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雪の涙は葉に落ちて  作者: 大塚 博瞬
第1章 メリコイル
5/30

1-4 不快少女と愚か者3

1/14 リーフィリアスとブラウンの会話を追加しました。

 夕日が冷え始めた空気を燈色に染め上げる。街の人間は数を減らし、昼間とは一転して景色に寂しさを覚える。

 『防音の紋章』の効果がはたらいているからだろう。多いはずの動物の鳴き声すら虫のさざめき程度の静かさに留まっている。

 そんな中、通りを照らす明かりが1つ。

 メリコイル・南区・宿屋『コイルの里』。

 コイルの里はシンボルから依頼を受けたハンターが安価で長期間泊まることができる宿屋だ。朝夕2食のご飯付。シンボルの協力証明書があれば一般人も泊まることが可能だ。

 入り口に立つコイル像の横を抜け、中に入る。エントランスホールは食道に続く道と宿泊部屋に続く道、大浴場に続く道に別れており、香ばしい食事の匂いがする。

「いやぁ、リーフ君。こいつはとってもいい匂いですなあ。肉料理? いや、魚のフライかな?」

 ルーネがこちらを煽るように声を発する。賭けに負けたオレは、メイン料理の半分を彼女に贈呈することになっていた。

 ……別に落ち込む程の事じゃないさ。むしろ半分で済んだと喜ぶべきなのだろう。ここに到着するまでの間、被害を最小限にするよう頼み続けてよかった。

「夕食より部屋が先だぞ、ルーネ」

 そう返して携帯端末でブラウンさんからのメールを確認する。オレとブラウンさんは4階402号室、スノウとルーネは隣の4階401号室だ。

 垂直移動式絨毯エレベーターに乗り9階へ。そのまま部屋の前まで行きドアをノックする。

「すぐにご飯だからね」

「ああ、分かったよ」

 軽く言葉を交わし、お互い部屋に入る。




 手狭、というのがこの部屋に対しての印象だった。内装もよく言えばアンティーク調な、悪く言えば古びた雰囲気を感じる。まぁ、狭さも古さも気になるほどではない。必要最低限の生活スペースがあれば問題はないのだ。

 見ると、ブラウンさんは木製のイスに腰掛け、荷物を整理している。壁に立て掛けられている、白い布で巻かれた大斧に自然と視線が吸い寄せられる。

 それは、ブラウンさんのトレードマークと言うべき武器。彼の人生をそのまま写したかのような、荒々しくも暖かな武器だ。

「よっ、お疲れさん。依頼の方はどうだった?」

「当たりですよ。今度こそ指輪の手掛かりが得られそうです」

「ってことは、本当にルーネの言った通りになったんだな。まったく、あの年でよくやるぜ」

「正確な情報は依頼を終えないと分かりませんけどね」

 ブラウンさんの後ろを通り、ベッドに座る。既にオレの荷物は運び込まれており、ショルダーバックがベッドのすぐ近くに置かれていた。

「それで、スノウの様子は?」

「あー、お嬢ちゃんか……」

 ブラウンさんは頭をかきながら、言葉を詰まらせる。

「機嫌が良さそうではなかったな。ずっと気が張ってて、落ち着かない様子だった」

「そうですか……」

「まあ、無理もねぇさ。あの子にとってこの世界は、ちょっと前まで憎むべき対象だったんだ。それと向き合うのは、お嬢ちゃんにとって苦しい事なんだろうさ」

「苦しい、ですか?」

「俺も正確には分からん。怒ってるのかもしれねぇし、悲しんでるのかもしれねぇ。……まあ何にせよ、これは根深い問題だ。時間をかけてゆっくり解決していくしかないと思うぜ」

 確かにスノウにとっては根深い問題だ。オレがどうこう考えたところで、すぐに解決する訳でもない。

「さ、話は終わりだ。飯食いにいこうぜ」


 ルーネ、スノウと合流して1階の食堂に行くと、香ばしい揚げ物の匂いがした。

 『バレルフィッシュのフライ定食』と書かれたメニュー表が目に付き、1日中歩いた空き腹に突き刺さる。半分残っただけいい、という考えはどこか遠くの彼方へ消え去って行ってしまった。

