096_どんどんお菓子く。
引き続き、暴走迷宮を踏破していく暴走娘さんです。
時間はそれほど経過せず。
鼻歌散歩程度の労力で、適度に深層へと進んでいきます。
おもちゃの兵隊、カードの衛兵、ぬいぐるみの怪獣、モケケピロピロ、なみいるダンジョン獣を、ピンクにカラーリングされた拳銃、コルトM1877、通称”サンダラー”を模したやつで、撃ち倒しながら、進む少女でです。
軽快にlevelUPも行っていきます。
今朝はいつもの通りlevel0、迷宮の獣がそこそこ強く、階層を進んでいく、つまりは、dungeonCoreに近づくにつれて、さらに強くなり、難易度上昇に伴って、獲得経験点も上昇していくので、加速度的にlevelが上がっていきます。
「job”dungeon explorer”skill”floor search”げとー、めいきゅーなのに、まよわないー、とは、これいかにー♪」
適切なjobを選択し、便利なskillを獲得し、天井知らずな能力値を持ってして、規格外の精度で振り回していきます。
本当にそのまま、お散歩とかわりません。
この暴走した迷宮のカラーリングに合わせて、いつの間にか、エプロンドレスにコスチュームが変化しています。
「job”Alice”げとー、いべんととっこうこすちゅーむげとー、”wonderland”ってなにー?」
卵型の紳士が斧を持って遅いかかかってきたりもしますが、なにもしないうちに転んで割れて、勝利の凱歌が流れていきます。
「えっぐまん?」
半熟なヒーローだったのかもしれません。
三月うさぎに、首切りうさぎ、勝手にミートパイになって、口元にとびこもうとするうさぎ。
「けっこうおいしー」
平然と、パクリムシャリと食べてしまう少女であります。
味は良いようです、
罪悪感やら、ひどい嫌悪感やらを与えるはずのデバフは、少女の神様クラスの能力値によってレジストされてしまっています。
「にしんのぱいよりはすきー、あと、そろそろあついこーちゃがいっぱいこわいー」
空っぽのティーカップとソーサーが宙を飛んで襲いかかってきいます、中身の入ったティーポットを器用にキャッチして、高い位置からそれを注ぎます。
「みるくきぼう?」
いかれたお茶会を存分に堪能しながら、優雅にステップを踏みつつ、進む少女でございます。
軽快な音楽もどこからか聞こえてきます。
水タバコをやる芋虫を”ていや”と踏みつけながら、踏破続行、お嬢様でございました。




