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竜の詩  作者: lyuvan
11/30

一週間の道のり 二日目

幼児退行及びBL注意報発令


俺は、燃える村を背景に灰色の狼女と対峙している。

灰色と言っても、黒に近い灰色で、狼牙の白に近い灰色とは別物だ。

しかし……。

「何故、こんな事をしたんだ ●●‼」

「貴方に愛して欲しいから」








「起き……さい。りゅ……ん、起きて……さい。竜牙さん、起きて下さい」

体を揺すられて、目を覚ます。

目の前には、白に近い灰色の毛をした狼の顔。

「おはよう、狼牙」

とりあえず、挨拶をする。

「おはようございます、竜牙さん。

うなされていましたが大丈夫ですか?」

「あぁ、大丈夫だ」

「それなら良いのですが」

そう言って天幕から出て行く狼牙。

どうも俺はうなされていたらしい。

確かに、決して良い夢とは言えないが……。

あれは、誰なんだ?

昨日の夢に繋がるようだがわからない。

記憶には、心当たりは無い。

この辺りでは狼人間、自体が珍しい。

彼等は、本州と蝦夷を流浪する民だ。

灰色狼人間の亜種が本州を、蝦夷狼人間が蝦夷を流浪している。

四国や、俺の居た九州では、流浪するには狭いのだから。

「所詮、夢か……」

幾ら考えても答えは出無い、ならば夢と割り切り忘れるべきだろう。

「竜牙さん、早く出てきて下さい。朝ご飯できてますから」

狼牙に声を掛けられた。

少し時間をかけ過ぎたようだ。

「すまない、すぐに行く」

横になっていたために、少し乱れた衣服を直し天幕からでる。

「……朝ご飯か」

肉を焼いたのだろうか?

