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第4話 後の声がでかい

とりあえず俺の家に到着。

けど殴られたあごがいてー。

また殴られると思って腹をガードしたら今度はアッパーなんだもんな。

少しは殴られるこっちの身にもなれ、なんて思ってるとまた殴られるからやめとこ。

「おい、えーっと……」

そういえばまだ名前も訊いてなかったっけ。

それなのに逃げてきた俺って本当に馬鹿だな。

俺が美少女の名前がわからないのが伝わったのか、美少女が名乗った。

「……ミズキ。私の名はミズキ」

「俺はクロって、さっき聞いてたよな?」

ミズキはああ、と言って頷いていた。

とりあえずこの後どうするか……。

今は逃げることしかないのか?

まずはミズキにいくつか訊いてみるか。

「ミズキは何で助けを求めてたんだ?」

「そ、それは……」

ミズキは何故か黙ってしまった。

助けを求めたんだから理由ぐらい教えてくれてもいいと思うが。

「別にいいだろ!!」

「はい? ……いいわけないだろ。ミズキはいいかもしれねぇけど、俺は教えてもらわなきゃ困る」

ミズキは小さく頷く。

その様子を見て俺は当たり前のことを訊いたつもりだが、ミズキは人に言いたくないことなのかもしれない。

そう思うと俺って無神経だな。

「えっと、だ、だから……」

すると扉を叩く音と声が聞こえてきた。

「あー、すみません。ちょっと人を捜してるんですが協力お願いします」

おっさんの声だ!!

「何でおっさんがここに来るんだよ」

「知るか!」

「ば、馬鹿!! でけぇ声出すな!!」

って、俺も出しちゃった……。

完璧聞こえたよな……。

おっさんは叩くことも呼びかけることもやめていた。

仲間を呼んでるのかもな。

とりあえずここからも逃げるか。

俺は茶色の地味なローブをミズキに渡し、俺もローブを着た。

ミズキがローブを着ると、ミズキの手をひいて窓から家を脱出した。

俺の予想通りおっさんは仲間を呼んでいたようだ。

俺はこれからどうするのか全く考えていなかった。

読んでいただいたこと感謝します。

ようやくミズキの名前が出ました。

もう少し前に出すつもりだったんですが、まぁいいですかね。

感想と評価お待ちしています。

それでは失礼します。

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