王女怖い
その後、体育館から移動して教室に入った。
「ここが赤クラスか」
歩いていくとそれなりの人数が集まっていた。庶民生まれの生徒は…少ない。制服が貴族と違うから何か分かるというわけではないが貴族の人は謎のバッチをつけている。分かりやすくするためにバッチをつけている。だから、付けてない人を数えることはできる。
1…2…3…4…5…6…7人か……いや、俺を入れて8人だな。ただ、このクラスに今いる人たちは…1…2…いや、8人以上は確定だから…9…10…11…12…13…14…15…16…17…18…19人か。1人1人数えるのも面倒だな。
「…まだ人は来るか」
どこか空いている席でも座ろうか。そうだな…席は指定されていないようだし、適当に座るか。
空いている席に座ると銀髪の女性が俺の前に来て見下ろしてきた。どこかで見たことがあると思ったらさっきのスキルレベル測定の時に目立っていた王女様だ。俺に用でもあるのか?
「…何?」
「あんたね。私の次に強いレベルを持つ男は」
「次?……俺より上は他にもいるだろう?」
「とぼける…いや、そんな周りの人のレベルを見ていないみたいね。あのレベルで白クラスとか思っていた馬鹿らしい発言をしていたからして頭が良くないのでしょう?」
「正解」
「認めないのが普通でしょ…」
なぜか分からないが頭を抱えている。正直に答えるのがいけなかったのか?なぜ、呆れた顔をしているのか分からない。
「認めないも何も事実を答えているだけだ」
「悲しくないわけ?」
「悲しいさ」
「…あっそう」
失望したのかな?…どういう顔なんだ?
「あなたがスキルレベルに興味がないことがわかったわ」
「いや、人並みはあると祈っていたぜ」
「嘘でしょう?」
「ぐっ…」
俺の顔を見て嘘だと見抜いたかは分からないが即答は早いな…俺はそんなに表情わかりやすいタイプなのか?それかスキル?それはないか…多分
「この私の前で嘘はよくないわ…」
「別にいいだろ…聖人じゃあるまいし」
「そんなもの求めていないわよ」
ため息して机を叩く
怖い。いきなり何をするんだ。なんか睨んでいるし…さっきから睨まれているけど何?
「あんた、なぜあんなにスキルレベルを上げられたのかしら?」
「ん?そこまで強くないからだよスキルが」
スキル自体使いやすいとレベルが上げやすい。だから、高いレベルまで上げられる
「…そうとは見えないわね」
近づいて顎を掴んできた
「モゴモゴ!?」
「へえ〜満月を見ているような…金眼ね。スキル関係に見えそう…いや、ないわね」
爪が食い込んで痛い!なんだこいつ!!!
「痛い痛い!!」
「いい目ね。ほじくって宝にしたい」
「!!?」
怖すぎるわこいつ!!何を言ってんだお前!!!サイコパスかぁ!痛い痛い!!
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おまけ
赤クラスに入ったばかりのメイは周りを見る。どいつもこいつも自分より弱い。
(スキルレベル200以上しか集められていないとはいえ、大した実力はないようね。まあ、私の相手になってくれるのはアルベルト…とあの男)
だらけているが強い男。庶民でありながら王族の自分に匹敵するほどの実力者。同世代でありながら自分とやりあえるかもしれないと考えるメイにとって嬉しい誤算だった。
(彼なら友達になってくれるかもしれない)
そう願ってユリが来るまで教室で待っていた
どうもルセイです
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