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第7話 人の心配をする前に

冷たい雨が降り続き、体の芯まで冷えてきた。

こんな雨の中にミズキもいるんだな。

早くしないと……。

俺にはミズキを早く見つけなければという焦りしかなかった。

いない、いない、いない……。

一体どこにいるんだ?

寒いはずなのに体が熱くなってきたような……。

多分気のせいだろう。

あ、あれ……?

目が霞んできたような……。

俺は建物の陰に隠れて少しだけ休んだ。

そしてミズキを見つけたときのことを考えた。

もし俺がミズキを見つけられたとしても、この後どうすればいいのだろう。

この天気で時間はわからないがそろそろ日が沈む頃だろう。

宿も何とかしなければ……。

でもおっさん達が聞き込みをしてるのにどこかに泊まれるのか?

ミズキを……見つけなきゃ話にならない。

休むのはこれぐらいにしよう。

だるい体を無視して俺はゆっくりと歩き出した。


ゴホッ、ゴホッ……。

歩くだけ、立ってるだけでも辛い……。

完璧風邪ひいたな……。

ミズキは一向に見つからない。

どこにいるんだ……?

そんなことを思ってもミズキは見つからない。

俺は小さな小石でこけるほどよろよろだった。

そして俺は何もない場所で倒れた。

もう立つこともできなかった。

このままここで寝たら、きっとやばいんだろうな。

そんなことを思っても俺は目を閉じてしまう。

最後に見えたのは誰かが走ってくる人影。

「……クロ」

聞き覚えのある懐かしい声……。

そして俺は眠りについた。

読んでいただいたこと感謝します。

さて最後の人は誰でしょう?

それは次でわかります。

感想と評価お待ちしています。

それでは失礼します。

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