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6話 構って欲しい王女

「友人になったからには私の話を聞いてもらうわ」

「…面倒事は遠慮する」

「面倒?誰が?誰の話をすることを面倒だと感じるの?ねえ、答えてくれない?」


問い詰めてくるのは怖すぎる。顔を近づけさせるな。距離感どうなってんだよあんた。おかしいだろ、一定の距離感はあるとかないのか?


「…ノーコメント」

「逃げないでくれる?ねえ、話を聞いて。私の話は退屈させないからさ…いいでしょ?」

「メンヘラ彼女かな?」


例えがそれなんだよな…おい、王子、何苦笑してんだよ。あんたの家族暴走モードになってんだから止めろ。いくらなんでもこれはやべえだろ。友人に対する友愛が怖すぎる。これで友愛なら恋人に対してどんな行動するのかわからねえ…怖すぎん?


「あはは…(メイ、いくらなんでも友人に対する態度おかしくないかい?そりゃまあ、同世代の友人なんて初めてだからついつい構ってしまう猫や犬のように察したくなる気持ちはわかるけど…)」

「ねえねえ、私ね、家でよく修行しているの。木を燃やしたりとか」

「木を燃やす??」


うん、どんな修行??炎系能力持ち?いや、なんで木を燃やす修行?


「でもね、父上に叱られるの」

「国王に叱られているのか…」


国王の娘だったなそういや…しかし、木を燃やすと言っても訓練用に用意した木じゃないのか?怒られる理由はやりすぎだからか?わからないがとんでもないことをしているかもしれないな。


「叱られるって何をしたんだ?訓練用の木材ならいいんじゃないのか?」

「ううん、城の壁、少し燃やしてしまったの。数日前に」

「それはあんたが悪い」

「うん…だからさ。もっと扱いにならないといけないの」


俺より能力の扱いは上手いと思うが?火力が高すぎるというより攻撃範囲が広いからかは知らない。


例えば、今の彼女の説明からして普段は雨の水溜り程度の範囲で降らしている雲が発達し過ぎて大雨という制御できないモノへ至ってしまい、豪雨として水たまりの範囲が広がってしまったってことか?分からん。説明下手だな俺


「まあ…今でも十分高いだろう?」

「そうだね…これから…頑張る!」

「おっおう…」


さっきと別人じゃないか?なんというか…サイコパス感があったのに今は構って欲しい犬だ。なんというか、寒暖差のひどい人だ。


「全く、メイは構って欲しいメンヘラかな?」

「は?」


王女は王子を睨む。なんかやべえの感じるな…殺気か。


「なっ!」

「ヒィッ!」

「怖い!!」


金縛りでも喰らっているのか周りのクラスメイトたちは動かず、青ざめた顔をしている。王女の殺気は貴族とか庶民とか関係なく、震わせる。まるで、悪女のように


支配するという言葉が王族に似合うが彼女もその言葉に相応しい。力による恐怖を植え付けるだけではなく、存在感で恐怖を植え付ける強者。


「私に何か文句でもあるの?」

「彼が困ってるじゃないか。君の話は彼にとって難しい。」

「でも聞いてくれる」

「対応が大人だから。空気を読めるから」

「…そうなの?」


俺を睨むなよ


「…まあ……なんというか…うん」

「……え?」

「ほら、俺の言うとおりだろう?」


まるでわかってますと俺の顔を見て笑う王子に文句を言いたいとしたらそれを今言うか?ってことだ。変に空気を重くしないでほしい。


「はぁ……」


はよ、先生来い



_____


おまけ


赤クラスにいる銀髪金眼の男はユリ、王子、王女を睨んでいた


「……」


椅子に座っていて三人を見ている


(なるほど…これは…)


まるで三人を獲物を捕らえようとしている蛇のように睨んでいたが目を閉じる。


(面倒なことになりそうだ…学園に着て嫌な予感しかしない。あの3人を中心に事件が起きそうだ)


目を開けて天井を見る。諦めたような顔をしてため息する。それはあの3人に対してのものであった


「どうと思う?」

「どっどう思う?う〜ん…」


困惑する青髪の男性


「まあ、僕はいいんじゃないかって思ってるよ」

「そうか?それでもいいか…お前がそう思うなら俺もそれでいいかもしれないが…巻き込まれたくない」

「それが本音?面白いね」


笑う青髪の男性に銀髪の男性はため息する。笑われるとは思わなかったが笑われる要素はあった。確証もない発言を話して事実ではなかったら笑われる


自分の発言に後悔する銀髪の男性に青髪の男性は話す。その言葉は銀髪の男性を驚かせるほど


「発言に後悔している君は優しいね」

「!?…は?……ねえよ。優しい?どこにそんなのが見える?」

「心配なんだろう?自分も周りも」

「……意味分からん」


銀髪の男性はその言葉を認めたくなかった。優しいと言う言葉は今の自分にとって違うと認識していたから。

どうもルセイです

ここまで読んでくださりありがとうございます!


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次回も楽しんでいただけるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!


それではまた次回で!


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