表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/119

何でも屋

我々は此の社会に暮らす「労働者」と言う存在である・・労働者は確かに夢と希望を叶える場所かもしれない。


だが「労働する言動」は人其々である・・そして筆者は色々な労働者から労働の秘訣を教えて貰った。

俺事「神宮平八」の仕事は・・単純に言えば「何でも屋」詰まる所言えば「御助け屋」である・・具体的に言えば「高齢者の墓洗いの代行」や「身寄りの無い高齢者の部屋の掃除」等の「雑務」の代行をしている。


其れ以外何でも無い・・早い話で言えば他の食い扶持が無くて此のまま就活難民に成って仕舞うと言う状況であったが運よく此の会社に拾われて何とか生き残る事が出来たのである。


本来ならば此の今の時代は「就職浪人」と言う単語は「社会」と言う存在に取って色々と現代社会の風潮として「就活浪人」と言うのは非常に不都合でな事が多いからなあ・・何しろ俺の大学でも「就職活動」が上手く往かずに「就職浪人」をする友人も要る位だ。


だから俺は有る意味救われたのかも知れない・・流石に昔みたいなバブルの様な「例え一般的な大卒でも一流の大企業への就職」や「年収700万」と言う現象はもう当分否俺が生きている間には来ないだろう。


そして・・「民自党政権」否「非民自連立政権」の時に・・否如何だったけな?「バブルの崩壊」が「1991年から1992年の間」だから、あの時は「非民自連立政権」だったかな?


まあ兎に角当時の「木橋 竜次郎 きばし たつじろう内閣総理大臣」が「派遣社員制度」を創りだしたんだよなあ。


まああの時は・・今から10数年前の「就職氷河期」と言う現象が如何しても起きたからなあ・・其の時と比べたら・・まあ多少は上向きに成ったよなあ。


さて、そろそろ仕事に取り掛かりますかねチャンと仕事が出来なければ「労働者」は「給料」と言う仕事の対価を貰う事が出来ないからなあ。


其れが「労働者」と言う現代社会での「一般国民」が「生存」する為の方法の一種である・・そして今回の仕事は「墓洗いの代行だそうだ。」


この仕事を依頼したのは「秋山 スミレ 御年97歳」だそうだ・・成る程可なりの御高齢の方が「今回の依頼人」か。


さて「今回の墓洗い代行」は字の如く「理由が有って清掃作業が出来ない人間を代わりに我々何でも屋」がやると言う状況なのだ。


確かに此の年齢では「清掃作業」なんで危険だからなあ・・だからこそ「何でも屋」と言う足代わり又は手代わりに「何でも屋」に頼べば・・自分の代わりにしてくれる


この様な商売は古くから「請負人」と言うらしい・・さて今俺は同僚の「武市一さん たけいち はじめ 22歳」と一緒に頼まれた墓場が有る場所まで車に乗りながら着くまで暇だったので・・


「武市さんとの会話」をする事にしたのだ・・「以下 会話の内容」

 それにしても6月に成ると蒸し暑くなりますねえ・・ああ秋の様に多少涼しく成りませんかねえ?


 まあ武市さんの言いたい事は理解できますけどね・・仕方が無い事を言っても仕方が無いじゃないでか。


 其れよか「此れからの世の中」でも話し合いましょうよ・・まあ4年位前の「日本民主党時代」は政治的にグダグダでしたけど、又民自党政権に成ってから多少政治的にマシに成ったじゃないですか。


ああそうだな・・確かに俺達一般人なんか「政治家のお偉いさんの小難しい話」には全然付いて行けないからなあ。


そう言えば「平八さん」が言うとおりに「民自党政権」に成ってからは多少マシに成ったけどさ・・民自党政権が長く続けば「汚職政治や料亭政治の再来」が来るんじゃないの?


まあ、言えていると言えば言えているなあ・・まあ確かに名前自体は忘れたが海外の昔の政治家のお偉いさんが言っていたが「長期政権と言う存在は緩やかな独裁政治」と言う単語を残しているからなあ。


ははは「独裁政治」ねえ・・まあ結局は多くの国民に利益が出るのなら「独裁政治」でも俺自身は別にいいけどねえ。


まあ御堅い話は此れ位にして「今月の給料」は「平八さん」は如何するよ・・まあ俺自身は「半分以上は貯金」に回して「4割」が「生活費」に取られて・・残り1割を「趣味」に回すがねえ。


正直俺自身も「一さん」と同じで「貯金回し」と「生活費」で「9割方」消えて無くなるよ。


まあ自分の趣味は「中古のテレビゲームを買い漁り」や「中古のCDのゲット」が趣味なんだけどねえ・・中々今の給料じゃ新品なんか買えやしねえさ。


ああ全く同感だ・・新品を真面に変えるのは此れから5年や10年頑張らないといけないがな・・やっと目的地に着いたか」


そう言い俺と一さんは目的の「墓場」まで歩き・・最初に「依頼者」に到着の電話を掛けて・・墓の周りに要るであろう霊に対して「すみれさんの代わりに墓掃除をしに来た・・「かみのみやへいはち」です。」と言う感じで手を合わせてお祈りをした。


そして俺と一さんは「墓の掃除」を丁寧に丁寧にしたのである・・そして此の仕事を終らせたのである。


此の「秋山 スミレ」さんは「うちの会社」の「お得意様」で実の所を言えば昔は割と大きな会社の社長夫人をしていたそうだ。


そして・・その会社は最終的には「すみれさんの息子」に受け継ぎ・・そして今は「すみれさんの孫」が先程の会社の会長を務めているらしい。


まあ俺達から見れば殿上人の存在なんだけどな・・まあ依頼を終えて今日は一旦内に帰った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