香ばしい匂いが辺りに漂っている。

鉄板の上に、肉と野菜が入った薄いパンの様な物が三枚あった。

「意外とできるもんですね。お好み焼き」

「これは、お好み焼きと言うのか」

「えぇ、小麦粉を水に溶いた物の中に具材を入れて焼くだけなんで簡単に出来るんですよ」

なるほど、肉と野菜だけで無く、炭水化物も一品で補える。

調理も簡単と素晴らしい食品だ。

しかし……。

「材料は何処からもってきた」

「いやですねぇ、あの村からに決まってるじゃないですか」

「あの時、村には毛無ししかいない。

そして、その毛無しも殆ど教会前にいた」

狼牙を見るとこちらから目を反らした。

「だ、大丈夫ですよ。お金は置いてきましたから……、ですから、その、そんなに睨まないで下さい」

どうも、萎縮したようだ。

「まぁ、今回は俺が暴れたせいもあるからな。強くは言えないが、もうやるなよ」

「……わかりました」

沈んでしまった狼牙を見て少し、罪悪感を持った。

「あ~、でも食事は、助かる。俺は、料理なんて出来ないからな。保存食ばっかになると思ってたからさ、干し肉しか持ってなかったし。……ありがとう」

慰めの言葉をかけると顔を上げて笑顔になる。

「いえ、そんな、お礼だなんて……。どうか、それは、食べてからお願いします」

そう言って、鉄板をお好み焼き毎に三枚に千切り、皿に変化させた。

「はい、お口に合うと良いのですが」

お好み焼きを載せた皿を差し出してきた。

それを 受け取る。

なんと、皿ほ鉄ではなく陶器製の物になっていた。

「……便利だな、月の石」

使いこなせば、架空の物質も再現できるかもしれない。

「あっ、お箸を忘れてました。今、出しますね」

狼牙が今度は、自分の皿から摘み取った粒を箸に変える。

食器に不自由する事はなさそうだな。そんな事を思いながら箸を受け取る。

麟にも箸を渡した狼牙が手を合わせる。俺と麟もそれに合わせて。

「「「いただきます」」」

食事を始めた。

初めて食べるお好み焼き、匂いからして美味そうだったが……矢張り美味かった。

「美味いぞ、狼牙」

「ありがとうございます、お口に合ってなによりです」

ふむん、機嫌は、直ったようだ。

狼牙は、心底嬉しそうな顔をしている。

麟は……。

「麟も喜んでくれてなによりです」

「あれは、喜んでるのか」

相変わらず、無表情にしか見えない。

その後は、箸も進みお好み焼きは直ぐに無くなってしまった。

「ご馳走様」

「はい、お粗末さまでした。食器は、そのままで結構ですから食休みでもしていて下さい」

「そうさせてもらうよ、出発できるようになったら教えてくれ」

「わかりました」

俺は、天幕に戻ることにした。

声をかけられるまで、月の石に慣れる為の訓練に使うためには、狼牙の提案は丁度良かった。









天幕の中、見よう見真似でやってみたところ……天幕は見事に倒壊した。

「勢いで骨組みを砕いたのがトドメだな」

倒壊の原因を考えていると。

「何をなさってるんですか」

狼牙から声をかけられた。

「いや、少しは月の石に慣れようかと」

「言ってくだされば、付き合いましたのに……」

呆れたような声音で言われ、きまりがわるくなる。

「麟の食事も終わりましたから、近くの村まで行きましょう。

そこで、指導しますから」

「あぁ、よろしくお願いする」

「では、出発の準備を」

狼牙が、皿と箸をまとめるとそれ等は、崩れていき。跡には、白い真珠のような月の石だけが残された。

俺が天幕に触ると天幕は泥のように崩れてゆき、月の石が残された。

俺達三人は、次の村を目指して歩きだす。

「次の村までどれくらいかかるでしょうか?」

「大体、二刻程だな」

「着く頃には、昼時ですね」

「教会が無ければな」

着くには着くのだが教会があれば近づきたくない。

「……その時は、物資の補給だけしてきます」

「俺は、村の外で待ってるよ」

他愛ない会話をしながら……。


一刻半程過ぎた頃、道の先に村が見え始めた。

「……教会は、無さそうだな」

見えるのは、木造建築ばかりで、レンガ造りの教会は見当たらない。

「今日は、野宿しないで済みそうですね」

「そうだな」


そのまま半刻歩いて村の中、毛無し以外の人間もいるのだが……。

「雰囲気が悪い」

「えぇ、まったくです」

毛無しと他の人間との関係がぎすぎすとしている。

教団と関係があるかもしれない。

「情報が無い事には何も進みまない。宿をとり次第、情報を集めるぞ」

俺は、情報収集を提案する。

「仕方ないですよね。指導は宿でもできますし、日中は情報集めに当てましょう」

狼牙も賛成のようだ。

「……」

「麟も賛成だそうです」

「そうか」

まずは、宿屋を探す事にした。

「旅人相手の商売だ。多分、この辺りにもある筈…………見つかったぞ」

少し辺りを見回しただけで見つかった。

飯屋も商っているようで情報も手に入りそうだ。

「存外、楽に済みそうですね」

「教団が絡んで無ければな」

中に入ると、喧騒が耳に入ってきた。

取っ組み合ってる毛無しの男と猫人の男、それを止めようとしてる周りの人々。

その騒ぎを避けて進み俺は、帳場にいる毛無しの女将に聞く。

「この騒ぎは何だ?」

「いらっしゃい。この騒ぎはねぇ、毛無しが発端でね。奴さん、あの莫迦げた宗教を鵜呑みにしてんのさ」

「それで」

