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089_ほろ酔いで世界を保守。

 昼間飲み、肉鍋囲み、酔っ払い。

 ガンマンと少女と神主さんと神様の三人と一柱。

 いい感じに酔ってきた瞬間に、脳内直接神託、というかバグ報告、で、神様大笑い。

 やってられるかー、と、ちょっと無視するところではあるけれども、

 眺めてみると、そう大した作業量ではなく、


「まあ、勤務時間内ではあるんだよなw」

「この不良サラリー神w」

「世の中はC調で無責任♪コツコツやるやつぁごくろーさん、ってなw」

「神様の言う台詞じゃねーんじゃねーか?知らんけどw」

「しらんけどw」


 酔っ払いに共に素面でついていける、お嬢ちゃんもかなりの大物ではございますね。


 よ、っは、と、おもろに立ち上がり、謎のポーズを決める、赤ジャージの神様。

 青ジャージの神主さんと絡んで、床屋の看板を模したりはしません。


「神様何やってんのw」

「電波の状態が悪いでやんの、アンテナの向きとか変えてみよーかと」

「それは酔っているせいでは?」

「まだ一升も飲んでないよw」

「枡で測るな、じょうごで飲むなw」

「季ちがいじゃが仕方があるまいw」


 なぜに手毬唄ムーブに?

 ああ、酔ってるんですねみなさん。


「よし、きてますきてます」

「何がきとるん?」

「はんどぱわーです、ほれ、湯呑みを抜けて、コインがー」

「色々混ざっていんなおいw」

「くろめがねだーw」


 よし、掴んだ。と、一声あげて、受信を始めました。

 こう、読み込みのバーが、空間に浮かんでいきます。


「90%くらいで長く止まるんですよね、これ」

「あー、混沌流出経由で新実装とかしている時に、宙に浮かんで見えるあれねw」

「うごかないとしんぱい」


「よし、わかった!そして良かった、他人に投げれる案件だ!」

「いやまあ、神様が直接動く案件の方が怖いですよ?」

「……みな不安よな、神様動きます。こう、ぬるぬると?」

「触手持ちは邪神なんよなー、生やすな生やすな、撃つぞー」

「撃ってからゆうなし!ああ、触手が弾丸で抉られた様に痛い!」

「あたってる、あたってるw」


 すったもんだがありました。


 そののちに、神様曰く。


「少女よ、その権能で悲劇を防ぐがよい!」

「おー、それっぽいw」

「仕様書出しときますねー」


 事務仕事は神官さん担当です。


「おー、それっぽい」

「いや、いつ用意したし、結構、みっしりと書かれてんなおいw」


 ガンマンと少女が、A4に書かれた文章を読み込んでいきます。

 3枚、みっちりと、印字されていました。

 ペーパーレス社会ではなかった様です。


「言うても手書きが結構便利なんですよね」

「この書体と筆記速度で手書きというところがすごいなwまさに神業」

「呼んだー?」

「呼んでねーよ酔っ払いw」 


 てなもんや。


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