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0回目の非日常:まだ非日常じゃない
この夏、史上最強で最高の学園エンターテインメントが始まる!!(仮)
思えば、昔からそうだった。
俺は目立つやつのタイプでもないし、ましていじめやれるようなタイプの人間でもない。
挨拶を交わして、数学マジだるいわー位のことを話す程度だ。どこの学校のクラスにだって1人や2人はいるだろう。
そんな俺の脳内モットーは『浅く広い交友関係』。少数の友人に深く接するより、多数の同級生にいい顔した方が得な気がする。
そんな俺の浅はかな思いで作られたものだ。
さて、そんな俺に悲劇が起きた。なに、ほんの数日前の話だ。
――……いつものように学校までの道のりを歩いていた。本当に見慣れた、歩き慣れた道だ。目ぇ瞑っても楽勝なんじゃねぇかってくらい、歩いているのだ。この道を。
いつもとは違う道を歩きたいぜ!なんて、活発な人間じゃねぇ俺は心のどこかに思いを閉じ込め渋々毎日歩くのだった。
不良みたく学校をサボるほどの余裕は無い。
社会的にも物理的(親という最難関)にも抹殺されてしまう。うちの親はそこまで厳しくはない、が。母が空手の有段者、父が剣道有段者な帰宅部の俺のことだ。そこは、暗黙の了解である。
と、まあ学校につくまでは平凡な道のりだったのだ。ここまで、は。




