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西暦2045年
地球では第3次世界大戦が行われてから20年ほどが経過した。
国連では世界政府の設立が急がれた。
宗教や国を統一し、国という概念をなくすことで世界情勢の安定化を図るものである。
もちろんそれに反対する反世界政府団体がいる。
世界政府ができると、世界中の国々にと情報を共有することができ、問題解決が楽になるが、非道なやり方を重く見た者たちが集まり、国連に反攻している。
それに、2030年の解決を目標にした地球温暖化だが、解決されるどころか、南極、北極の氷が溶け、今では海面上昇が問題になり、「だれ一人取り残さない」が一つの目標だったが、今の地球では、取り残された人しかいない。
そんな中反世界政府団体の中国や宗教国がグリス連合国を建国した。
そのため、世界政府とグリス連合国との戦争が始まった。
世界政府とグリス連合国という対立する立場で生まれた2人の物語。
この物語は、グリス連合国の大統領の息子として生まれた、アラン・ウィンチェスターが主人公だ。現在7歳だが4歳までの記憶がない記憶障害を患っている。そんなアランは母親と2人で暮らして、世界政府教育学校に通っている。なぜ、敵である世界政府の学校に通っているかは謎だ。

※初めて小説をやるので1話1話の内容が短いです。ご了承ください。あと、たまに内容を修正することがあります（小説を書きながら内容を考えているからです）。