「その宗教に港の村から追い出されたあの猫人が、奴さんがあたしに宣教してんのを聞いて怒り心頭」

「今に至ると」

「そのとおり」

「そうか、部屋を借りたい」

「何人だい?」

「三人だ」

「飯付きなら銀貨三枚 飯無しなら銀貨一枚と銅貨五十枚」

「高くないか」

「飯付きは、ここでの食事が無料さ」

「それなら飯付きで頼む」

銀貨三枚を渡す。

「毎度あり、部屋は奥の間以外なら好きな所を使いな」

女将は、商売用の笑顔でそう返してきた。

「一部屋借りるよ」

俺は、狼牙達を呼び飯屋の奥にある部屋の一つに入る。

騒ぎは、何時の間にか収まっていた。


「……成る程、教会は無くても教えは広まっているようですか」

座敷に入り、先程、女将から聞いた話を狼牙達に聞かせたところ、そう返してきた。

「宣教士が誰か分かれば楽なんだがな」

「港の村に寄らなかったのは早計だったかもしれませんね」

狼牙の言葉に少し、きまりが悪くなる。

「とりあえず、状況を整理しよう」

「そうですね。

まず、九州の港付近の村には既に毛無ししか、いませんでした」

「次に本州の港付近の村は、教会が有ったことと、先程の騒動を見る限り教団の支配下にあるだろう」

「そして、この村の様子もオカシイ。調べると教えは既に広まっているようです。それも、雰囲気が悪くなる位には」

「教会が無いところを見るに、まだ宣教は完全では無い」

「つまり、宣教士が来てからそう時間は経っていないようです」

「尻尾位なら掴めそうだな」

「出雲に着くまでに片付けば良いのですが」

三人とも立ち上がり座敷を出る。

「女将、少し出る」

「はいよ、行ってらっしゃい」

女将に声をかけて宿屋を出た。


「何処から行くか」

「広場なんかどうでしょう。彼等は派手好きなようですから」

「そうだな、広場に向おう」

狼牙の提案により、村の中心にある広場を目指す。

はたして、そこには人だかりが合った。

「あっさり見つかったな」

「拍子抜けですね」

皆が和服を着てるなか、ヒドく目立つ襟をした洋服に南瓜パンツを履いた天辺ハゲで中肉中背な毛無しの男が、そこにいた。

「……何処の王子様でしょうか」

「王子の服装は知らんが、宣教士の服装では無いだろうアレは……」

二人して、思わず呆れてしまう格好だった。

確かに派手だし華美な服装だ。しかし、心象は最悪である。

「宣教士様!」

「今日も素敵です宣教士様‼」

「奇跡を!今日も奇跡をお見せください‼」

騒ぐ毛無し達、どうやらアレは宣教士で間違い無いらしい。

「どうです、宣教士とは言え仇の一人を見た気分は……」

「なんというか、アレが仇ってのは釈然としないな。

うん、凄く釈然としない。

きっと、百年の恋が冷める位には釈然としない」

間違いであって欲しいと思うが、残念ながら現実である。

項垂れていると、宣教士がゆっくりと手を挙げた。

すると、騒いでいた毛無し達が黙る。

「皆様、暫しの間、静粛に」

見た目に反して重厚な声が広場に響く。

「主は、泥から人間を作られた」

宣教士は地面から土をすくい、それに水をかけた。

「土は、体を作り」

泥をこねる。

「水は、魂となった」

泥を丸める。

「形は、主を模した」

泥を人型にした。

「しかし、刹那に崩れた」

泥が動き歩きだす。

「水が土から逃げたからだ」

泥は、見る間にヒビ割れ。

「泥は土くれに還る」

崩れさった。

毛無しが沈黙を破り歓声を挙げる。

「これが奇跡か……」

「違いますよ、あれは魔術です」

俺のつぶやきに狼牙が返してきた。

しかし、俺はそんな魔法を知らない。

「土くれの人形、大陸にはそれを作る魔術があります」

「そうなのか」

「えぇ、今のは、簡略してるので直ぐに崩れましたが……」

狼牙が説明をしていると。

「亜人が失礼な事を言うな!」

宣教士が間に入ってきた。

何時の間にか、毛無し達がこちらを睨んでいる。

「これは、神の奇跡だ。魔術などの邪法と同じにするでない‼」

「では、やってみせましょうか?」

狼牙は、宣教士を挑発する。

宣教士は観衆の手前、逃げる訳にはいかない。

「やってみろ、できる訳ないがな」

そう言って 不敵に笑う宣教士。

「本当に大丈夫なのか?」

「まぁ、見てて下さい」

観衆の前に進む狼牙、その姿は自信に溢れていた。

「先程の泥人形、材料は単純、土に水それから……髪の毛です」

宣教士の顔が歪む。

「本来なら、神の力を借りる為に紙に神を意味する文字を書くのですが。

今回は、ほんの数秒動かすだけで良いので個人の一部を使いましたね」

一息吐き、

「土は、体を作り。

水は、魂となった。

形は、主を模した。

しかし、刹那に崩れた。

水が土から逃げたからだ。

泥は、土くれに還る」

宣教士の教えを暗唱した。

「泥を人型にすることで体を固定、神の名の代わりに自身の一部を入れることで、それを魂とした。

主の真似事をするこの術、あなた方にとっては禁忌ではないでしょうか」

そう言って、狼牙は泥を狼人型の人形にして、

「これを入れれば完成です」

自らの髪の毛を一本引き抜き、観衆に見せつけてから。

人形にいれた。

「歩きますよ」

人形を地面に倒して置くと、立ち上がり、歩いた。

「崩れなさい」

その一言で人形は土くれに還った。

観衆は、息を呑んだ。

「あ、悪魔です!

こいつは、亜人の皮を被った悪魔です!

