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家出した義妹が帰って来たら、家に時々コスプレイヤー?が来るのだが…… 

作者: 巫月雪風

俺、狭間 元治は高校二年生。

俺には義妹がいるのだが、俺は彼女に嫌われ現在一人暮らし中。


そのきっかけとなったのは、妹が約一年間家出していたからだ。

その原因は俺が嫌だからなんだって。


で、そんなある日、俺が実家に行くとコスプレイヤーがいた。


(長編に出来ないかなーと考えてます)

 俺の名前は狭間(はざま) 元治(げんじ)

 現在高校二年生。

 俺には一歳下の義理の妹がいる。


 彼女の名前は狭間 イル。

 日本人の父親とフランス人の母親のハーフだ。

 さらに、彼女は元モデルである母親の外見を色濃く受け継ぐ美少女でもある。

 加えて、性格も明るくて友人も多いという、天が二物どころか三物四物と与えすぎな完璧美少女である。


 俺の父親とイルの母親が結婚したのは俺が小六、彼女が小五の時。

 俺は、自分なりにいいお兄さんになりたいと思って頑張って来たつもりだ。

 

 俺達兄妹が家族になってからというもの、二人で過ごす事がかなり多かった。

 俺の父親の仕事は給料は多いのだが拘束時間が長く、義母も自身のブランドショップの仕事で忙しい。

 だから、二人ともほとんど家に帰って来ない。


 そんなだから家事全般は俺がやるようになった。

 当初は慣れなかったが、今では結構うまくやれている、と思う。


 でも、俺達の関係はイルが中学生になった頃からギクシャクしてしまった。

 と言うより、避けられている。

 最初は距離を取られたりしていただけなのだが、イルが中学生になった頃から「近づかないで」とか言われるようになってしまった。


 その理由も、高校生になった今では理解できる。

 兄妹とは言え、血が通っていないのだ。

 年が近い男とほとんど二人っきりで暮らしていれば嫌になる気持ちは分からなくもない。

 まぁ、内心では家事一切をしているんだから、もうちょっと仲良くして欲しいとも思ってるんだけど。


 そんな感じで、一応平和な日々を過ごしていたのだが……俺が中三になった時に大事件が起きた。

 イルが家出したのだ。

 理由は不明。

 前日まで普通に暮らしていたのに、急に家出したのだ。

 警察にも連絡したりして一生懸命探したけれど、全然見つからなかった。


 見つかったのは家出からもうすぐ一年が経とうとしていた時、俺が高校入学を間近に控えていた時だ。

 だけど、イルは家出している間の事は何も話そうとはしなかったそうだ。

 だが、その原因はどうやら俺らしい。

 俺と一緒に暮らすのが嫌だから、家出したそうだ。


 それを知った両親は、俺に対して激怒。

 両親は前から妹に甘かったのだが、家出から帰ってきてからはさらに甘くなってしまったのだ。


 まぁ、仕方ないのかもしれない。

 超絶美少女のイルと、どこにでもいるような並か並以下の俺だったら、可愛いのは当然彼女の方だ。

 まして、家出していたのだから、心配するのは当たり前だ。

 だからと言って腹が立たないわけがないが。


 さらに、近所の人にもこの事は知れ渡り、俺は変質者扱いされることになってしまった。

 義妹に手を出す変質者、家庭内ストーカー等々の悪名が流れてしまったのだ。


 そして、俺は高校生になったのだが……

 俺は高校入学と同時に家の傍のボロアパートで一人暮らしをさせられてしまった。

 理由はもちろんイルが嫌がるからだ。

 両親には高校に入るまで我慢してやったんだからありがたく思え、とまで言われてしまった。


 自宅(俺が住んでいる所の事)が実家(両親と妹が住んでいる方ね)の近所の理由は、家事(料理掃除洗濯)はやってほしいからだそうだ。

 要するに両親が言いたいのは、俺達は忙しくてやる時間が無いから無料家政婦をやれ、という事だろう。


 そして、現在。

 俺が高校二年生になり早一か月。

 イルも同じ高校に入学してきた。

 ちなみに、彼女からは「気持ち悪い」「死ねばいいのに」等のひどい言葉を言われるようになってしまった。


