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→このまま進む

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初心者なのでお手柔らかに

→このまま進む


「入り口目の前だし、折角だから入るか。」


あ、これが無謀な状況作り出してる??

気付いたことを気付かなかった事にして、いざ迷宮へ。


シンプルに絶句した、目の前の光景に。


入り口は森の中、大木の虚ろにあった。

そこから入ったんだ、中のイメージは勿論草木生い茂る迷宮だと思うだろう?

実際、流れ込んできた記憶には森の中を突き進むような迷宮が初心者向けだった。


「街の近くに海は無かった筈なんだけどなぁ。」


側面から天井まで一面が水に覆われた景色がそこにあった。

青で統一されており、幻想的だ。迷宮でなければ。

息はできる。幻覚のようなものだろうか?

何故森でなく唐突に海なのかは迷宮しか知らないことだが、問題は…


「初心者用の迷宮に間違いはないんだよな?」


そこである。

第一、初心者向けの迷宮がこんな景色だと聞いたことがない。いや、自分の情報収集能力が低いだけかもしれないが。


こちらは新米冒険者1日目だ、初心者用迷宮でも手強いんだぞ。

ビクビクしながら、一歩を踏み出した。


「そこの新人、待て。」

「っ!!!?」


驚きすぎて声が出なかった。

ドキドキする胸を押さえて声のした方を向くとそこには、1人の兵士がいた。

え?入り口に兵士いた?

自分に声をかけたのか確認するのに、自分を指差すと兵士は深く頷いた。


「何かしました?」

「何もしていないから声をかけたのだ。」

「え?」

「迷宮では何が起こるかわからない。故に迷宮に入った冒険者を記録しているんだ。」


ギルド証を受けとる時に説明を受けているだろう。

と兵士は続けたが、それどころではない。

自分は冒険者登録をした後、着のみ着のまま迷宮へ来ている。=ギルド証を受け取っていない。

いや、ギルド登録を行っていない。が正しいか。


「ほら、ギルド証を見せろ。」

「持ってない。」

「登録していないのか?ならギルド登録を終わらせてから出直しだ。一旦街へ戻りなさい。」

「登録してないと入れないのか?」

「規則だからな、以前登録していない者が入って行方知れずになっているらしい。」


こちらも仕事だからな、通すわけにいかない。

兵士に迷宮の外まで戻されてしまった。

仕方ない、ギルド登録をしに街まで戻るか。


→ついでに装備も整えよう

ついでにアイテムを揃えよう

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