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閑話十 南部海洋戦線、異常あり?!
マルーン帝国陸軍参謀本部内
「さて、カール・フォン・ブラウン少将にも、困ったものだ。北方と西方を停戦にしただと? 」
「はい、その後、南方海洋戦線に向かっております。おそらく、こちらも停戦協定を結ぶものかと。」
「ふむ、どうしたものかな? 」
「皇帝陛下の御意向に沿っての行動とは思われますが、我々にとっては邪魔以外のなにものでもございません。表舞台から静かに引退していただいたほうがよろしいかと。」
「そうか。」
「帝国は、戦争を続けなければ、なりません。」
「そうだな。惜しい男だが仕方あるまい。」
「御意。」
「そうそう、ヴァルキリーの加護を得た召喚士は確保しておくように。」