 イルはさっそく多くの友人を作り、男子からはモテモテでファンクラブが出来ている。

 で、当然だけど俺はそいつらから虐められているようになってしまった。


 そう、俺は近所だけでなく学校でも嫌われてしまったのだ。


 近所同様、イルの家出の原因が俺と知れ渡ってしまい、犯罪者扱いされたのだ。

 校舎裏に連れていかれてボコボコにされた事もあるぐらいだ。

 もっとも、その後はさすがにやりすぎと思ったのか、今ではそこまでひどくは無くなったけど。


 まぁ、とどのつまり人気者のイルの敵はみんなの敵というわけだ。


 そんな俺の一日の流れは、学校終了後に自宅で私服に着替え、次に実家で夕飯の支度をしつつ掃除洗濯。

 それが終わると今度はアルバイトで、アルバイト終了後にようやく自宅へ帰って一人夕飯を食べる。


 ちなみに、学校がない日は実家の用事以外は基本アルバイトをしている。

 遊んでいる暇もない。


 アルバイトをする理由は、アパートの代金とかは親が出してくれるが、その代わり小遣い等は自腹だからだ。

 アルバイトしないとシャーペンやノートすら買えないし、食費も稼がないといけない。

 でも、俺の夕飯は、お金がもったいないという理由からコンビニ弁当が普通だ。


 寂しいという気持ちもあるけど、頑張って耐えている。

 でも、時々涙が出る事もあるけど。


 そんなある日、俺が実家に入ると……


「あの……どなたでしょうか?」


 思わずそう質問してしまったのは、家にコスプレイヤーがいたからだ。

 イルより年下であろう小さな女の子が、大きな杖を持ち、魔女?の格好をしている。

 最近のアニメは忙しくて見ていないから分からないけど、多分何かのアニメのコスプレだろう。


「あの……もしかして、勇者様……イル様のお兄様ですか?」

「あ、はい。確かにイルの兄ですが……」

「わぁ、やっぱりそうなんですね」


 彼女はそう言って喜ぶと、


「初めまして。私は、イル様の仲間の魔法使いで、マジカと申します。お兄様、よろしくお願いいたします」


 そう言ってペコリとお辞儀した。


「あ、はい。よろしくお願いいたします。あ、俺は元治って言います」

「はい、元治お兄様。よろしくお願いいたします」


 イルの友人らしい彼女は、とても礼儀正しい。

 そんな彼女に、俺は気になっていた事を聞いてみた。


「あの……魔法使いってなんですか?」

「あ、はい。私はトアルク王国所属の魔法使いなんです」

「トアルク王国?」


 そんな国あったっけ?


「はい。私達の世界ファストレアワールドの最大の国、トアルク王国です。私はその国に所属する魔法使いなんです」


 ???

 ……あー、そっか。

 そう言う設定のアニメのコスプレしているのか。

 納得。

 しっかしよくできたコスプレ衣装だな。


「そうなんだ。よろしくね、マジカちゃん」

「はい。よろしくお願いいたします」


 俺達は握手すると、対面に座った。


「……」

「……」


 マジカちゃんは楽しそうに俺の方を見ている

 うーん、会話が途切れてしまった。

 えーっと、何か会話のきっかけになる事は……


「あの……」

「はい。なんでしょう」

「さっき、妹の事を勇者様って呼んでなかった?」

「はい。イル様はファストレアワールドを救ってくださった勇者様なんです」


 は?

 なるほど、そういう設定のアニメなのか。

 じゃぁ、俺もその設定に付き合うか。


「そうなんだ。それはすごいね」

「はい。イル様は私達の世界の勇者召喚に応じて頂いた勇者様で、魔族の脅威に襲われていたを平和に導いてくれたんです。私も勇者パーティの一員として頑張ったんですよ」

「そうだんだ」

「はい。それも、私達が望んだ魔族を滅ぼすと言う方法ではなく、魔族との和解という素晴らしい方法で」

「ほうほう」

「イル様は本当に素晴らしい方です。世界が落ち着いた後、イル様の世界であるアースワールドへお帰り頂いたのですが、もう一度お会いしたいと思い、二つの世界を永続的につなぐゲートを造ったんです」

