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竜の詩  作者: lyuvan
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裏話 旅立ちの日 前日 狼牙

裏話 旅立ちの日 前日 狼牙


私は、捨て子だったそうです。

気づいた時には保育園、園長家族に引き取られていた。

家族には良くしてもらったし、友人も沢山いた。

ロキさんは義兄の悪戯の師匠で間接的にも直接的にも被害にあった。

高校は家族の勧めから寮のある高校に行く事になりました。

友人や家族と離れるのは辛いですが一人暮しとゆう、新しい環境への期待も有ったのです。

まぁ、直ぐに壊れたんですけどね。

住んでた所は神様の世界だった事が発覚したり、家族や知人が神様だったり、友人ができたり、謎の組織と戦ったり、アカシックレコード(世界図書館)の所為で世界が崩壊しかけたりと色々ありました。


あの日の私は、その世界崩壊の危機(俗に図書館事件と呼ばれる)を友人と共に乗り切り。

やっと平穏な生活を謳歌する事が出来る筈でした。

しかし……。

「ねぇ、頼みごと聞いてくれるんでしょ」

こちらを覗き込むように見るロキさんが目の前にいる。

「嫌な予感しかしないのですが」

また、大事に巻き込まれる気がする。

「実は、僕の管理世界にも予想外の事が起きちゃって……解決お願いね」

彼は舌をだして頭を小突くとゆう茶目っ気のある態度で頼んできました。

「ロキさん、貴方は神様でしょう。

自分の事くらい自分でなさってください」

「そうしたいのは山々なんだけどねぇ……」

彼は少し困ったような顔をして言う。

「何か問題があるのですか?」

「そうなんだ」

それだけを言って、彼は口を閉ざした。

言えないような問題なのだろう、あくまでも人である私には……。

その気遣いは嬉しくもあるが哀しくもある。

しかし、

「分かりました、引受けます」

「ありがとう、狼牙君」

きっといつの日か、彼らに恩を変えしてみせる。

「それじゃあ、依頼の内容なんだけど……」

その為にもまずは、この依頼をこなしてみせる。

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