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生徒会

10話突破!!

入学の日の夕方


とある場所にて


「…なるほどね…」


紙を持ち、読んでいる男がいた。生徒会という学園の校舎内の室内に数人がいた。


「王女に王子に庶民と……愉快じゃない」


青髪の女性はニヤリと笑う。その微笑みは不気味だ。

光る金眼が紙を見ていた。


(300超えが8人…これは愉快だね…前年度は…いや、それでも逸材揃いか…)


考える。予想以上に面白い人材たち。例年通りという予想は外れた。王女様は300後半だ。数年に一度か。


「どう?会長」

「……」


銀髪金眼の男。会長と呼ばれた男だった。身長190後半の長身に黒い服に黒い手袋をしている。服装は制服には見えない


「無言?無視なんて悲しいわ」

「お前の話などどうでもいいだろ」


ゲラゲラと笑う赤髪の男性。青髪の女性が睨んでいるもそれすら無視している。彼の呑気な声に呆れる人もいる中で生徒会長は考えているように見える。


生徒会6名。全員2年生赤クラスである。3年生という最上位学年を抑えて生徒会に座る彼らの実力は高い。


「新入生の話に騒ぐ必要もない」


黒髪白目の男は興味のない様子。身長190前半で背が高いが生徒会長ほどではない。


「笑うほどかしら」


目を閉じている金髪の女性は首を傾げていた。残り、1人


「私は……見ている……」


赤と黒の髪を持つ女性は紙を見ている。


「所詮、300台だろ」

「王族や貴族くらい。庶民でもあり得るとしても1人か2人…」

「気にする必要はない。学園でどれくらい成長するかだ」

「…強くなるのは…簡単ではない…」

「期待して無駄だけでしょ」


それぞれが話し合う中、無言で見ているだけの生徒会長。彼の無言に5人は見ていた。何も話さないことは少ないが彼自身何か考えているのだろう。


紙を見て分析しているのかは不明であるが考えているのは間違いない。難しく考えている


「……なるほど…警戒しないといけない相手だ…」


5人は驚く。生徒会長が警戒しないといけないと言う言葉を使うほどに新入生が厄介だと認めたのだ。あり得ないと驚く5人に生徒会長は5人を見る。


「油断してはいけない相手だ。今のレベルが我々より低いとしてもスキルレベルなんぞ一つの評価に過ぎん。使い方が上手くなったからレベルが高いに過ぎないのだからな」

「……分かったが……なぜ、警戒するべきだと……?」

「スキル次第で敗北してしまう可能性がある。新しい扱い方を学べばスキルレベルは一気に上がる。それが危険なのだ」

「……なるほど…」


扱い方。言えばスキルに新しい権能が手に入れたり、戦闘方法を新しく見つけたらレベルは上げやすくなる。その場合、スキルレベルが自分たちを超えることはあるのだ。


過去の事例から生徒会長は王女たちを危険な相手だと考えている。


「さて、俺たちのスキルレベル公開しようぜ!誰が1番なのかな!」

「はぁ?」


赤髪の男の提案に顔を顰める青髪の女性。ため息して呆れた顔をし、考えていた。


(こいつの考えが理解できないわ。まあ、難しいことを考えるような人ではないと思っていたけど…)


こうして、スキルレベルの公開をする


赤髪の男、オルガ・ド・スペンサー

スキルレベル512


青髪の女性 カタリナ・ド・アルカディア

スキルレベル589


黒髪白目の男 ユリウス・フォン・アルカナリア

スキルレベル552


金髪の女性 セレーナ・ヴァン・ノワール

スキルレベル526


赤と黒の髪の女性 エリザヴェータ・フォン・ヴァルシュタイン

スキルレベル701


そして、銀髪金眼の男 レイアレクサンドラ・ド・スカーレット

レベル722


「やはり、お前ら2人は別格だわ」

「私は…ここにいる…負けることは…ほぼない……」

「強くならねばいけないな!」

「まだまだ差がある…」

「ふむ…レベル上げしないといけないか…」

「……」


生徒会長レイアレクサンドラは紙を見る。満月のように見える目をしていた彼に映るのはー


(ユリ・アラザイトか……こいつが俺を超える時は来るのだろうか…期待しておこう)


ニヤリと笑って期待を胸にしまう。誰を期待しているのかは生徒会メンバーには伝えない。使えれば標的にされるだろう。入学したての実力者には負担をかける。今はじっくり観察して一定の強さを得れば生徒会メンバーを送るのも面白い


(さて、ようこそ、王立学園アクト(地獄の扉)へ。歓迎しよう 新入生(扉を開ける者)よ)


ニヤリと笑った。これから来るのはユリたちにとって想像できない出来事だらけ、その試練を乗り越えた先に何があるのか、生徒会長は期待するのだった。



_____


オマケ


ユリの部屋にて


「もう夕方か」


夕方になっていることに気づいた俺は椅子に座る。荷物を片付けが終わった。疲れた…1人でやったからな。


「お疲れ様」

「まあ、な」


王女がなぜかまだいるのだがもう諦めた。帰ってくれと言っても帰らないだろうと謎の信頼感が俺の中で生まれた。何をしても駄々こねるだけだからな。


ただ、流石にもう夕方だ。流石にこれ以上は無理だろう。家のこともあるだろうし


「もう夕方だが帰らなくていいのか?」

「え?泊まる…あっ準備していない…」

「おい待て…!」


今、泊まるとか言ったよな!?準備していないだと…!俺の耳は遠くなった…いや、それは違うのか…


おいおい、この王女どうなってる。いくらなんでも男女が同じ部屋で寝るなんていけないだろ。恋人とか夫婦なら問題ない。幼馴染ならかろうじて納得できるが今日会ったばかり


それは駄目だ。


「駄目だろそれ!?」

「え?」


え?じゃねえよ!?この王女何を考えているんだ?


「あのな。いくら友人でもやらねえよ。同性ならあり得る話だが…」

「異性でも問題あるの?友達ならいいじゃない」

「いやいや、考えてみろ。襲われるかもしれないんだぞお前が!」

「え?どういうこと?私が?大丈夫だよ。」

「俺に襲われてもか?」

「え///」


何、赤らめているんだ?


「いいよ…ユリなら…」

「やめてくれ。社会的に殺されるどころか国に始末されるから」


こいつ、自分が王女という立場を持っていると自覚しているのか?自覚していない部分と自覚している部分があるとしても今の内容に関して理解しているとしても言っていいことと悪いことはあるだろ。

どうもルセイです

ここまで読んでくださりありがとうございます!


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感想も大歓迎です! いただいた声が、今後の創作の大きな力になります。


次回も楽しんでいただけるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!


それではまた次回で!


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