「なるほど」


 よくわからん。

 コスプレ元のアニメの設定の話をしてるんだろうな、きっと。


「あ、そうだ。この世界では魔法が無いんですよね」

「ああ、そうだよ」


 まだ続くんだ、この設定。


「じゃぁ、ちょっとお見せしますね」


 マジカちゃんは立ち上がって持っていた杖を振った。


 すると、空中に小さな火の玉が出来た。


「全力を出せばもっと大きな炎が出せるんですけどね」


 マジカちゃんはそう自慢げに言った。


「おー、そりゃすごいな。でも、火を出すと火事になるかもしれないから、止めてね」

「あ、そうですね。すみません」

「でも、本当にすごいね」

「ありがとうございます!」


 マジカちゃんは喜んで感謝の言葉を言った。

 うん、本当にすごい。

 最近の手品はすごいって聞いていたけど、目の前で見ると本当にすごいんだな。

 きっとすごい努力をしているに違いない。

 正直、尊敬してしまう。


「今日は、お兄様にお会いできてよかったです」


 マジカちゃんは再度椅子に座った後、そう言いだしてきた。


「え、そうなの?」

「イル様からお兄様のお話を伺っておりましたから」

「へー、そうなんだー」


 どんな悪口だろう。

 マジカちゃんはきっと俺がどんだけ駄目人間か見に来たんだろうなー。


「はい、イル様は旅をしている間ずっと、お兄ちゃんに会いたい!って言ってました。それに、お兄様の事をいろいろお話して頂いたので、初めてお会いするのに、知り合いと会っているような気がします」


 へ?

 イルは俺の事をお兄ちゃんなんて言わないんだけど。


「イル様のお話に出てくるお兄様はとても素敵で、私達勇者パーティ全員お兄様に恋しちゃったんですよ」

「いや、人違いじゃ」

「そんな事ないですよ。私もお兄様とお話しして、聞いていた通りいい人だなーって思いましたし」


 うーん。

 多分、イルはこれ以上俺が人に嫌われるのがさすがに可哀そうだと思って、嘘をついたんだろう。


「イル様は、いつも素直になれなくて悪口を言っちゃう、ひどい事を言って嫌われないか不安だって言ってました」


 あー、ツンデレって言うんだっけ?

 イルはきっとツンデレキャラのコスプレしているんだろうな。


「で、お兄様とイル様は付き合っているんですか?」

「へ?」

「イル様はアースワールドに戻ったら全部謝って告白するって言ってました。お兄様はお優しい方だから謝罪は受け入れると思うのですが、付き合うのは分からないので、仲間内で気になっていたんです」

「いや、付き合っていないけど……」


 あいつ、コスプレ仲間内で何を言っているんだ?


「あ、そうなんですか!よか……いえ、残念です」


 マジカちゃんは一瞬喜んだ顔をしたように見えたが、すぐ残念そうな顔をした。

 彼女は立ち上がると、俺に抱き着いてきた。


「あの……お兄様、お兄ちゃんって呼んでいいですか?」

「う、うん。いいけど」

「私ね、生まれてすぐ親に捨てられて、施設で育ったんです。魔力が大きかったから王家に拾われてそれからは勉強漬けの日々。そう……ずっと寂しかったんです。そんな中で私の友達になってくれたイル様。そのイル様がお話しするとても素敵なお兄様。そんな人に私のお兄ちゃんになって欲しいなってずっと思っていたんです」

「へ、へー」

「はい。だからお兄ちゃんに、私のお兄ちゃんになって欲しいなって」

「う、うん。いいよ」

「ありがとう。お兄ちゃん♡」


 マジカちゃんはそう言うと、俺の頬にキスしてきた。

 さらに、俺の膝の上に座って来た。

 可愛いなー。

 イルも昔は可愛かったのになー。

 そんな事を思っていると……


「ただいまー」


 帰って来たイルの声が聞こえて来た。


「マ、マジカ?なんでいるの?」

「お久しぶりです。イル様。実は二つの世界を永続的に繋げるゲートが出来たので、来ちゃいました」

「来ちゃいましたって……ってか、あんた何やってるの?」

「はい。イル様のお兄様に、私のお兄ちゃんになってもらいました。きゃっ、恥ずかしー♡」


 マジカちゃんは俺の膝の上で恥ずかしそうに科を作っている


「え、いやよく分からないんだけど。というか、なんでアニキに抱き着いてんの?」

「え?だってイル様。まだつきあってな」

「マジカちゃーーん。ちょっとこっち来ようかー」


 イルが怖い顔をしてマジカちゃんの方を見ている。

 怖えー!


