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第5話、これはデート?

デート回なのでしょうか?

海崎からメールで「明日暇か?」と聞かれ、予定も無かったため「暇だぜ。」と返信した。すると「じゃあ遊ぼうぜ!」とすぐに返ってきた。

断る理由も無いしイケメンを独り占め出来るから俺には行くの文字しか無かった。


そして翌日。待ち合わせ場所に行くと既に海崎がいた。

私服姿の海崎はめちゃくちゃかっこよくてつい見惚れてしまった。

「もしかして待った?」

「今来た所だ!如月行こうか!」

と手を繋いで歩き出した。

(海崎から手を繋いできた。うわっめちゃくちゃ嬉しい………顔から火が出そう。)

と思いながら歩いていくと着いた所が『ふれあい動物カフェ』だった。

「海崎って動物好きなんだ。」

「めちゃくちゃ好き。」

と満面の笑みで言うのだから本当に大好きなんだろうな。

中に入ると犬と猫がお出迎えしてくれて、店の奥にはハリネズミとかもいるらしい。

「めちゃくちゃ可愛い!」

「如月、ここは俺のお気に入りなんだ。時間無制限だからのんびりと遊んであげられるからな。」

そしてケージの中に入り犬や猫と遊ぶのだ。おもちゃも充実しており皆なかなかに食いつきがいい。

ちなみに飲食はケージの外に出て食べたり飲んだりするのだ。


猫を膝の上に乗せて撫でている海崎がかっこよすぎてこっそりスマホで撮影してしまった。

気がつけば4時間も色々な動物と遊んだり触れ合っていたのだ。


「めちゃくちゃ可愛い!海崎、見てみて!」

「可愛いなぁ、みんな仲良く寝てる。」

犬や猫がお昼寝タイムになった為俺達も店を後にした。


「可愛かったぁ。久しぶりに犬や猫と遊んだぜ。」

「如月、犬にもみくちゃにされていたよな。」

「あれはびっくりしたけど幸せな時間だったぜ。」


次に俺達が向かう先はボウリング場だった。

「海崎ってボウリング得意なのか?」

「実はそこまで得意じゃないんだ。」

「なんでも出来そうな海崎も苦手な物があるんだな。」

「如月は俺の事なんだと思っているんだ?」

「えっイケメン。」

「如月だってイケメンだろうが。」

「海崎にそう言われると………めちゃくちゃ嬉しい……。」

そんな会話しながら受け付けを済ませ、シューズを借りてボールを選ぶ。


自分たちのレーンに行き準備を整えたら海崎から投げ始める。

得意じゃないと言ったのは本当の様で5本を倒すだけだったりガーターに吸い込まれたりしていた。


「どんまい。」

「それにしても如月は凄いな。ほとんどスペアかストライクじゃん。」

「まぁボウリングは好きだからな。昔じいちゃんとよくやったわ。」

「だからか、羨ましいぜ!」


それから俺が海崎に投げ方を教えたりしているとだんだん上達してきてスペアは出せる様になっていた。

そして最終ゲームを終えてボールなどを返却する。

ボウリング場を出たらすっかり夜になっていた。

「楽しかったな。」

「如月のおかげでボウリングが少し好きになったわ。」

「そう言ってくれると嬉しいぜ!」

「じゃあまた月曜日な!」

「またな!気をつけて帰れよ!」

こうして楽しい時間が過ぎていった。


ついでに言うと海崎の事さらに好きになったかもしれない。

もうちょっと俺もアピールしてみようかな…。

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