会合の日
さぁ君たちに問おう、もしカンニングがバレそうな時どうする
必死に隠すか、それとも開き直るか、それとも謝るか?
俺は違う、もう怒ってしまったことなのだ盛大にネタにして楽しもうではないか。きっと世間一般の普通で常識的な人達はこの選択を愚かと否定するだろう。だが僕は違う、楽しまないと1度きりの人生なのだからと、、、
そういうのなんて言うか知ってるか?
そうだな言うなれば....
人とは違う考え自我そして,決して折れない心を持っている。自分の行動に一貫しているため、周りと違う行動をっ取ってしまう。そういう社会の歯車から逸脱した存在そう 怪物 だ
いつから狂ってしまったのだろう、、、、その答えの所在は最早明確であった。
解) 生まれた時には である
そんな怪物事、松下周平にも弱点はある。基本的な考えは常人と一緒なのであるゆえに。怪物になりきれない半端者。だがクラスの皆は知っていた。ヤバいやつだということを、
理解できないからこそ面白い、面白いからこそ人が集まる
前置きが長くなってしまった。一旦私の前置きはここまでにして物語に入ろうではないか、、、
そうこれは僕が考える物語
「松下、お前なんでこんなことやったんだ、カンニングなんて赤点か?」
生活指導教室と書かれた個室の中重々しい雰囲気が漂っていた
どうやら僕以外にも何かやらかしたヤツがいるらしく奥の部屋が使われていた
そういった教師の顔にはまたこいつかと言う、何かを察してる表情をしていた
はっきりいって不愉快である。なぜこの教師は俺が赤点であると決めつけるのやら…
まぁその通りなのであるが 、
「その通りです、赤点で卒業できないのでやりました」
「やりましたってな〜、お前、とにかく反省文だ、あと親御さんに連絡はさせてもらうぞ」
「どうぞ、僕がやらかしてしまったことなので、、」
1様社交辞令的な感じで、上面だけでも謝っておこう
教師はこの挨拶だけで安心する。特にあのようなあまり生徒に関心のない人は
その時僕はありもしない未来を考えた、親には怒られず。またのうのうと学校生活を送れるかもしれないというありもしない理想郷を
そんなことを考えているせいか、段々と現実に引き戻されて行くことに抵抗を覚えた
(もうどうせ、赤点で全教科ペナルティで0点なのだしここを抜け出してもいいのでは)と
考えてしまった
少しでも実現できると考えてしまった
途端体中の血液がものすごい速度で回り出す
反省文をカバンにしまい先生が帰ってくる前に学校を抜け出す手筈を考える
いっその事怒られるのもだるいし、家出してしまいうか、、
そんなことを考えている間に支度が終わり、重く硬い扉に手をかけていた
先生の喋り声がする、段々と近ずいてくるその喋り声にたまらず外に駆けだす
わけの分からない被害妄想が爆発する
どうせこのまま退学になるのだったらいっその事教師の1人や2人張り倒しても構わないのでわと....
あーあ考えちゃったよ
扉を思いっきり蹴り上げまずは扉の前に立っていたツルッパゲ数学中年教師をノックアウト。1killed
完全に白目を向いて唯一残ったトレードマークのハゲ頭が赤く綺麗に腫れ上がっていた
次のターゲットは僕のカンニング行為を教師共に報告した担任の先生、いや逆賊と言うべきか
職員室経由でそいつのデスクに行き。明日実施されるであろう数学テストをすりかえる
もちろんその後の行先は一つである。教室だ
さぁ生徒たちよ君たちの満点は保証された
歌い踊り撒き散らしながら廊下を駆け巡る
ちょっと待てすり替えってなんだって?
その答えはなズバリ[教師という立場でp活と色々やっている現行犯の写真である
もちろんコラ画像だ(本物と分からない)2kill
どんまい、明日から頑張ろうteacher
その後も暴れ放題叫び放題徐々に教師が廊下に出てきて騒ぎが広がるあの手この手で僕を捕まえようとする
「そんなんではつかまえられねぇぞい、頭でっかち共め」
ビートを刻みながらあちらこちらを走り回る
そんな僕を止めたのは空腹によるエネルギー切れなどではなく、1人の女子生徒であった
上がるスピード、駆け巡る脳汁
心臓のBPMが確実に上がっていくのが分かる
いつの間にか学校どのものがまるで祭りでもやっているのではないかと言うくらいの騒ぎを見せる
そんな子供たちの無法地帯に鶴乃一声
「そこまでよ、止まりなさい」
そんなテンプレを極めた負けゼリフに身を包む
容姿端麗のいかにもな優等生、構わず駆け抜けようとしたところに、まさかのキックが飛んできた
連続して2発3発と俊敏な蹴りが容赦もなく顔面に飛んでくる
「おい、あんたそれ以上やるとパンツ見えても知らないぞ」
受身を取り、相手相手なので手を出すにも行かず責めあぐねていたところ
容赦ないこの女、、、きっと捕まったら生きて帰れないと全身が警告する
まだ来る拳and蹴りを捌きながら相手の体重を崩す機会を伺う
「ここだ!死にさらせ女」
足を引っ掛け相手の体重を崩しそのまま床に押し付ける、その間に僕の足を走らせる
さすが僕、ミッションパーフェクトコンプリート
後ろから多少の声が聞こえるが気にしないでおこう
ビュン
耳の横に風切り音が聞こえる、恐る恐る後ろを見ると目の色を変え片手に鉄パイプ椅子
それは投げちゃ行かんでしょ、そこで僕の記憶は途絶えた....
次起きた時僕の体はトイレットペーパーでさながらミーラのような体躯になっていた…