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プロローグ

初めての作品です。更新遅くなるかもしれませんがよろしくお願いします。

「おはようアイラちゃん。今日も元気だねぇ」

「おはよう!サチおばさん!」

ボクは

「今日も仕事?朝から偉いわねぇ。まだ16歳なのに…無理しないでね?」

16歳の

「大丈夫大丈夫!ボクに任せて!そのうちでっかいスクープ見つけてくるから!」

新人新聞記者だ。


ボクの住むこの村、セイスには情報がたくさん入って来る。セイスはこの星で一番栄えている町、ウノから6番目に近い村だ。

この星にはモンスターとボク達人間、それに普通の動物達が暮らしている。しかしモンスターが人や他の動物を襲うことは滅多に無い。そりゃあ気に障る様な事をされたら怒るだろうが…。


ボクはこれから仕事に行こうとしてるんだけど…。

「ミー…」

ん?猫?何処にいるんだろう。声は聞こえるけど姿は見えない。何を隠そうボクは猫が大好きなのだ。

「ミャー」

微かにしか聞こえなかった声は今度は、はっきりと聞こえた。まるでボクを呼んでいるかの様に…。

ここの茂みの奥か…?よし。

被っていたキャスケットを取り、肩にかけていた小さい鞄に詰め込むとボクの胸のあたりまで成長した草を掻き分け、茂みの中へ入った。


すぐにダンボール箱に入った猫を見つけた。3ヶ月くらいだろうか。と言っても普通より大きい。ブラウンタビーの毛、鼻から胸元にかけては白い。うーんとたしかメインクーンという種類だっただろうか。いつか見た金持ちの家の猫を思い出す。ボサボサの毛はあまり健康そうではなかった。ピンと立った耳は顔に比べると少し大きい。綺麗なブルーの目はボクを映している。

「君がボクを呼んでたの?」

ボクは猫を脅かさない様に気をつけながらゆっくりしゃがんだ。

「ミー…」

警戒する様子を見せない猫を確認して、そっと右手を出す。

「…ゴロゴロ…」

すると驚いた事に喉を鳴らしながらボクの手に自分の顔をすりつけてきた。

人間馴れしているのだろうか…。とりあえず可愛い!もうこのブルーの目とか最高だよ‼︎いまは泥だらけだけどお風呂に入れて洗ってやれば絶対モフモフだよ!そういえば編集長も猫好きって言ってたな…。この子だいぶ痩せてるし餌もらって無いんだろう。良いよね…連れて行って

も…。

「ミー?」


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