら少しは勝ち目もあったかもしれねぇが、チーム同士でも喧嘩ばっかだし。それに対して冒険者はいろいろなギルドのメンバーがいても珍走団が迷惑ということで一致団結できるし」


「では、あの修羅の国っぽいという噂は?」


「いや、はじめのころは本当に無法地帯だったぞ。そのころの俺はモンスターに殺されるのが1だとしたら、プレイヤーに殺されるのが30といったところじゃなかったかな? もともと俺は映画が好きだったんだが、ファンタジーみたいなものより、アクション物が好きだったから、俺のほうでも悪人認定した連中はバリバリ殺しまくったけどな」


「最近になって少しマシになってきた?」


「ルールが作られて、破られて、またルールが作られて、本当にイカれたチームは冒険者たちが狩りまくって、ルールを守れる奴がだんだん増えていき…………いまはまともになったと思うんだけどな」


 新川モータースの前でトラックを止めたジョンは近くに止まっている5台のバイクを見て、やっぱり瀝青鬼だと呟いた。真っ白いシートが後ろで上に延びていたり、ヘッドライトやその周辺のカウルが前へ伸びていたり、マフラーが途中で折れ曲がって空の方向を向いていたり、とても奇妙なカスタムバイクばかりです。


「瀝青鬼というのは、どんなチーム?」


 返答によっては戦争の準備をしなければなりません。私は戦闘に特化した冒険者ではありませんが、。バイクでブンブン走りまわってるのが楽しいというプレイヤーに遅れをとるわけにはいかないのです。


 しかし、ジョンは交戦禁止を言い渡しました。


「ここは不戦の地なんだよ。新川のオヤジも、街の連中にも、ここで騒がないと約束してあるんだ。少なくとも瀝青鬼の方は新川のオヤジを慕ってるメンバーばかりだから、こっちが手を出さなければ戦いになることなんてねぇよ」


「私はホワイトキャッツエキスプレスのメンバーではないけど、こうやって一緒に仕事をしている仲なのだから、この地域のローカルルールを破って、あとでジョンが肩身の狭い思いをしなくてすむように最大限の努力をしよう」


 相手が先に手をだすまで、私のほうから積極的に攻撃するのはナシ。


 工場の中は修理中の車やバイクだけでなく、部品取り用なのでしょうか、こんなの絶対に修理できないというスクラップも何台かありました。そして、一番奥にカウンターや椅子が並んだ区画があります。お客さんとの打ち合わせ用&常連さんのたまり場みたいです。


 そして、そこに6人のプレイヤーがいました。全員が特攻服を着ていますが、これ、防御力はあるんでしょうか?


「新川のオヤジはどこだ? なんか國龍の連中が好き放題、暴れてるという噂を耳にしたんだが」


 ジョンが6人に声をかけましたが、みんなうつむいて返事もありませんでした。


 しかたなく、ジョンはもう一度、声をかけます。


「おい、どうしたんだ? なにか問題でも? ちゃんと説明しろ!」


「………………新川のオヤジがいなくなったんだ」


 やっと返ってきた答えは意外なものでした。6人を突っついたり、なだめたりしながら聞き出したところによると、新川のオヤジと呼ばれるプレイヤーは死んでしまったそうです。


 死因は自殺。


 そう。新川のオヤジは死ねばリアルに戻れる派だっのです。


 ここにいたプレイヤーにも「一緒に死のう。それでリアルに帰れるんだ」などと話して、1人でさっさとポリゴンの欠片に変身。アバターが消滅して……いまごろリアルに帰還できていればいいのですが。


 その「一緒に死のう」と誘われたのが、たまたま店にいた2人の瀝青鬼のメンバーで、どちらも一緒に自殺するのが躊躇われたため、残りのメンバーに集合をかけたそうです。


 その他に國龍連合のメンバーもいて、そいつらはすでにバイクで走り去ったとのこと。新川のオヤジが死んだせいで地元のローカルルールが機能しなくなったので、ホワイトキャッツエキスプレスのメンバーがさらわれたのはそのせいでしょうね。


 これは困ったことになりました。ローカルルールが機能するためには新川の親父の存在が必要。しかし、現在の『フューチャー・アース・オンライン』ではHP全損して死ぬと復活できないのだから、どうやったって新川のオヤジを蘇らせることはできません。


