現実での出会い
頑張って書きました!
わたしの名前は楓桃子。わたしは高校生だ。わたしはなに不自由ない順風満帆な人生を送っている。
高校では優等生だし、友人だって多い。ただわたしはあんまり男の子が好きになれない。多分理想が高すぎるのかもしれない。もしくは何かの因業か·····
わたしの彼になる人はまず、イケメンで優しくて、決してわたしに強引なことなどしないで、そうして勇敢であってほしい。
けれどそんな人はめったに居ない。
わたしは美しい顔をしている。カノーヴァの彫刻のように整っているし、人もよくわたしのことを美しいと言う。
街を歩いていても、よく振り反る人が多い。それはわたしの友人からよく聞く。
ナンパにあったこともある。けれどわたしは乗ったことがない。
だってHが目的だってバレバレだし、わたしはよく分からない人に関わりたくないのだ。
だからわたしは今日も学校に行く。わたしの通っているのは女子高だ。わたしはC県のR高に通っている。
いずれも通う生徒は見目麗しい女子生徒ばかり......
あーあ。どこかにイケメン転がってないかなあ.....
起きて歯磨きをする。両親と簡単な会話。その後、わたしは音楽を聴く。最近はあいみょんやNiziUを聴いている。
音楽はいいなあ。楽しい気持ちになる。さて学校に行かなきゃ。
学校.....学校は退屈だ。友達と話したり、昼ご飯を食べたりするのは楽しいけれど......
けれどわたしは学生。学生の本文は勉強だ。わたしも勉強して大学に行かなきゃ.....
だから勉強しなきゃならない。わたしは数学が得意だ。数学って解りやすい。大学の入試はすごい難しいらしいけれど...数学は面白い。今わたしは高校3年生。だから入試の勉強もしてるけど、いい大学に入りたい。いい大学に入っていい就職をして、いい夫を迎えて·····
今は春。春って素敵だ。春は爛漫。春は桜。
さて学校に行かなきゃ·····
学校への道は知り尽くしている。電車で3駅行って降りて、そうして通りを二度曲がる。
そろそろ学校だ。と、通りに一人の男の子が立っている。
その男の子は背が低くて顔は可愛い。わたしは少し混乱する。確か前にもどこかで·····
「君、君でしょ!僕に会おうって約束したの。だから来たよ!友達になろうよ」
「誰?」
わたしは怪訝そうに言う。
「僕のことを知らないよね····」
そう言い彼はにこやかに微笑む。
「僕の名前は大田高明。僕は君と友達になりたいんだ!」
「友達?君が?」
「だって夢で·····表で会おうって···.」
「夢....」
わたしはおぼろげに目の前の青年に似た人の夢を思い出す。
「そう。夢ね....でも君は夢で名前を名乗らなかった....」
「そうだね。僕も名乗った方が良かったかなあ。でも桃子も聞かなかったじゃない」
「だって君って自分の話ばっかりで、強くなりたいとか、友達がはしいとか、子供っぽいんだもん」
「そっか。ごめんね。でもとりあえず最初から始めないと·····」
「うん.....そうだね。じゃあとりあえず連絡先交換しよっか」
「うん!」
男の子は純真そうに目をキラキラさせる。その目が美しいとわたしは思った。
思えばわたしはこんなにも美しい目に会ったことがなかった。どうしてだろう?昨今の若者は純真さなんて忘れてしまったのかもしれない




