1、老衰
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
那摘
と申します。
投稿するのは初めてです。
様々な御指摘、頂きたく投稿させていただきました。
「おじいちゃん!おじいちゃんてば!!」
電子音がポーン、ポーンと怪しげに響いている
部屋の窓からはまだ4時すぎだというのに朝日のような光が差し込んでいた
朝日は、私のおじいちゃんを照らしていた。
今年で90歳になるおじいちゃん。
毎日毎日たくさん薬を飲んでいた
「さっちゃんがお嫁さんに行くまで、じいちゃん生きていたいなぁ」
そう言って毎月病院に通っていた
一人で留守番ができなかった私
お父さんもお母さんもお仕事の日、いつもおじいちゃんと一緒だった。映画を見に連れて行ってくれたり、自転車の練習に公園へ行ってくれたりもした。おじいちゃんが病院へ行く日は一緒について行った。でも、おじいちゃんがどこが悪くて病院へ行ってたのか、私はこの日まで知らなかった。
あれだけずっと一緒にいたのに、私は学校でてきた友達が楽しくていつからか、家におじいちゃん一人残して遊びに行くようになった。おじいちゃんの病院へ行くことも少なくなった。あの時の私、小学5年生。もし一緒に病院へ行っていたら、おじいちゃんの具合が悪いことを知ることができたのかな。
朝日が射し込む病室で
お母さんとお父さんとお兄ちゃんと私に見守られながら
おじいちゃんは、笑顔で息を引き取った
7年前の夏のことだ。
まだまだ未熟な文章だと思いますが
この先も見守っていただけたら嬉しいです。
ご意見ご感想、お待ちしております。