 料理を受け取り、席に着く。

「いやあ、他人から貰ったご飯はおいしいなあ」

「……見せつけるように食べるのは止してくれ。少し悪趣味だぞ」

「はいはい」

「2人で何やってるんですか?」

 事情を知らないスノウが、半分呆れ顔で聞いてくる。

「いや、何も……」

「んー、おいひい」

 全く自重せず夕食を食べ進めるルーネ。一方、スノウは何となく察し、自分の料理に向き直る。素っ気なさが全面に出ていた。

「なあ、バレルフィッシュってどんな魚か知ってるか?」

 ブラウンさんはオレ達のやり取りを一切気にすることなく話を切り出す。まだ手を付けていないフライを、箸で掴んでこちらに向けていた。

「フライにすると美味ですねえ」

「……バレルってくらいだから弾丸のように速い魚、とか?」

 弾丸ーー銃という『モノ』に装填して使われるもの。

 魔獣は『不可逆の紋章』が刻まれた『武器』でなければ殺す事が出来ない。そして、『不可逆の紋章』は弾丸に刻めるほど小型化することが出来ないため、銃は『武器』として実用化される事がなかったそうだ。

 ブラウンさんとは違い、俺は実物を見たことがないので何とも言えないが。

「ルーネもリーフは近いな。バレルフィッシュは速いには速いが、それ以上に銃の弾丸のように黒く、硬い鱗を持っているのが特徴だ。包丁の刃も通りにくいから料理が難しく、第3次開拓時代は食用として見られてなかったんだ。しかし、第4次開拓時代になってバレルフィッシュが沢山釣れる湖をメリコイルで見つけたもんだから、ここの人達は頑張って料理してみたわけだな。そしたらなんと、こんな美味しかったって訳だ」

 ブラウンさんは箸で掴んでいたフライを、美味しそうに頬張った。

「なんだ、ブラウンさんまでオレをからかうのか?」

「ただの老いぼれのうんちくさ。弾丸を食らったような衝撃の旨さってな」

 ワッハッハと笑うブラウンさん。その影でクスリとスノウが笑っていた。






「アピール作戦?」

「うん。まだ言ってなかったよね」

 夕食を食べ終わり、お風呂に入って部屋に戻った後、探偵さんは開口1番に自分の立てた作戦について説明し始めた。

「ハンターはシンボルから依頼を受けて仕事をする。それは分かるよね?」

「はい」

「ハンターに成り立ての5級ハンターは担当者が付いて仕事を見繕ってもらい、自分がどういう仕事に向いているか見極める。どういう方向性で、どういう技術を、どう活用していくのか。リーフ君や僕のような例外はいるけれど、3年から5年程かけて将来の方向性を固め、それでやっと4級に昇格」

 探偵さんは自分と愚か者さんのことを例外と言う。2人が何年で4級ハンターになったのかは知らないが、2人が普通でないことは十分に理解している。

「4級ハンターになると担当者から見繕ってもらう仕事の他に、フリーの依頼を受けられるようになる。フリーの依頼は本人が提示された条件を満たしていれば、自由に選択し、それを受ける事が出来るんだ。ここまで大丈夫?」

「ええ、まあ。4級以上のハンターは担当者が見繕ってくれる依頼の他に、自分で選べる依頼があるってことですよね?」

「バッチリだよ。でもって、こっからが本題。もし、自分が受けたい依頼がその両方になかった場合、僕達ハンターはどんな選択肢がある思う?」

 そう聞かれ、とりあえず机に置かれた水を一杯飲む。

 探偵さんを担当している人は苦労しているんだろうな、なんてどうでもいいことを思いながら。

「担当者に直談判する、とかですか?」

「依頼内容に不満があるならそれもありだね。けどそうじゃなくて、求めている報酬が自分の受けられる依頼に無いときはどうする?」

 求めている報酬。今回の場合は『祈願の指輪』に関する機密性の高い情報のことだろう。

 ハンターでない私にこれ以上考察の予知は無い。だからあまり深くは考えずに答える。

「私に分かる訳ないじゃないですか。もったいぶらず教えて下さい」

「降参かい? つまらないなあ」

「つまらなくて結構です」

 この人のからかい癖は、不快とは言わないまでも癪に障る。こういう時は軽く受け流すが吉だと、随分前に学んでいた。

「こほん。それはね、アピールなんだ」

「アピール?」

「そう。依頼の一切を断り、シンボルのネットワークで自分の求める報酬について、ログが残る程度に検索する。そうすれば『私はこういう依頼を受けたいんです』っていうアピールになるんだ。勿論ただのハンターがこれをしても、シンボルに見向きはされない。けど僕達はジェノでちょっとした有名人になったからね。シンボルとしては僕達に油を売らせるワケにはいかないってワケ」

「そういうものですか?」

「うん、そういうもの」

 それは何だか、回りくどいように思えた。


『人が住む土地は、全部ハンターが開拓したものなのよ。私達の家も、隣の家も、また隣の家も、ハンターが開拓した土地の上に建っている。ハンターはね、自由と繁栄の象徴なのよ』

 