 全員でお通夜みたいな状態になって放心しているところに私たちがやってきた、ということのようです――本当にお通夜という可能性すらありますから。


「誘われたのなら、一緒に死ぬのもアリって気がしてきたぜ」


 1人のメンバーが突然言いました。いままで俯いていたのが、急に顔を上げ、とてもいいことを思いついたというような感じです。


「だってさ、リアルに帰れるならもちろんそれが一番いいけど、そうでなかったとしても新川のオヤジがいるとこなら、どこだって楽しいに違いないぜ。どっかで壊れたバイクを引き上げてきて、オヤジに修理を頼むのさ」


 そのメンバーは無造作に腰からリボルバーを引き抜くと、こめかみに当てて引金を引きました。


 ぱん!


 火薬が弾けて、彼の両目が破裂したようになりました。


「うぉぉぉぉおぉぉぉぉぉおぉぉおおぉぉお………………………………」


 なんかすごい声でわめいています。床をバタバタと暴れまわり、かなりの惨状。


「目が……俺の目が……」


「まったく、ヘッドはいつだって詰めが甘いぜ。脳をぶっ飛ばさないととけないのに、前過ぎて眼球がぶっ飛んだだけだ。それじゃあ、死ぬない」


 別のプレイヤーはオートマチックピストルを握っていました。


「こういうのは口に咥えて上方向にぶっ放せば簡単なんだよ」


 言い残すと、それを実演しました。


 口の中から旋毛でも狙うように銃口を咥えて引金を引くと、その瞬間、腰が抜けたようにペタンと地面に座り込み、同時に口から大量の血がドボトボと流れます。そして、全身が発光し、爆散して、ポリゴンの欠片になって、消えました。


「へー、そうやるんだ」


 こっちのプレイヤーはジョンが持っているような銃身を切り詰めた散弾銃を咥えました。散弾のせいか、拳銃より威力が強いのか、頭の上半分が消滅し、後ろの壁にへばりつきます。次の瞬間には壁の染みも含めて消えました。


 ぱん!


 ぱん!


 ぱん!


 最後に残ったメンバーも「えっ、俺1人?」と戸惑った表情になり、結局は拳銃を口に咥えました。


 その間も最初に両目を撃った、みんなからヘッドと呼ばれていたプレイヤーは両手で顔を覆いながら、「目が……」と大声でわめいていました。床に撒き散らされた血はどんどん増えて、その上で体をくねらせるので、かなりの範囲が赤く汚れてしまっています。


「しょうがないな」


 うるさいので残ったHPを削ってやろうかと殺意を覚えましたが、そんなことで人間を殺してしまうのもどうかと考え直し、腰のウエストポーチからポーションを1本引き抜きました。魔法鞄なので在庫は大量にありますけど、1本10000圓ですから気軽に使うのはちょっともったいないのですが。


 顔を踏みつけて動きを止めます。頑丈なブーツはこういうときに役立ちます……血で汚れるのは嫌なんですけどね。


 両目にポーションをかけました。すると痛みが少しやわらいだようで、暴れるのをやめてくれました。


「飲んで」


 残ったポーションを押しつけます。






 あのですね、私、ちゃんとヘッドのこと、助けましたよ? なのに、なぜかボーカメの画像ではヘッドの顔をブーツで踏みつけたところで別の場所に切り替わったのです。


 後日、それを知って呆然としました。すべての場所で、すべてのプレイヤーの行動を映すことができないのはわかります。ボーカメの台数だって、テレビにしても、無限にあるわけではないですから。


 でもね、助けるところはなしとは、あまりにも悪意のある編集ですよ、これ!


 しかも、世間には呪術のことよくわかってないプレイヤーがたくさんいますから、なぜか私が瀝青鬼のメンバー全員に自殺するよう呪術をかけたという噂までありまして。


 いやいや、いくに呪術でもそんな技ありません。


 本当にあったらチートですよ、そんなの……チートな能力は欲しいですけど、まず手に入りません。簡単に手に入るのなら、みんな入手しますし、みんなが入手できる程度の能力ならチートではないし。


 凶悪な暴走族のチームを夜照ソフィンが1人で全滅させただけでなく、その方法がエグくて、全員が無理矢理に拳銃自殺させた、なんて噂が出まわっていると耳にしたとき、死にたくなりましたよ――死なないですけど。

次回は10月13日に更新予定です。

よろしくお願いします。


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