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1枚のイラストで運命が変わるなんて!

初めまして、玻璃と言います。

この作品ははっきりいって俺の気持ちをおおげさに表現した話です

まー最初の方はどこにでもあるような話になっているけど、だんだん面白くなるよう努力するので読んでくれたら嬉しいです。







初恋はイラストだったなんて言っても信じてくれる人はいないだろう。


それでも、俺は出会ってしまった。彼女に 彼女のイラストに。





俺は玖乃涼真。オタク、成績悪い、友達少ないと三拍子そろった残念な中学三年だ。

ラノベが好きで書いてみたいとか思ってたり思ってなかったり


「おい!玖乃!お前『この世界に花束を』の新刊買ったか!?」


教室に入ってくるなり騒がしい奴だな。こいつは小烏(こがらす) (なつめ)。俺の数少ない友人だ。毎日俺に話しかけてくるくせに成績は毎回順位1桁の天才。いっつも最下位で高校に入れるかすら危うい俺とは月とスッポンだ。くそう、神様め


「おいおい、暇さえあれば本屋にいくこの俺が買ってないとでも思うのか?」


「いや、思ってないけどさ持ってたら貸してくんねーか?今金ないんだよね〜」


「別にいいけど汚したり傷つけんなよ?この前だってお前貸した本ボロボロにしたろ」


「いや〜あれはすまんな、読みながら帰ってたらドブに落としちまって…」


「さいてーだな。人として。」


「ひどっ!?まぁ、明日貸してくれよ。」


「おっけー、わかった。」


マイナーではあるが俺と小烏の間では神作品と崇める『この世界に花束を』。なぜ有名にならないのか、常々疑問に思っている。こんな傍から見れば正反対の俺達を繋げてくれたのもこの作品だった。


「俺もこんな作品が書けたらなぁ…」

深いため息と一緒にそんな言葉を漏らしながら机に突っ伏したら隣から


「え?玖乃君ラノベ書きたいの?」


そんな声が聞こえたきた。顔を見なくてもわかる。いっつもおれにちょっかいをかけてくる隣の席の友永清海(ともなが きよみ)だ。こいつも小烏と同じく順位は毎回1桁。いや、1位以外取ったことがなかったような気もしたがそんな事はどうでもいい。

俺は重たい顔を上げ友永の顔を見る。うん、相変わらず今日も可愛い。最高だ。

学校でトップレベルの美少女友永がなぜこんなオタクで勉強もできない俺と絡んでくれるかなんて誰にもわからない。でも俺としては中学生活最高の時間だ。


「書こうとは何回か思ったんだけどなかなか手が出せなくてね。書けたらいいな〜程度しか思ってないよ。」


「へ〜そうなんだ。まあ頑張れ!高校落ちてもそれで食っていけるくらい成長すれば何とかなるよ!」


そんなことあるはずが無い。国語の点は毎回50点以下。あ、でも1回63点取ったっけな。

まーそんなことはどうでもいい。この地獄のような学校が終われば本屋に行ける。早く幸せなひとときを過ごしたい。

そんなことしか頭にない俺は今日も学校で寝るのであった。


「あ〜やっと学校終わった〜早く家に帰って本屋行こ。」


ずっと寝ていたのだから疲れはなにもない。というか疲れが取れたくらいだ。


「今日は〜『転生できたと思ったらチートのゴブリンでした!8』の発売日〜」


そんなことを口ずさみだから俺は家に帰って本屋に向かった。


「おっ、あったあった。今回はイラストがすきなんだよね〜早速買おーっと」


「ありがとうごさいましたー。」


会計を済ませたら少し本屋をぶらついてみる。すると


「あれ?今日すごラノの発売日なんだ。確認しとくかー。」


すごラノは『すごいラノベ100選』の略であり毎年すごいラノベが選ばれている


「この花は入ってないか〜隠れ名作を貫き通すのかな、…ん?なんだこれ」


去年までは入ってなかった新しい作品がなんと5位にランクインしていた。


「なんだこれ、見たことないぞ。え…っと題名は『君と僕の最後の学園祭。夢にまで見た景色』」


感動系によくある題名だ。まー題名がなんか好きだから少し探してみるか。

と、思ってラノベの棚をみたらすぐに見つかった。


「流石人気作品だな。並べ方が違う。」


手に取って表紙を見た瞬間俺はなんとも言えない感情に襲われた。


「すごい…なんだこれ…」


自然と声が漏れていた。

表紙にあったのは見る人すべてが驚くような、言葉では表せないような綺麗で、美しいイラストだった。


「描いたのは…氷砂糖?」


こんな素晴らしい絵を描ける人がいたのか、なんでこんなに素晴らしい絵がかけるのか

そんなことで頭がいっぱいになった。でも俺の口から出た言葉は


「この人と一緒に作品を作りたい。いや絶対に作ってみせる。」


少し長くなった感じがするけど、まあ最初の方は全部書いた感じがする

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