 幼き頃の記憶。まだ小さかった私は、母様からよくそんな話を聞かされていた。何も知らない私は、ハンターと呼ばれる人達について目を輝かせながら聞いていたものだ。

 しかし、現代では開拓の仕事を人形に奪われ、ハンターは自由と繁栄の象徴ではなくなった。開拓領域の守護と称し、いつしか人間同士の小競り合いに首を突っ込むようになった。未開の地の開拓とハンターは、いつしか離れた関係になっていた。

 昔のように未開の地を探索しようと思ったら、『祈願の指輪』を探索しようと思ったら、回りくどくやるしかないのだ。

 まるで、少し前までの私のようだと思った。あの男を探し出すには、回りくどく情報を集めるしかなかった。

 今のハンターも、かつての私も、どうやらそう違いは無いみたいだ。

 私は窓から夜空を見上げる。昔見た星が、今も変わらず夜空で輝く。あの輝きは今と昔で変わっているのだろうか?

「こうして、探偵さんこと僕が考案した、『ドキドキ! アピール作戦!』は功を奏しましたとさ。ちゃんちゃん」

 突然、珍妙な名前を口にする探偵さん。得意げな顔で私を見ている。

 私はそれを聞き、少しだけ頬を緩ませる。

「それ、最初と作戦名変わってますよ」



 夜、探偵さんが寝静まった頃。

 私は息を切らせて起き上がる。疲れているのではない。少し過呼吸気味なだけだ。

 大きく息を吐き、呼吸を整える。

 ベッドから這い出て、探偵さんに気づかれないようにゆっくりと部屋の外に出た。

 時間が時間だから誰もいない。12時を回った廊下は異様に静かで、私としては好ましい。

 どうやらここにも小さな庭園があるようで、私は地図を見てエレベーターに乗り屋上に向かう。

 夜風と共に扉が開く。昼間に行った『ガーデン・ビスマス』より見劣りはするが、それでも立派と言える庭園が目の前に広がっている。

 神秘的、とでも形容すればいいのだろうか。地面に刻まれた『反射の紋章』が月明かりだけを反射させ、鈍く光っている。その光が草や木に当たり、ある種の幻想さを演出していた。

 そして明かりは微かに辺りを照らし、ベンチに座っている人影を浮かび上がらせる。

「あっ」

 その人は空を見上げていた。こちらの存在に気づく様子もなく、唯々呆然と夜の空を。浮かぶのは十日夜の月。優しい光りが彼を包み込んでいる。

 私は彼にそっと近づき隣に座る。

「何してるんですか、愚か者さん?」

 彼はやっとこちらの存在に気がつき、気まずそうに苦笑いをする。

「夕食をあんまり食べれなかったからな。腹が空いてどうにも寝られず、ここに来たんだ。そういうお前は?」

 そう聞かれ、一瞬言葉に詰まる。

「………同じですよ。私も寝られなかっただけです」

「……そうか」

 私は右腕を触り、シロを外に出す。姿は見えない。だが、右腕からは重さが消え、触れている左手には確かな温もりを感じる。

「どうだ、初めての旅は」

「そうですね、普通ですよ。ただ……」


 ただ、他人の存在を不快に思うだけ。

 ただ、他人に心を許せないだけ。

 ただ、私がどうしようもなくねじ曲がっているだけ。

 それだけのこと。


 至って普通だ。至っていつもの私だ。

 あの事件が終わってもなお、私は少しだって変わらない。

 雲が月を覆う。月の光は弱まり、闇が辺りを覆う。

 シロは私の指を舐め、私は頭を撫でて応える。

 頭巾が無いから顔を伏せ、シロが居るであろう場所を見る。せめて表情を、心の内を、愚か者さんに読み取られないように。

「なあ、スノウ」

 愚か者さんの声がする。真面目な様でも気楽な様でもない、ごく普通の声で。

「お前、今日の夕食で笑ってただろ?」

「えっ?」

 私は思わず、彼の方を見てしまう。

 目が合った。

「それを見て、少しだけホッとしたんだ。最近のお前は……何て言うか、気負ってるみたいだったから」

 彼は息を吸って、続ける。

「チームは暖炉に似ているんだ。手をかざせば暖かく、どんなに寒い夜でも自分を安心させてくれる。だから………そんなに抱え込む必要ないんじゃないか? オレ達はチームだ」

「……そういうものですか?」

「ああ、そういうものだ」

 雲が流れて、月の光が再び私達を照らし始める。

 ゆっくりと、ゆっくりと、光が辺りに満ちていく。

 愚か者さんがチームを暖炉に例えるとは、何とも皮肉な話だ。

 氷は炎で溶けてしまうのに。

 だからきっと、彼の言う暖炉の炎は、氷を溶かさない優しい炎なのだろう。

 そんな優しい炎だから、私はその炎に手をかざしたのだろう。そう思った。

 

