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「・・・・・・・・・・・・・・・うん・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・ママは、どうなったの・・・・・?」
「ああ、お前の母親か。いまのところ、一命は取り留めている。まだ、生きている。近所の人が母親だけに気づいて助けたらしい。」
「・・・・・・・・・・・・そう。」
そういって少年は下を向いた。
「・・・母親といられないことが、そんなに悲しいのか?」
「うん。」
「まぁ・・・・その、なんだ。」
少女は真っ白な手を少年の頭に乗っけた。そして少し動かす。少年は母親にやられている感じがして気持ちよかった。
「・・・・・・つまりだな。また、会えるさ。」
そういって強引に手を動かす。それに合わせて少年の頭も動く。
「・・・・・・うん。」




