表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ハッピーハロウィン?

作者: とーか。

 腹が減った。

 かれこれ一年、何も食べてない。水の一滴も、パンのひとかけらも。

 嗚呼、腹が減った。

 さあ、誰にしようか。誰を食べようか。

 目の覚めるような、鮮血の色を見せておくれ。もしくは穢れきった魂を見せておくれ。

 ふふ、パイもいい。シチューでもいい、シンプルに丸焼き?

 ああ、それとも生の味を味わうか…?

 ふむ、どれも捨て難い。

 けれど今年は寒いから、スープでもいいか。いや、クッキーでもイケる。

 いやでも、やっぱり……――


「決めた、生でいこう!」


 私はビルから飛び降りた。巨大な鎌を背負って。


「人間の皆様、ハッピーハロウィンッ!!」

 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