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#10道筋
2047年 6月 世界政府加盟国・ドイツ
「全員席に着いたか?」
「これから説明を始める。」
「私はZialeinの会長を務めるものだ。遠隔での参加になってしまったが許してくれ。」
どういう身分なのか知らないが、その人は声が加工されていて、顔を出していなかった。
「今回は分かっていると思うが、ドイツの国長ミヒャエル・シュタイナーの暗殺をしてもらう。」
「予定では、22時に目標が自宅に帰ることになっている。多少のズレはあるかもしれないが、そこは臨機応変に頼む。そして、雨天の時は外出している人が少なく、外に護衛がいない場合がある。よって、作戦開始時刻を天気が雨である6月⬛︎日0時00分とする。」
「A班は自宅内外の護衛・目撃者の排除、B班は自宅周りの見張り、C班は目標の暗殺、長官は車両から指示を出してもらう。映像は一人一人についているボディカメラから送られる。A班は4人、B班は3人、C班は2人。証拠はできる限り残さないように。」
「了解」
声を揃えて、返事をした。
僕はC班に配属になった。もう1人はソン・リーナだ。
「おっ、アランじゃん。元気?」
「まぁ、少しはな。」
「そっか、よかったな。次の作戦も頑張ろうな!」
「うん」




