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繰り返すという事

えっとじゃあまず、アリタリアちゃんはここに来てどれくらいたったのかな?


オレはまず率直に聞いた。  


「えーとまぁ、一年と半年ぐらいですかね。」 


一年と半年いくらなんでも長すぎないか? そこまで戻れない次元なのかここは?


「で 戻り方はないの?」 オレはさらに聞いた。


「えぇ、ここにいる時点でありません。 あったらもうここにはいません。」


「で、ここの宿は君一人でやってんの?」 


「違います。 あともう一人の人がいてその人が経営してました。でも突然いなくなったんです。」


「その人って誰?」 オレはますます気になった。


「確か斎藤っていうサラリーマンの方だったと思います。」


え? それってオレ? 一体どういうこと?  一瞬変な冷や汗がオレの頭をよぎった。


ま、まさかな同一人物だろ? だってオレが泊まりに来た時 お帰りなさいと言わなかったものな。


オレはつい聞きたくなかった。  「その斎藤って人ってオレにそっくりか?」


「ん~ そう言われてみれば そっくりなような?」


え? 一体どういう事?


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