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クラス対抗戦闘2

3人倒したところで順調。開始して5分は過ぎたのか?と腕時計を見ると10時6分


始まったのが大体…10時くらいだから同じくらいかな。周りを見ると倒れている人がそれなりにいる。開始数分で倒れる人が増えてきているということは上位がボコボコにしているということ。容赦ないな


「次の相手は誰ーん?」

「2位か」


コツコツと歩いてきたのは金髪の男。クラスメイトだな。


「クラスメイトの…名前は忘れたが…」

「忘れるなよ…まあ、入学して2日しか経っていないから無理もないが…」


呆れた顔をしているが俺が名前を覚えていないという話については仕方ないと思ってるようだ。それはそれで助かる。名前を覚えるのは苦手なんだ、男女関係なくな。


「俺は8位の男だ。やってやる」

「上位勢か…」


確かレベル293だったよな。300台ではないが上位だ。まあ、そもそも赤クラスは世間の上位者だからな。こいつも厄介なスキル持ちだと思う。


「お前を倒して上位にのしあがる。」

「なぜ俺が2位だと知ってる?」


俺はクラスメイトに教えた記憶はない。王女と王子だけだ。もしかしたら会話を聞いていたかもしれないな。それは誤算だったがまあ問題ない。スキルをバレたわけではないからな。


「王女様たちの会話を聞いていたんだ。目立つからな」

「なるほど、理解した」

「庶民が理由であれ、そんなことを言ってるようでは俺はまだまだだ。だが、お前を倒して進む。お前は俺の壁だ」

「脅威と見てくれてありがたい。評価してくれるとはな」


王族と仲がいいなんて認めないとかプライド的なものはそこまで高くないようだ。言えば実力者なら認めるという人なんだろう。関わりやすいタイプだ。


「あの王女が友達を作ったからな。まさに青天の霹靂だ。只者じゃないと誰にでも分かる」

「それを認めないとかあると思ったが?」

「自慢でもしたいのか?くだらん。認めないも何も逆らったら王女様に殺される未来しか見えんわ」


あれか、メイが怖いから俺に手を出しにくいってやつか。俺はどうやらメイの力に守られているようだ。なら、守られないように力を見せる必要があるな


「怖い人と見ているようだな」

「貴族の世界じゃ逆らってはいけない方だ。拷問が可愛いほどのやべえ方だ」

「何してんだよあの人」


拷問が可愛いほどって一体どんな尋問?いや、暴れっぷりをしているんだ?想像できないが貴族が恐るほどと言うことは恐怖政治のようなことをしている…と思うがよくわからん。


貴族社会に詳しくないし、貴族社会についてよく分からない庶民じゃ考えても無駄。考えるより見た方が理解できる


「そう考えてしまうほどにか…」

「同情するなよ。俺が悲しくなる」

「心のダメージ受けてんじゃねえか」


どんだけやべえんだよ。まあ、常識があるかないかの差が大きいからなメイは…


「さて、話はここまでで終わりだ」


殺気を感じた。ようやく、始まるのか…


構える俺が警戒していた。8位ということは上位勢。学年トップ10に入るほどの実力者だ。厄介なスキルを持っている


「ここからの時間はゲームだ」


サイコロを出した。なぜ、サイコロ?


「スキルか」

「そういや、名前を言ってなかったな。セリウス・ド・ユレースだ」


セリウスはサイコロを投げる。2が出た


すると水が上から現れて洪水して川から街に流れるような速度で来た


おいおい、水!?


「マジかよ…獄炎」


紫色の炎で水を蒸発させていく。蒸発した水は水蒸気になって湿気が上がる。すると雲が現れた


「!」


こんな高さから雲だと!?まさか雲まで操作できるのか…!


水から雲まで操るとは…


「厄介なスキルだ」


離れる俺にニヤリと笑うセリウス。奴のスキルレベルが高い理由は分かった。本来なら水を出す程度だが大量の水を出すこともできて水蒸気になったのを雲にする。


かなりの努力者だ。しかもサイコロでのスキルが発動なら、あと5つあるってこと。今は2なら、まだ1、3〜6ある。


「暑いな…」


湿気のせいで気温が高く感じる。少々不味い事態になったな…


「熱中症になって倒れる?」

「悪いがそれは嫌だな。格好悪いのをここで見せるわけにはいかないんだわ」


さて、こいつの能力について考えよう。サイコロを転がして発動するスキル。それは分かるが2が水を操る。水に関係する自然現象も操るってところか。


しかし、このまま放置すると台風のような自然災害が起きてしまう。最初の水の放射量からして津波も作れるだろう。限定的な範囲だと思うが水の力を操作できるのは厄介だ。


水系スキルを使用できるってところか。


「お前のスキルはマジで強い。さっきの槍使いも炎使いよりも」

「さっきから思うが俺を褒めるんだな。少し照れるからやめろ」


照れるなよ


______


オマケ


「これで2人目」


青髪の男ーノエル・ド・ブルーノアは倒れている男2人を見て目を閉じて去った。古い校舎内で戦闘音が何箇所も起きていた。


「みんな怖いね…まるで獲物を狙うライオンのように暴れる…まだライオンのほうが平和か…」


ため息して歩いていく。そうして歩いて階段に登っていると何か嫌な予感がした。なんもないのになんかあると感じるよくわからないのが彼の中に生まれた。


「…誰か…いる?」


周りを見るもいるようには見えない。影を見るもいない。影が異常に大きいとか何か起きたらすぐに見るもいない。


階段を登ると階段が長く感じる。登っても登っても階段が続く。この時点で違和感の正体に気づいたノエル。


「なるほど…階段の段数を操作できるのか…限定的なスキルだけど…」


階段を降りて3階の廊下を歩いていく。階段に近い教室に向けて歩いていくも全然辿り着けない


「!」


階段だけではなく、廊下も異常が起きていた。廊下が伸びているように見えて前に進んでいない。精神を操られているのか?と錯覚するほど


「いや、近くに誰かいるね」


厄介なスキル保持者を相手にノエルはため息をしたのだった。

どうもルセイです

ここまで読んでくださりありがとうございます!


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次回も楽しんでいただけるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!


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