「はーい。お兄ちゃん、また後でね」

「う、うん。じゃーね」

「馬鹿アニキは早く料理作るっておいて!マジカの分も作っておいてね!」

「へいへい」


 そう言って二人はイルの部屋の方へ去って言った。

 やれやれ、いい子だけど変な子だったな。

 まぁ、コスプレ好きはいいんだけど。

 知人以外と話すときはコスプレキャラの設定を止めて欲しい物だ。

 

 じゃ、夕飯の支度しよ。


 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


 私はイル。

 元治お兄ちゃんの義妹。

 そして、世界一愚かな女。


 私はお兄ちゃんが大好きだけど、中々素直になれずにいた。

 一応言っておくけど、LikeじゃなくってLoveの方。


 そんなある日……そう、あれは私がもうすぐ中二になろうとしていた頃……

 私は異世界に勇者として召喚された。

 俗に言う異世界転移だ。


 その異世界で私が思っていた事、それはお兄ちゃんに会いたい、会って今までの事を謝りたいだった。

 お兄ちゃんと距離を置いたおかげで、自分が今までやっていた事の酷さを理解したのだ。


 そして、その世界を約一年かけて救った私は自分の世界に戻ったのだが……


 私はとんでもない過ちを犯してしまったのだ。


 今まで何をしていた、どこにいた?という両親や警察の質問に、私は答えられなかったのだが……

 父が「ひょっとして、元治が嫌だったのか?」と私に聞いてきた時、私は勢いよく首を横に振った。

 だけど……それを見た両親は、私がお兄ちゃんを庇っていると勘違いしてしまったのだ。

 つまり、お兄ちゃんが私の家出の原因だと思われてしまったのだ。


 もちろん私は否定したんだけど「イルは優しいね。いいんだよ。無理しないで」「今まで我慢させて悪かったな」とか言われて話を聞いてくれなかった。


 こうして、お兄ちゃんは高校入学と同時に一人暮らしさせられてしまった。


 そうして、今でも私はお兄ちゃんを傷付けている。


 学校で私のせいで虐められているのも知っている。

 殴られている事を知った時は、止めろと言ったんだけど、私の目の届かない所で続いている事も知っている。

 一応止めてとは言っているんだけど。


 早く素直になりたい。

 そう思っているのに、どうしてもできない。

 私のせいでお兄ちゃんが苦しんでいるのに、何をやっても私の話を聞いてくれなくてつらい。・


 そう思っていたら、異世界の友人マジカが訪ねて来た。

 しかも、お兄ちゃんにベタベタして……

 あー、腹立つ!


 一応怒ってゲートから帰したんだけど、ゲートは未だに私の部屋に残っている。

 まぁ、私以外の地球人には見えないらしいけど、勝手にゲートを作るなと言いたい。


 つまり、今後も私の仲間やら知人友人が来る可能性があるわけだ。

 その中には、お兄ちゃんに好意を持っている、持つ奴が来るかもしれない。


 早く……早く素直になりたい。

 でも出来ない。

 馬鹿だって、分かってる。

 お兄ちゃんを困らせているのは私なのだ。


 でも、でも!

 お兄ちゃんは、私のお兄ちゃんなんだからね!

 絶対、ぜーったい誰にも渡さないから!!

おまけの設定集(キャラ設定はほぼほぼ書き終わってから書きました)


狭間:異世界とこの世界の狭間

元治:【現実】から(初期名は現実と書いてリアル)

イル:幻想→Illusionから(初期名はイリュ)

マジカ:魔法使い→MAGICから


ファストレアワールド:Funny Strangeから

トアルク王国:とある王国→【トアルおうこク】から


元治(主人公)

 忙しくってアニメやネット動画はほとんど見ないタイプ


イル

 美人でスタイルもいい、完璧美少女。

 義兄(主人公)が大好きだが素直になれない。

 そのせいで義兄が不幸になっているのも分かっているので、困っている。


マジカ

 イルより年下で、家族という物に憧れている。

 天才ロリで、イルから聞いた元治に惚れてしまう。



お楽しみいただけましたでしょうか?


一応長編に出来ないかなーと思って書いたんですけど、私の性格的に難しいとも思ってます。

ちなみに、義妹が催眠をかけてくる漫画を読んでいる時にこのネタを思いつきました。


どうせだから兄妹の距離(心と物理的両方の)を離した方が長編にするにはいいかな、と思って主人公を一人暮らしさせたしさせました

ですが書いてみて、よくこれで主人公怒らないよな、普通義妹に対して激怒してるよ、と思っています。

ツンデレって見てる方はいいかもしれませんけど、やられる方は迷惑かもしれないって思ってます。

ツンデレキャラと主人公の間に信頼関係がないと不幸かもしれません。


よろしければ、ご意見ご感想、レビュー以外にも、誤字脱字やおかしい箇所を指摘していただけると幸いです。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 悪い事してないのに周り全員敵な主人公が不憫すぎるのと、原因作った妹の性質の悪さにとても好感抱けませんでした。 ツンデレで内心では好きなんですとかそれ何の免罪符にもなってねーから!
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