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詩全集3

思いの丈

作者: 那須茄子

透き通った

君の瞳が

果てない迷宮を魅せる


自成じなるの言葉が浮かばない

使い古された言葉でしか

君を語れない

それぐらい

君は難解で

よみ解けない


後ろでマラカスが鳴る

ずっと

僕を追いかけてくる


暗い上へ続く階段をずしっと

登るような

果敢さで

暗い上へ続く階段をそっと

登るような

静けさで


寂れた短編を寄せ集めた場所まで

ひた走った

訳も分からず

泣きたい気分だ


僕のせいで君を死なせてしまったのか


透き通った

君の瞳が

果てない迷宮を魅せる


ガラスが砕けたあれは

今思えば不吉な予兆だった


君は最期まで君らしく

僕は僕で

いつまで経っても

お相子


焦る

もどかしくなった

現状に満足できなくなったから


透き通った

君の瞳が

果てない迷宮を魅せる


自成じなるの言葉が浮かばない

使い古された言葉でしか

君を語れない

それぐらい

君は難解で

よみ解けない



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― 新着の感想 ―
あー、うまく織り込まれてますね〜♪  言葉借り染め  ことばかりそめ  意図織り字為る いとおりじなる 温故知新の   おんこちしんの 汰の詩句も   たのしくも  (ベベン♪ ベン♪)     …
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