解説編
分かりにくいとご指摘を頂きましたので過去投稿した物の解説を欠かして頂きます。
良ければ本文お読みいただいたすぐ後に解説に触れて頂きたい気持ちですが、ただ読んでくれるだけでも嬉しいです。
ではでは
https://note.com/halhit/n/n2665a52c84f7
『足音』
少しはちゃんとした解説
この文章の生い立ちから。
カウントダウンして欲しくてですね。
いい感じにカウントダウンする時ってなんだろなって考えたらこうなりました。
女の子の幼なじみが死んじゃったんですねー。毎朝一緒に登校してたんですけど。
その習慣からか、いつかひょっこり現れないかと。
頭では分かってるけど期待してしまう的な。
いつもの時間になっても現れないなぁ。
分かってたけどね。
というような感情ですねー。
悲しみから立ち直っていく途中の様子が伝わればなァと、思ってます!
https://note.com/halhit/n/n0d6aa33ea34a
『小さな足跡』
少しはちゃんとした解説
ふと「トカゲの足跡を見たことがあるか?」
ってセリフが思いつきまして、そっから書き始めました。
この二匹は誰かに買われています。挿絵の方に乗ってるのですが首輪が描かれていますね。NOTEの方しか見れませんが。
つまり魔術的な生き物なのです。白と黒の猫なので陰陽道出身の子達なんですよ。ほんで、元々1匹の子です。
白い方が最初に喋る方で
黒い方が突っかかったりする方です。
「逆な印象を受けました」って方がいたら。そりゃそうです。最初は逆のイメージで書いてました。猫ちゃんたちのセリフは別の物の暗喩になっています。と言うかこの物語自体ブラックジョークみたいなもんです。当てれたら凄い。
女
政治家
猫
各種活動家
黒猫
脱プラスチックとか森林伐採やめろとか、とか言ってる
白猫
冷静に考えて無理だろって正論パンチする
なんかいつもじゃれ合ってる。
ハーブは(と言うよりこの物語上での植物は)お金って意味付けにしてあります。
猫が嫌いなハーブ(の匂い)
裏金的な
人間が好きなハーブ(の匂い)
お金好き
ハーブは嫌いだけどマタタビは好きな猫
結局お金好き
黒トカゲ
自然
切られても再生する的な
煙が「出ちゃう」のは猫が追っかけるから
なんかそんな感じです。
でも大きくは絵本みたいな世界観が出したくて書いてました。
https://note.com/halhit/n/n287e53419eff
『カラス』
個人的には一番好きですね。
カラスが題なのは頭がいい鳥で詐欺だったり宗教だったりを象徴するからですね。
アシナガバチは、詐欺師で
カメムシやイモムシを騙して子供を育てていたわけです。
カメムシは被害者としての役割ですね。
ある時被害者も自分と変わらない人間だと気がついてしまうわけです。
それ以来、人が騙せなくなってしまいました。
その辺から虫の名前が漢字になっています。
んで、詐欺師として食えなくなったアシナガバチは違う所へ行こうとして
あっさり自分より大きな存在
(組織や自分より優秀な詐欺師)
にあっさり食べられてしまうわけです。
葛藤からのカタルシス的なやつですねー。
「詐欺師」と書きましたが、いわゆるオレオレ詐欺とかだけじゃなくて
嘘見積もり出す業者とかその辺の方が意味合いとして大きいです。
ちなみに最後アシナガバチを食べたのは猛禽類です。強さです。
カラスはあくまで題なので。
長くなってしまったので『おまじない』と『霜』はまた明日。
続く
『足音』『小さな足跡』『カラス』の解説です。