 




「我が子よ、我が子。よくお聞きなさい」


「これからはあなたが一族の長」


「これからはあなたが一族の意思」


「忘れてはなりません。失ったものの大きさを」


「忘れてはなりません。我々の怒りを」


「あの盗人達は、我々の居場所を消し去った」  「同胞を殺した」  「誇りを辱めた」


「あの盗人達は、私達の全てを奪い去った」


「だから我が子よ。全てを奪いなさい」


「だから我が子よ。私をーー」


 目を覚ます。

 これはまだ、私が幼かった頃の夢だ。

 ああ、父様。あなたはとても勇敢だった。

 ああ、母様。あなたはとても優しかった。

 2人共、一族のことを1番に考えていた。

 本当はずっと微睡んでいたい。あの頃の思い出に浸っていたい。

 だというのに、現実は残酷にあの夢を遠ざける。

 今の私は、あのお二人に並べているのか? 長として、ちゃんと勤めを果たせているのか?

 ………今は計画の事だけを考えよう。それが1番、一族のためになるのだから。

 軽くドアを叩く音が耳に届く。

 ゆっくりと寝床から這い出て意識を覚醒させる。

「奥様、彼が来ました」

「分かった、すぐに行くわ」

 ドアを開けると、使用人が深々と一礼している。

「フクロウ、今あいつは居ないわ。奥様はやめて」

「失礼しました。フィッシュ」

 改めて深々と、使用人ーーフクロウは頭を下げる。私はその前を堂々と通る。

 階段を降り、少々広すぎるリビングへ。こじんまりと置かれたソファに座る男が目に入る。

「邪魔してますよ」

 胡散臭い、無造作な髪をした男。紋章技術が使われたバイザーに高価な指輪が、不相応にも男の顔と左手人差し指に納っている。

 男の名は、チェイン。

「あいさつはいいわ。それで、今夜の獲物は?」

 男は斜め下に視線を配る。そこには齢15前後の女が虚ろな瞳で横たわっている。

「最近の若いのはいいですよねえ、恐い物知らずで。見回ってる局員を避けて深夜徘徊。ツレと居りゃ何も起きないと思ってやがる。ま、俺からすれば有り難い話なんですけど」

 男は満足そうに今晩の獲物について語ると、タバコを取り出し一服しようとする。

「チェイン様、タバコはお控え下さい。匂いはそう簡単に取れませんので」

 フクロウが制止させる。

 男がこの家に居た痕跡は消さなければならない。私は今夜、誰とも会っていない事になっているのだから。

「まあまあ、そう言わず1本くらい。匂いはちゃんと消しますから」

 そう言って男はタバコに火をつける。

 男の言った通り、匂いは出ていない。いや、煙が出た瞬間に匂いのみを消している。この獲物の意識のみを消したように。

「それで、本当に次で終わりでいいんですね?」

「ええ、そうよ。長かった下準備も、これでお仕舞い」

 最後の言葉は男に言ったものなのか、それとも己に向けられたものなのか。噛みしめるように呟く。

「やっと休めるワケですか。ははっ、楽じゃなかったですよ、奥方に付き合ったこの3年は」

「最後まで気を抜かない事ね。油断していると足下をすくわれるわ」

「オレも自分の命はかわいいんでね。今更手は抜きませんって」

 そう言い終えると男が視界から消える。まるでタバコから出た煙のように空気に溶け込む。

 男のことは高く評価している。あの指輪を使いこなせるだけの機転と、分を弁えた身の振り方。3年間治安維持局に捕まらず私達の依頼をこなしてきた能力は本物だ。

 しかし、だからこそ最後の1手に不安がよぎる。信頼している分、予期せぬ不祥事は想定せねばならない。

「フクロウ」

「はい、お任せを」

 そう言って、軽くフクロウが頭を下げる。

 造花から香る人工的な蜜の香りが鼻を満たし、体に僅かながらの充足感と安心感を生む。

 盗人達は気づきもしないだろう。過去に消失したはずの私達が、この地に戻ってきた事に。

 もし気づけたとしても、その時には遅すぎる。

今更ですが、「一章 メリコイル」は本来前に来るべき物語を飛ばして書いています。理由はいろいろありますが、その一つは私自身がこの作品の雰囲気を掴むためです(飛ばした物語は、ハンターとか、魔獣とか、物語の根幹となる存在があまり出てこないので。勿論、そっちはそっちでちゃんと書きます。)。その辺を理解して読んでいただけたら幸いです。

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