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アラフィフのおっさんと異世界少女  作者: 於田縫紀
第8話 遊園地デート

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その5 遊園地デート?(その3)

 結局そのスプラッシュマウンテン子供版は3回連続で乗った。

 それでもアミュはまだ物足りないようだ。

「もっと凄いの乗りたい!」


 ならばトーマス●ンドより隣のハイ●ンドの方だな。

 フリーパスは共通だからこっちも回ってみたいしさ。

 アミュの身長は125cmだから、全部は無理でもどれか乗れるのがあるだろう。

 幸いガイドには必要身長も書いてある。アミュの身長が125cmちょい。

 結構乗れるのがあるな。なら近くて派手なのに行こう!


 そんな訳で最怖と書かれているコースターへ。

 選んだのは乗れるジェットコースター系で一番これが近かったからという理由だ。

 でも見ると1時間待ちとある。アミュがいると待つのは辛いな。

 更によく見ると、優先券で時間を指定すればほぼ待ち時間無しで乗れるとある。

 なら優先券を買って、指定時間まで他のアトラクションで時間を潰すか。

「これの時間を予約して、それまで他のアトラクションで時間を潰そう」

「怖そうですね、これは」

「速い! 乗りたい!」

 シェラは慎重派、アミュはイケイケ派のようだ。

 そんな訳で優先券を取ったら、1時間程度後になった。


「ついでだから並ぶと大変そうなものの優先券を取っておこうか」

「そうですね」

「アミュ、後でいっぱい乗るために、先に券を買う必要があるんだ。その間ちょっと歩いてばかりになるけれど、大丈夫かな」

「うーん、本当は早く乗りたい。でも我慢する」


 そんな訳でこれもジェットコースターのフ●ヤマとか派手なスプラッシュマウンテン系とか色々優先券をとりまくる。

 途中クレープを1つ買って3人で食べたり、茶屋でソフトクリームを買ったり。

 またこういった甘い物をシェラもアミュもいい表情して食べるんだ。

 それだけで散財する甲斐があるってものだ。


「このソフトクリームって美味しいですけれど、アトラスティアでも作れないでしょうか」

「牛乳も卵もあるから、あと必要なのは砂糖と香り付けの香料くらいかな。問題はやっぱり砂糖だな」

「そうですね。マリエラ辺りその辺気づいて、ごっそりこっちから色々な物を買いだしして行きそうです」

「それにちょうどいい店も明日回る予定だけれどな」

「そうなんですか」

「まあ向こうの世界が一変しない程度に買い出すつもりだけれどさ」


 買う物は食品と、向こうの世界でも使えてそこそこ長持ちする物。

 自動車やエンジン系は無理でもMTBなら乗れるだろうとか。

 あと砂糖とか香辛料とかお安めの化粧品とか。

 何せ女子勢、ペンションの風呂でシャンプーやリンスの有用性に気づいたらしいからな。

 他に化粧水と乳液くらいは買ってやってもいいだろう。


 そんな事を考えながら回っていると、マリエラ率いる王子王女組と出会った。

「そっちはどうだ。資金的には大丈夫か?」

「優先券で結構使っているけれどね。あと食べ物でも結構。でもまだ半分程度は残っているよ」

 つまり既に5万円は消えたという事か。

「あのジェットコースターって癖になるよな」

「そうそう、目指せ全種類制覇よ」

「そうですか。私達は優先券を取ってこれからなんです」

「凄いよ本当に。速すぎて力がかかるというか、異次元な体験だから!」

 こっちのグループは絶叫系を攻めまくっているようだ。


「そうだ、おじさんに要望があったんだ。明日あたりまた大きいお店で色々お買い物をしたいんだけれど、大丈夫?」

「勿論その予定は入れてあるから大丈夫だ。予算は今日の残りプラス20万円ってところかな」

「流石おじさん! 今夜も一生懸命稼ぐからよろしくね」

「あまり無理するなよ」

「大丈夫!」


 やっぱりマリエラ、色々向こうへ物を買って持ち込む気だな。

 まあここにいる人間が買い出し出来る範囲ならそこまで世界を変えないだろう。

「さて、こっちはそろそろ優先券の時間だから行くぞ」

「これから何処行くの」

「タカ●シャというところです」

「おお、あれか。あれはいいよね。もう凶悪で」

「頑張ってね~♪」

 大丈夫だろうか。

 ちなみに私もジェットコースターなどここウン十年乗った事はないのだけれど。


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