騙されてはいけません‼ 」

宣教士が叫ぶ、それに対して狼牙は涼しげな顔をして返した。

「これが悪魔の所業なら、貴方のしたことも、主のなさったことも同じですね」

「結論そうだけど。なんか間違ってないか?」

「今は、悪魔が微笑む時代なんです」

俺のツッコミにフフフと笑いそんなことを言う。

「とにかく、毛無しだけが特別な存在では無いことの証明にはなったと思うのですが……まだやります」

声音を低くして凄みを持たせて言う。

宣教士は、

「きょ、今日のところは見逃してやる‼

しかし、貴様には何時か天罰が下るぞ‼それまで、悔い改めて待っていろ! 」

と甲高い声で叫び、逃げて行った。

「悔い改めたら天罰も何も無いでしょうに」

「まったくだ」

観衆もそれを見て、散り散りになっていった。

期待していた分、失望も大きいだろう。

この村が教団に毒されることは当分無いと思われる。

「あっ、捕まえておかないと宣教止まりませんね」

「今更それを言うか」

疲れたので、俺達は、アレを追わずに 宿屋に戻ることにした。


宿屋に戻り、座敷で寛いでいると女将がやって来た。

「お前さん等、あの奇天烈な奴の鼻をあかしたんだってねぇ」

「奇天烈な奴……あぁ、アレのことか。そいつは、そこの狼牙がやったんだ。俺は見てただけさ」

「お前さん等がやったには代わり無いんだろう」

女将は、妙に気分良さげに言う。

「えぇ、そうですが。それが何か」

「今、飯屋の方がその話で持ちきりでねぇ。

莫迦な宗教を宣教する奇天烈な奴を追い出した功労者、港の村から来た奴等が宴会するから来てくれだとさ」

ほら、行った。行った。と俺達の背中を押す女将。

そのまま、飯屋に入ると……。

「酒臭いな」

宴会どころか酒盛り状態だ。

狼牙は、麟を座敷に戻して来ると言って逃げた。

「おう、功労者一行の一人じゃねぇか~」

「そんなとこにいないで、こっちにこいよ~」

猫人と犬人に捕まり、空いている席に着かされる。

何時の間にか手には、酒の入った杯があった。

「さ、さ、グイッと」

全員がこちらをジッと見ている。

飲むしか無い。

杯を傾け一気に酒をあおった。

途端に起こる歓声と拍手。

「いい呑みっぷりだ」

「竜人ならこんなの水だろう」

「竜だけにウワバミかい、じゃんじゃん呑みな」

杯が空く、酒が注がれる、呑む。

杯が空く、酒が注がれる、呑む。

この繰り返しの果て、最後には……。

「……ぼくだけになっちゃた」

何時の間にか、幼児退行していた。

宿屋の方から音がこちらに近づいてくる。

「竜牙さん、大丈夫ですか?」

狼牙だ。

「だいじょうぶだよ」

「そんな、呂律が回らない状態で言われても。座敷まで戻れますか?」

「うん」

立ち上がり歩こうとするが……。

「ふらふらする~」

千鳥足になる。

「世話がやけますね」

狼牙がこちらに近づいてきて、ぼくと肩を組む。

「これなら、大丈夫ですか?」

「うん」

ゆっくりとだが、歩ける。

寝転がっている人を避けながら座敷に向かう。

こんなに酔っているぼくの世話をやく彼はなんだか。

「おかあさんみたい」

「失礼な、せめてお父さんと言って下さい」

「え~、りんちゃんのせわをしてるとことかぁ、あさげのじゅんびしてくれるところとかぁ、おかあさんにしかみえないよぉ」

そして何より、滲み出す気配が母親の物と酷似している。

「ねぇ」

そのせいで

「何ですか?」

口を滑らせた。

「おかあさんっていっていい?」

今は亡き母を求める声を出してしまった。

狼牙を見つめる。

彼の目は見開かれている。

「だめなら、だめでいいよ」

逃げようとしたぼくに彼は……。

「構いませんよ」

優しげに微笑んでくれた。

「あって、みっかだよ?」

「時間が必要ですか」

「ぼく、よってるんだよ」

「別に、今だけでも構いませんよ」

「おかあさん」

「何ですか?」

座敷の中、狼牙を抱きしめた。

彼は、ぼくの背中をあやすように叩く。

「今まで大変でしたねぇ」

「おじいちゃんもししょうもいたからがんばれたの」

「それでもですよ。あなたは、本当に良く頑張りました」

「まだいっぱいやらなきゃいけないよ」

「私も手伝いますから。安心なさい。さぁ、お休みですよ」

「うん」

布団に近づく、ぼくは狼牙から離れて布団に入る。

「子守唄は、いりますか?」

枕元に座る狼牙が言う。

「 いらない」

「なら、坊やにはおやすみのキスを……」

嘴に触れる柔らかい感触。

温かいなぁ。

「おやすみなさい、坊や」

そのまま、ぼくは夢におちた。

次の話は、番外です。

この後の狼牙の話です。

おそらく、否定ばかりの展開かもしれませんが。

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